地球防衛チームテレストリアルガードの都合!? 10章

のどか

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第10章 侵略者を撃つな!

侵略者を撃つな! 32

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 日向愛は感心しきり。
「へ~・・・」
 南原主管。
「歩いてみよっか、この状態で!」
「はい!」
 日向愛の身体は立ち上がり、そして振り返り、自分の頭部をイスに置きました。その眼は前方を見てます。
「じゃ、行きます!」
 首のない日向愛の胴体が歩き始めました。南原主管はそれを見て、
「あは、思ってた以上になめらかじゃないか!」
 日向愛の頭部はまたもや照れ笑い。
「あはは・・・」
 けど、隊長はしらけた眼でそれを見てました。
「なんだよ、これ? たかがメインカメラをやられただけだ! とでも言わせたい気なのか?」
 南原主管は隊長を見て、
「どうです。明日飛行実験をしてみませんか」
 隊長はびっくり。
「ええ、もう? リハビリは?」
「見ての通り、な~んの問題もないじゃないですか?」
 隊長は思いました。
「おいおい、リハビリを含めて、完成まで6ケ月かかると言ってなかったか? ま、早い分には構わないが、いくらなんでも早過ぎるだろ、これって?」
 けど、口ではこんなことを言いました。
「ふふ、わかりました!」
 南原主管は今度は日向愛を見ました。
「今日はもう帰っていいよ」
 今度は日向愛がびっくり。
「ええ、もう帰ってもいいんですか?」
 南原主管は笑顔で応えます。
「もちろん!」
「あは!」
 日向はまたもや笑顔になりました。隊長は日向愛の検査着を見て、
「しかし、その服じゃなんだな。念のためにえびちゃんが昔使ってた服を持ってきた。着てみるか? 君の身体は元々えびちゃんの身体だ。サイズ的にはちょうどいいと思うぞ」
「あ、はい。お願いします!」

 更衣室。研究員のための更衣室のようです。たくさんのロッカーが並んでます。その中央にテーブルがあり、そこに紙袋が置いてあり、その中から衣服がこぼれ出ています。その傍らでは日向愛が着替えてます。
 今日向愛はパンツ一丁の状態。その日向愛は自分の胸を見下ろして唖然としてます。
「ええ~!・・・」
 実は日向愛は金目ひなた時代、小6なのに胸はDカップもありました。が、今の身体はAカップもありません。少し膨らんでるだけ。唖然として当然なのです。
「海老名さんて16歳で亡くなったと聞いてたけど、こんなに胸が小さかったの?・・・
 もしかして・・・」
 日向愛はパンツをめくりました。するとなんと陰毛が1本も生えてません。つるんとした状態。日向愛は笑うしかありません。
「あははは・・・」
 実は日向愛は12歳なのに陰毛がかなり濃く、それが悩みの種でした。だから陰毛が生えてないのはある意味歓迎なのですが、しかし、まったく生えてないのも困りものです。
 と、日向愛の脳裏に夢の中で逢った海老名隊員が出てきました。
「ふふ。私、このまま地獄に逝くつもりだったけど、あと半年はこの世に残ることにする」
「あの人、幽霊になって37人殺したと言ってたよなあ・・・」
 日向愛はそうつぶやくと、あたりをキョロキョロ。
「もしあの人の幽霊がここにいたら?・・・」
 もし海老名隊員の幽霊に監視されてるといのに、胸のサイズや陰毛で文句を言ったら・・・
 胸のサイズや陰毛は女の子にとって、とってもデリケートな部分。海老名さんも気にしてたはず。それに文句を言ったら、きっと私も呪い殺される?・・・
 日向愛は身震い。胸と陰毛の不満は封印することにしました。

 昼間の街道。テレストリアルガードのカラーリングが施されたセダンが走ってます。運転してるのは隊長。助手席には海老名隊員の私服に着替えた日向愛がいます。隊長が切り出しました。
「あは、まさか首がついたその日にいきなり退院だなんて、思ってもみなかったよ。最初は半年はかかると言ってたのに、なんだ、1ケ月で退院したじゃないか!」
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