ユキ・シオン

ネコタチ

１１Ｐ

「んー、なになに？子猫ちゃん、ライガーとセックスしたの、かも？」


「ブッ！！？ゴホッゴホッゴホッゴホッ！ろ、露骨、すぎんだろドクトル……」


　口に含んで、飲み込む寸前のお茶を噴射。向かいで卵焼きを綺麗に食べきったドクトルの顔にかかったが、謝ってやらねーから。


　見ろ、香さんも笑ってハンカチを差し出そうともしねぇ。酔ってるし、めっちゃ笑ってんな。


「そうそう、ソッチが気になっておったのじゃ！シオン君はまだ子供じゃしわしよりも小柄ゆえ、人間の竿なら大丈夫にしろ。あの巨体のライガーの竿が入ったらナカが破裂してしまうんじゃなかろうかとなぁ」


「馬よりデカいって噂のライガーのペニス、入れただけでも昇天する、かも？ねぇねぇどんな形？動いたらどんなだった？」


「か、形ぃっ！？破裂なんかしねぇわっ！こ、こ、こ、小柄でも、ちゃんとほぐしてくれてたし３回目だったから……って、何を言ってんだ俺はっ！？」


　２人そろって大爆笑。ちくしょうめ。


　俺は年齢の割に小柄で、よく中学生と間違われる。童顔だし、美人だって女に間違われることも多々。気にしてんのに。女みたいで美人なのは、悠一は好きだって言ってくれるから気にならなくなったけどさ。


　あと１０センチは身長が欲しい。欲を言えば緋桜さんくらいバランスよく身長を伸ばしたい。緋桜さんは俺の理想、見た目だけ。


　でもそうなったら悠一を見下ろすのか。それはそれで面白そうだけどさ、エッチの時が複雑だよな。なんて。２人の影響が……