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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 16
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寒川隊員とユラン岡崎の会話が続いてます。寒川隊員。
「東京に落ちるはずだった水素核融合弾が迎撃ミサイルが中途半端に当たったせいで進路がずれ、オレが住んでた町に落ちてきたんです」
「もしかして君がいたバンドは、それで?」
寒川隊員はうなずいて、
「ええ、みんな、きれいさっぱり蒸発しちゃいました。オレの高校も、オレが生まれ育った町も、オレの家も・・・」
「両親は?」
「両親も、お姉ちゃんも、妹も、家族全員・・・ オレは高校をサボったせいで、なぜか救われてしまいました・・・」
「そっか・・・」
と言うと、ユランは黙ってしまいました。何か罪悪感を感じてるようです。空気が一気に重たくなりました。これはまずい・・・ 寒川隊員は慌てて、
「あは、すみません。しみったれた話をしちまって」
それに対しユランは、何か返事をしたようです。唇が動きました。でも、声が聞こえてきません。かなりショックを受けてるようです。完全に気まずくなってしまいました。
ともかくこの雰囲気を替えないと! と思った寒川隊員は、話題を変えました。
「ユランさん。今度セッションしませんか?」
「ああ。自分は毎月1回セブンスカーペットでライヴさせてもらってる。次は来月16日だ。そんとき」
ユランは今度はちゃんと応えることができました。寒川隊員は話を続けます。
「OK! その前に練習しませんか?」
「いや~ すまないなあ。オレもいろいろと忙しくってね・・・」
「そうですか。じゃ、来月16日、ぶっつけ本番で?」
「ふふ、わかった!」
2人の呑み会はこれでお開きとなりました。
真昼の街中の広場。寒川隊員がアコースティックギターを鳴らし、すみれ隊員が歌ってます。それをたくさんのオーディエンスが幾重にも囲って聴いてます。
それだけではありません。近くのデパートのテラスからも、駅とデパートをつなぐ歩道橋からも、たくさんのオーディエンスが立ち止まり、耳と眼を傾けてました。
オーディエンスから少し離れた位置に、私服姿の隊長がいます。また警官の姿が要所要所にあります。寒川隊員はギターを弾きながらそれを見て、
「あは、隊長、今日もストリートライヴの許可申請を出したな。毎回毎回警官に守られてストリートライヴやるなんて、なんか変だなあ・・・」
と、思わず苦笑してしまいました。
隊長はたくさんのオーディエンスを見回して、
「ふふ、短期間でこんなにも人を集めてしまうなんて・・・ すごいじゃないか、バイオレット&ユタカ! そろそろ大きなコンサートホールを用意した方がいいんじゃないか?」
内心笑ってる隊長ですが、実はかなり気になる情報を取得してました。それは寒川隊員にも伝えないといけない情報です。けど、いまいち信用できない情報でもありました。なのであえて無視を決め込んでました。
ポロロ~ン、寒川隊員は最後の音を弾き終えました。と同時に、ものすごい大声援が起きました。
「うぉーっ!」
それに応える寒川隊員。
「ありがとう、みんな!」
けど、やはりすみれ隊員は相変わらずの無表情、無反応です。寒川隊員のMC。
「オレたちバイオレット&ユタカは、来月16日セブンスカーペットというライヴハウスでライヴをやります! ユラン岡崎という先輩歌手と合同ですが、初めてのメインアクトです!
それが成功したら、今度は大きなコンサートホールでやろうと思います。それには力が必要です! みなさん、オレたちを応援してください!」
それに観客たちが応えます。
「いいぞ、やれやれーっ!」
「応援してるぞーっ!」
寒川隊員がそれに応えます。
「ありがとーっ! じゃ、次の曲、行きます!」
「東京に落ちるはずだった水素核融合弾が迎撃ミサイルが中途半端に当たったせいで進路がずれ、オレが住んでた町に落ちてきたんです」
「もしかして君がいたバンドは、それで?」
寒川隊員はうなずいて、
「ええ、みんな、きれいさっぱり蒸発しちゃいました。オレの高校も、オレが生まれ育った町も、オレの家も・・・」
「両親は?」
「両親も、お姉ちゃんも、妹も、家族全員・・・ オレは高校をサボったせいで、なぜか救われてしまいました・・・」
「そっか・・・」
と言うと、ユランは黙ってしまいました。何か罪悪感を感じてるようです。空気が一気に重たくなりました。これはまずい・・・ 寒川隊員は慌てて、
「あは、すみません。しみったれた話をしちまって」
それに対しユランは、何か返事をしたようです。唇が動きました。でも、声が聞こえてきません。かなりショックを受けてるようです。完全に気まずくなってしまいました。
ともかくこの雰囲気を替えないと! と思った寒川隊員は、話題を変えました。
「ユランさん。今度セッションしませんか?」
「ああ。自分は毎月1回セブンスカーペットでライヴさせてもらってる。次は来月16日だ。そんとき」
ユランは今度はちゃんと応えることができました。寒川隊員は話を続けます。
「OK! その前に練習しませんか?」
「いや~ すまないなあ。オレもいろいろと忙しくってね・・・」
「そうですか。じゃ、来月16日、ぶっつけ本番で?」
「ふふ、わかった!」
2人の呑み会はこれでお開きとなりました。
真昼の街中の広場。寒川隊員がアコースティックギターを鳴らし、すみれ隊員が歌ってます。それをたくさんのオーディエンスが幾重にも囲って聴いてます。
それだけではありません。近くのデパートのテラスからも、駅とデパートをつなぐ歩道橋からも、たくさんのオーディエンスが立ち止まり、耳と眼を傾けてました。
オーディエンスから少し離れた位置に、私服姿の隊長がいます。また警官の姿が要所要所にあります。寒川隊員はギターを弾きながらそれを見て、
「あは、隊長、今日もストリートライヴの許可申請を出したな。毎回毎回警官に守られてストリートライヴやるなんて、なんか変だなあ・・・」
と、思わず苦笑してしまいました。
隊長はたくさんのオーディエンスを見回して、
「ふふ、短期間でこんなにも人を集めてしまうなんて・・・ すごいじゃないか、バイオレット&ユタカ! そろそろ大きなコンサートホールを用意した方がいいんじゃないか?」
内心笑ってる隊長ですが、実はかなり気になる情報を取得してました。それは寒川隊員にも伝えないといけない情報です。けど、いまいち信用できない情報でもありました。なのであえて無視を決め込んでました。
ポロロ~ン、寒川隊員は最後の音を弾き終えました。と同時に、ものすごい大声援が起きました。
「うぉーっ!」
それに応える寒川隊員。
「ありがとう、みんな!」
けど、やはりすみれ隊員は相変わらずの無表情、無反応です。寒川隊員のMC。
「オレたちバイオレット&ユタカは、来月16日セブンスカーペットというライヴハウスでライヴをやります! ユラン岡崎という先輩歌手と合同ですが、初めてのメインアクトです!
それが成功したら、今度は大きなコンサートホールでやろうと思います。それには力が必要です! みなさん、オレたちを応援してください!」
それに観客たちが応えます。
「いいぞ、やれやれーっ!」
「応援してるぞーっ!」
寒川隊員がそれに応えます。
「ありがとーっ! じゃ、次の曲、行きます!」
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