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~第一章~
思わぬ助っ人
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リエラさんからの謝罪を受けた。
どうしたらいいのか、考えがまとまらなかったが今の率直な気持ちを話そうとすると、リビングの方から私の名を呼ぶ声が聞こえてきた。
「アクア……」
そこにはオリヴァーさんとジェイクが気まずそうに立っており「盗み聞きしてごめん。」と言った。
二人はゆっくりと私の元へやって来て頭を下げた。
「……アクア、俺からも謝罪させてくれ。サマンサが本当にすまなかった。あの子がした事は本当に卑怯で卑劣で非道な行いだ。許される事ではない。本当にすまない。」
「いつか何かとんでもない事をやらかすって俺思ってた。それでも王都から離れて、あの女と縁を切れば俺には関係ないって心の何処かで考えてた。気がついていた俺が止めさせなきゃいけなかったのに逃げた。そのせいでアクアはこんな事に……。本当にごめん。ごめん……本当にごめんなさい。」
私に向けられた謝罪。下げられた3つの後頭部。
どれを見ても、聞いても、心が揺れ動かない。
トロイは、よく私の事をお人好し過ぎて誰も咎めないって言ってたけどそれは違う。私の中でサマンサを許すなんて選択肢は絶対になかった。
長年虐げてきた王城の人達や貴族、そして私を裏切った愚かな婚約者への怒りとは比べ物にならない程怒っていた。
例え本来あるべき場所に戻っただけだとしても許せない。あっちが本物で私が偽物。言い分としては間違ってないのかもしれない。
だけど私の家族や居場所を奪った事には変わりない。
理不尽で自分勝手な言い分かもしれないけど、私はあの日からずっとそんな事を思っていた。
しかもサマンサが……本物の第二王女様が……ただのクソ女だって事を此処に来てから知った。
そんな相手をどうやって許すの?
サマンサを育てたこの人達には悪いけど許すなんて到底無理。ありえない。
ぐちゃぐちゃで狂いそうな怒りを無理矢理押さえつけながら私は冷静に話した。
「私はあの人がどんな環境で育ってあんな人になったのかは知りません。想像すらつきません。でもあの人はもう17歳で来年には成人します。自分で善悪を考えて動くことができる歳です。それでもあの人は今の道を自分で選んで進んでる。それがどんなに人を不幸にするか、人の恨みを買うかなんて考えず。自分の行いで家族が謝罪するなんて考えてもいない。…………私は皆さんが嫌いではありません。こんなにもお世話になって本当に助かっています。ですが私はあの人を許す事は出来ません。愛する家族と引き離したあの人を許す事が出来ません。皆さんの大切な方だと知っていますが、私はあの人が嫌いです。 」
話している途中、何度も胸が締めつけられる思いがした。何度も話すのを止めてしまいたかった。言葉にしていると、どんどん憎悪や悲しみが沸いてきた。
苦し気な私の態度を感じとったのだろう。
オリヴァーさん達も苦しそうな表情で黙って最後まで聞いてくれた。
娘を貶す女の話を最後まで聞いてくれた。
重くて苦しくて逃げ出したくなるような空気が漂い、長い沈黙が続いた。
「…………許さなくていい。……許してはダメよ。」
リエラさんの小さな声が響いた。
「あの子がした事は本当に許されない事。憎まれて当然、恨まれて当然なの。……嫌いになるのだって仕方ない事よ。だって貴女が大切にしてきた物を全て奪ったのだから……」
「ああ、そうだ。許すなんて考えなくていい。私達に気を遣う必要だってない。むしろ私達も責め立てられるべきだ。……と言いたいがこれは俺達の自己満足だな。罪悪感から責められたいなんてそれこそ自分勝手な思考だ。すまん……」
「アクア、本当にごめん。こんな事まで言わせて……」
静かに気まずい雰囲気が流れていると突然家の扉がドンドンと叩かれ、そして勝手に開いた。
扉から現れたのは酒瓶を両腕に抱えたトロイだった。
「あ、夜にすみませんね。いやぁ~、何だか飲みたい気分になりまして酒持ってきたんで飲みませんか?」
此処は他人の家、しかも自分は招かれてない来客なのに強引に家へと入って酒を机に並べる無作法者。
それは好意的に誘ってる人間の態度じゃない。
ほとんど押し売りのセールスマンのやり口だよ。
「えっ……と、酒?」
「な、なんで……」
「あ、あの……家の鍵は……」
「鍵? あ、開いてましたよ! 不用心ですから気をつけて下さいね。」
トロイが私の護衛だと知っているからか、オリヴァーさん達は我が物顔で家を歩かれても止める事が出来ずに困惑していた。
そしてリエラさんの至極全うな質問に対して、ニコニコと笑っているトロイの笑顔を見てピン!ときた。
ア、アウトーー!!!
