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魂は死に掛け状態 正直村と嘘吐き村 その三
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青煙人「分かりません」
そりゃそうだ、俺も含めて誰にも答えらえないだろう。
「分かりませんじゃ、困るんですよ。
上司か話しの通じる方を読んでください」
悪質なクレーマーだよな。
まあ、クレーマーと悪質なものだけど。
青煙人「はい」
完全に泣き声だね。
少女をいたぶる趣味はないんだが。
死後(?)にも課題を出されてムカついてはいる。
白煙人と赤煙人がやって来た。
「質問は一度のみ、ハイかイイエで返答できる質問をしましたよ。
なのに返答できないって可笑しいですよね。
ルールを守ったのに利益が供給されてないんですよ」
白煙人「別な質問に変えてもらないだろうか?」
「いいですよ。
少し単語を変えただけの別な質問にしますけど」
白煙人「それでは変える意味が無い」
大きく息を吐き出す。
右口角だけを上げて軽く笑った。
正確には嘲笑ってみた。
「それはそちらの都合ですね。交渉は意味をなしません。
三人同時に正直村を指さして下さい。
嘘吐き村の方は嘘で示して下さいね。
3,2,1,0」
三本の腕が水平に伸びた。
青い腕と白い腕は左の道を、赤い腕は右の道を示している。
「左の道が正直村ですか。
念の為に、青煙人には同行してもらます」
そりゃそうだ、俺も含めて誰にも答えらえないだろう。
「分かりませんじゃ、困るんですよ。
上司か話しの通じる方を読んでください」
悪質なクレーマーだよな。
まあ、クレーマーと悪質なものだけど。
青煙人「はい」
完全に泣き声だね。
少女をいたぶる趣味はないんだが。
死後(?)にも課題を出されてムカついてはいる。
白煙人と赤煙人がやって来た。
「質問は一度のみ、ハイかイイエで返答できる質問をしましたよ。
なのに返答できないって可笑しいですよね。
ルールを守ったのに利益が供給されてないんですよ」
白煙人「別な質問に変えてもらないだろうか?」
「いいですよ。
少し単語を変えただけの別な質問にしますけど」
白煙人「それでは変える意味が無い」
大きく息を吐き出す。
右口角だけを上げて軽く笑った。
正確には嘲笑ってみた。
「それはそちらの都合ですね。交渉は意味をなしません。
三人同時に正直村を指さして下さい。
嘘吐き村の方は嘘で示して下さいね。
3,2,1,0」
三本の腕が水平に伸びた。
青い腕と白い腕は左の道を、赤い腕は右の道を示している。
「左の道が正直村ですか。
念の為に、青煙人には同行してもらます」
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