それらしく言ってるけど、私にはわかるから!
あんた絶対ピッキングしたでしょ!
わざとこのタイミングで入ってきたでしょ!
頭の痛くなるようなトロイの行動に怒ってやりたかったが、その反面ホッとして泣きそうにもなっていた。逃げ出したかった気まずい空気が軽くなり、助かったと心の底から思ってる自分がいたから。
そしてトロイに乗せられる形で、私達は晩酌? 飲み会? いや飲ませられ会をした。
オリヴァーさんとリエラさんに酒を飲ませる会。
トロイが軽い口調で酒を進め、断らせないように逃げ場を失わせて飲ませて酔わせる悪魔のような会だった。
案外楽しそうな雰囲気だったから下手に口出しも出来ず、未成年の私とジェイクはおろおろとしながらその様子を見つめ、つまみを食べ続けた。
トロイの事だ。
2人の限界以上は飲ませないだろうし。
何か考えがあっての事だろう。……多分。
「だぁーかぁーらぁー! あのバカはぁー親の言う事なんかぁー、ちっとも聞きやしねぇんだぁー。ちょっと叱りつければ、泣きわめいて近所中に助けを求めやがる。自分を被害者にしたてあげてなぁー!」
「そうよーそうよー! あの子は自分が神様にでもなったつもりなのよ! いつも、いつも、私はヒロインで本当はお姫様なんだぁーって言ってたんだから! 私みたいな無能な平民は自分に仕えるべきだぁーって毎日、毎日……うるせぇーんだよぉー! 何がここは私の世界なのよ! だー! そんな事知るかぁー!」
深夜に回った頃、ベロンベロンに酔っ払った二人はこれまでの鬱憤を吐き出すかのようにサマンサへの恨みや17年間で起きた出来事を話していった。
色んな話を聞かされたせいで二人がソファーで寝落ちする頃にはサマンサの服の趣味や食べ物の好みまで把握していた。
「良い情報収集になりましたね。」
二人と同じ分量の酒を飲んだ癖に何の変化もなく、ケロっとしてるトロイ。
「あ、あんた酔わないのか……」
化け物を見るようにジェイクが問いかけると馬鹿にしたように鼻で笑い、自分が飲んでいた酒瓶を指差して「これは水だ。」と最低発言をした。
「は? み、みず……?」
「情報収集の際に相手には強い酒を飲ませ、自分は弱い酒を飲む。こんなのは常識だ。……まぁ今日はアクア様が居たから水に変更したがな。」
…………護衛としては立派だと思う。
その誇らしげな顔を見ても褒めてあげたいって思う。
でも酔わせた人間の息子の前でその態度はどうなの?
はっきり情報収集の為に酔わせたって言ったし、フォローのしようがない。
しかもトロイってば、リエラさんとの会話の中でリエラさんが王都1の大商会の奥方様と知り合いだという情報を得た。
幼馴染みで、生まれた街から一緒に王都へやって来た親友なんだって。
だからトロイは詐欺にも近い手法で酔っているリエラさんに王都1の商会 ルベンス商会への紹介を頼んだ。
酔っぱらって意識が朦朧としているリエラさんに念書まで書かせて……
『リエラはアクアをルベンス商会に紹介する。』
酔っぱらっているせいか、歪んだ文字で子供っぽい文章が書かれてあった。
その念書の紙を大事そうに懐にしまったトロイはまたも爆弾発言をした。
「ルベンス商会への渡りもつけられそうですし、本日は収穫が沢山ありましたね! アクア様!」
ニヤリと私に笑いかける。
ちょ、止めてよ!
そこで話を振られたら、私が悪の親玉みたいじゃん!
一人で計画して始めたんだから最後まで責任とんなさいよー!
ジェ、ジェイク? 違うからね!
私は貴方のお父さんやお母さんを嵌めたりなんかしてないからね!
その疑ったような目はやめてーー!
どうしたらいいのか、考えがまとまらなかったが今の率直な気持ちを話そうとすると、リビングの方から私の名を呼ぶ声が聞こえてきた。
「アクア……」
そこにはオリヴァーさんとジェイクが気まずそうに立っており「盗み聞きしてごめん。」と言った。
二人はゆっくりと私の元へやって来て頭を下げた。
「……アクア、俺からも謝罪させてくれ。サマンサが本当にすまなかった。あの子がした事は本当に卑怯で卑劣で非道な行いだ。許される事ではない。本当にすまない。」
「いつか何かとんでもない事をやらかすって俺思ってた。それでも王都から離れて、あの女と縁を切れば俺には関係ないって心の何処かで考えてた。気がついていた俺が止めさせなきゃいけなかったのに逃げた。そのせいでアクアはこんな事に……。本当にごめん。ごめん……本当にごめんなさい。」
私に向けられた謝罪。下げられた3つの後頭部。
どれを見ても、聞いても、心が揺れ動かない。
トロイは、よく私の事をお人好し過ぎて誰も咎めないって言ってたけどそれは違う。私の中でサマンサを許すなんて選択肢は絶対になかった。
長年虐げてきた王城の人達や貴族、そして私を裏切った愚かな婚約者への怒りとは比べ物にならない程怒っていた。
例え本来あるべき場所に戻っただけだとしても許せない。あっちが本物で私が偽物。言い分としては間違ってないのかもしれない。
だけど私の家族や居場所を奪った事には変わりない。
理不尽で自分勝手な言い分かもしれないけど、私はあの日からずっとそんな事を思っていた。
しかもサマンサが……本物の第二王女様が……ただのクソ女だって事を此処に来てから知った。
そんな相手をどうやって許すの?
サマンサを育てたこの人達には悪いけど許すなんて到底無理。ありえない。
ぐちゃぐちゃで狂いそうな怒りを無理矢理押さえつけながら私は冷静に話した。
「私はあの人がどんな環境で育ってあんな人になったのかは知りません。想像すらつきません。でもあの人はもう17歳で来年には成人します。自分で善悪を考えて動くことができる歳です。それでもあの人は今の道を自分で選んで進んでる。それがどんなに人を不幸にするか、人の恨みを買うかなんて考えず。自分の行いで家族が謝罪するなんて考えてもいない。…………私は皆さんが嫌いではありません。こんなにもお世話になって本当に助かっています。ですが私はあの人を許す事は出来ません。愛する家族と引き離したあの人を許す事が出来ません。皆さんの大切な方だと知っていますが、私はあの人が嫌いです。 」
話している途中、何度も胸が締めつけられる思いがした。何度も話すのを止めてしまいたかった。言葉にしていると、どんどん憎悪や悲しみが沸いてきた。
苦し気な私の態度を感じとったのだろう。
オリヴァーさん達も苦しそうな表情で黙って最後まで聞いてくれた。
娘を貶す女の話を最後まで聞いてくれた。
重くて苦しくて逃げ出したくなるような空気が漂い、長い沈黙が続いた。
「…………許さなくていい。……許してはダメよ。」
リエラさんの小さな声が響いた。
「あの子がした事は本当に許されない事。憎まれて当然、恨まれて当然なの。……嫌いになるのだって仕方ない事よ。だって貴女が大切にしてきた物を全て奪ったのだから……」
「ああ、そうだ。許すなんて考えなくていい。私達に気を遣う必要だってない。むしろ私達も責め立てられるべきだ。……と言いたいがこれは俺達の自己満足だな。罪悪感から責められたいなんてそれこそ自分勝手な思考だ。すまん……」
「アクア、本当にごめん。こんな事まで言わせて……」
静かに気まずい雰囲気が流れていると突然家の扉がドンドンと叩かれ、そして勝手に開いた。
扉から現れたのは酒瓶を両腕に抱えたトロイだった。
「あ、夜にすみませんね。いやぁ~、何だか飲みたい気分になりまして酒持ってきたんで飲みませんか?」
此処は他人の家、しかも自分は招かれてない来客なのに強引に家へと入って酒を机に並べる無作法者。
それは好意的に誘ってる人間の態度じゃない。
ほとんど押し売りのセールスマンのやり口だよ。
「えっ……と、酒?」
「な、なんで……」
「あ、あの……家の鍵は……」
「鍵? あ、開いてましたよ! 不用心ですから気をつけて下さいね。」
トロイが私の護衛だと知っているからか、オリヴァーさん達は我が物顔で家を歩かれても止める事が出来ずに困惑していた。
そしてリエラさんの至極全うな質問に対して、ニコニコと笑っているトロイの笑顔を見てピン!ときた。
ア、アウトーー!!!
それらしく言ってるけど、私にはわかるから!
あんた絶対ピッキングしたでしょ!
わざとこのタイミングで入ってきたでしょ!
頭の痛くなるようなトロイの行動に怒ってやりたかったが、その反面ホッとして泣きそうにもなっていた。逃げ出したかった気まずい空気が軽くなり、助かったと心の底から思ってる自分がいたから。
そしてトロイに乗せられる形で、私達は晩酌? 飲み会? いや飲ませられ会をした。
オリヴァーさんとリエラさんに酒を飲ませる会。
トロイが軽い口調で酒を進め、断らせないように逃げ場を失わせて飲ませて酔わせる悪魔のような会だった。
案外楽しそうな雰囲気だったから下手に口出しも出来ず、未成年の私とジェイクはおろおろとしながらその様子を見つめ、つまみを食べ続けた。
トロイの事だ。
2人の限界以上は飲ませないだろうし。
何か考えがあっての事だろう。……多分。
「だぁーかぁーらぁー! あのバカはぁー親の言う事なんかぁー、ちっとも聞きやしねぇんだぁー。ちょっと叱りつければ、泣きわめいて近所中に助けを求めやがる。自分を被害者にしたてあげてなぁー!」
「そうよーそうよー! あの子は自分が神様にでもなったつもりなのよ! いつも、いつも、私はヒロインで本当はお姫様なんだぁーって言ってたんだから! 私みたいな無能な平民は自分に仕えるべきだぁーって毎日、毎日……うるせぇーんだよぉー! 何がここは私の世界なのよ! だー! そんな事知るかぁー!」
深夜に回った頃、ベロンベロンに酔っ払った二人はこれまでの鬱憤を吐き出すかのようにサマンサへの恨みや17年間で起きた出来事を話していった。
色んな話を聞かされたせいで二人がソファーで寝落ちする頃にはサマンサの服の趣味や食べ物の好みまで把握していた。
「良い情報収集になりましたね。」
二人と同じ分量の酒を飲んだ癖に何の変化もなく、ケロっとしてるトロイ。
「あ、あんた酔わないのか……」
化け物を見るようにジェイクが問いかけると馬鹿にしたように鼻で笑い、自分が飲んでいた酒瓶を指差して「これは水だ。」と最低発言をした。
「は? み、みず……?」
「情報収集の際に相手には強い酒を飲ませ、自分は弱い酒を飲む。こんなのは常識だ。……まぁ今日はアクア様が居たから水に変更したがな。」
…………護衛としては立派だと思う。
その誇らしげな顔を見ても褒めてあげたいって思う。
でも酔わせた人間の息子の前でその態度はどうなの?
はっきり情報収集の為に酔わせたって言ったし、フォローのしようがない。
しかもトロイってば、リエラさんとの会話の中でリエラさんが王都1の大商会の奥方様と知り合いだという情報を得た。
幼馴染みで、生まれた街から一緒に王都へやって来た親友なんだって。
だからトロイは詐欺にも近い手法で酔っているリエラさんに王都1の商会 ルベンス商会への紹介を頼んだ。
酔っぱらって意識が朦朧としているリエラさんに念書まで書かせて……
『リエラはアクアをルベンス商会に紹介する。』
酔っぱらっているせいか、歪んだ文字で子供っぽい文章が書かれてあった。
その念書の紙を大事そうに懐にしまったトロイはまたも爆弾発言をした。
「ルベンス商会への渡りもつけられそうですし、本日は収穫が沢山ありましたね! アクア様!」
ニヤリと私に笑いかける。
ちょ、止めてよ!
そこで話を振られたら、私が悪の親玉みたいじゃん!
一人で計画して始めたんだから最後まで責任とんなさいよー!
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