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離れてみたら
【十二】猫と塩と雲
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この日、優士は二回目となる瑞樹の部屋の合鍵を使って、そこに居た。
一回目は勿論、瑞樹から鍵を預かったあの日である。
朝は一緒に出たが、それ以降は当然瑞樹とは会っていない。
これからはこれが当たり前になるのだが、慣れるのにどれぐらい掛かるのだろうか。
昨日は瑞樹があまりにも可愛らしい事を口にするから、つい、接吻を贈ってしまったが、瑞樹はお気に召さなかったらしい上に、猫の方がマシだと言って来た。猫と一緒にされる処か猫より下だと言われてしまった優士は納得が行かない。
更には、先に帰宅して瑞樹の部屋に居る優士を見た瑞樹が言った一言も、納得が行く処か気に入らなかった。
「あれ? 何で居るの?」
鍵を回す音が聞こえたから、玄関まで迎えに出たら戸を開けた瑞樹が目を丸くして、そう言ってくれたのだ。
何の為に合鍵を作ったのか解っているのかと、優士は物申したかったが、ぐっと我慢した。
また、瑞樹の合鍵を作るついでに、優士の部屋の合鍵も作っていたが、果たして瑞樹が使う日は来るのだろうか? とも思った。
「ま、いいか。ただいま。すぐに飯作るからな」
決して『ただいま』と、眦を下げてふにゃりと笑った瑞樹の顔が可愛かったからと云う訳ではない。
決して『飯を作る』と、その笑顔で言われたからではない。
瑞希はこう云う方面に関しては、とことん鈍いのだ。
これぐらいで目くじらを立てている場合では無いのだ。
数ヶ月ではあるが、年上の自分が落ち着いて余裕を持って瑞樹を導いて行けば良いのだ。
と、優士は思ったのだが。
卓袱台に茹でた蕎麦と茄子にししとう、しいたけ、大葉等の天婦羅が並び、戴きますと二人手を合わせた後で、そんな思いは吹き飛ぶ事になった。
「明後日、歓迎会だから」
と云う瑞樹の言葉によって。
「…何…?」
ししとうの天婦羅に箸を伸ばした優士の手が止まる。
「で、その次の日休みになったから」
「…は…?」
何て事の無い様に語る瑞樹に、優士の眉間に皺がよる。
「ちょっと連勤になるけど、明日と明後日は午後からの出勤で良いって」
本来であれば、明日と明後日が二人の休みだった。
二人の休みがずれる。
いや、勤務先が変わるのだからその可能性はあったのだ。
だが、優士はそれに気付けなかった。
にへらと笑う瑞樹に、優士は苛立ちを声に乗せて言った。
「…それでいいのか?」
しかし、瑞樹はそれに気付かずに、今日の事を思い出しながら話す。
「ん? 今日は特に何もしてないしなあ~。ほとんど挨拶回りで終わったから、身体は楽だし」
「そうでは無い。休みが合わなくなるんだぞ」
「ん? あ、そっか。じゃあ、俺が休みの日は朝は自分で作るか、食堂で食べ」
「そうでは無い」
食い気味に優士に言われて、瑞樹は唇を軽く尖らせる。
「え? 休みの日は俺、ゆっくりした」
「二人で居る時間が減ると言っている!」
また言葉の途中で食い込んで来た優士に、瑞樹は眉を上げたが、その内容に目を丸くして身体を固まらせた。
「医務室に通い始めてからお前との時間が減って、向こうへ異動になったらこれだ。まあ、休みが変わるのは仕方が無い。受け入れ難いが仕方が無い。だが、瑞樹は…いいのか…僕との時間が減っても…寂しいとか…思わないんだな…」
「…優士…?」
今も優士は自分の事を『僕』と言った。
怒ると『僕』になるのかと瑞樹は思っていた。
そう、思っていたのだが。
だが、今の優士は肩を落とし、俯いていて。それは雨の中に捨てられた迷子の子猫の様に瑞樹には見えた。
そして、それは何故だか昼間に見た津山と重なって見えて、ぎゅっと胸を掴まれた気持ちになる。
感情が昂った時、制御が出来ない時。きっと、そんな時に優士は『僕』になるのだと、瑞樹は気付く。
「…あ…と…ごめん…」
今度は瑞樹がしょんぼりと俯いてしまう。
寂しくないだなんて、そんな事は瑞樹だってない。
あの新月の時に、置いて行かれる寂しさを、離れて行く寂しさを味わったばかりなのに。
「…けど…そっか…。優士も寂しいなんて思うんだな…」
いや、それはもしかしたら、瑞樹がぼんやりとしていた頃にも同じ想いをさせていたのかも知れない。
傍に居るのに、瑞樹の心はそこに無かったから。
「…お前は俺を何だと思っているんだ」
(あ、戻った)
呆れた様な優士の声に、瑞樹は俯いていた顔を上げて眉を下げて笑う。
機嫌が戻ったと言って良いのかは謎だが、優士から不安そうな空気が無くなって瑞樹は安心したのだ。
だから、つい、ポロリとそれが零れてしまった。
「え、と…塩…?」
ピクリと優士の眉が動いた時に、瑞樹は『あ、やべ』と思ったが、もう遅い。
「猫の次は塩か」
「ええと…」
目を泳がせながら、何と言おうかと瑞樹は麦茶の入ったコップを手に取り、口に含む。
「塩が接吻をすると思うのか」
そんな瑞樹に優士は僅かに目を細めてそんな言葉を贈った。
「ぶほっ!!」
塩からの接吻と云う言葉に、瑞樹は思わず麦茶を噴き出してしまった。
「げほっ! お、おま…っ…!」
あれは接吻じゃないっ!! と、叫びたかったが、麦茶が変な器官に入ってしまい上手く言葉が出て来ない。
「だが、喜べ。俺は学んだ」
何を? と涙の滲んだ目で優士を見れば、僅かに優士は口角を上げて茄子の天婦羅へと箸を伸ばした。
「正しい接吻の仕方を教わったから、練習に付き合え」
茄子の天婦羅を天つゆに付けながら、優士が淡々と言う言葉に瑞樹は軽く目眩を覚え、片手で頭を押さえた。
「…いや…何を言えばいいんだ? だいたい、誰に教わったんだ? って云うか、それって練習するものなのか?」
そんなに、猫と比べられるのが嫌だったのか? と、自分でそれを振って置きながら、瑞樹は見てはいけない物を見る様な目で優士を見た。
「高梨隊長に」
茄子の天婦羅を咀嚼してから、優士は淡々とその名を口にした。
「はあっ!?」
こいつ正気か!? と、瑞樹は思った。
確かに、雪緒と云う伴侶が高梨には居るのだから、そう云う方面には明るいのだろうが、職場で顔を合わせる相手だ。そんな相手にそれを訊くとは、何て恐ろしい奴なんだ、と。そして、それに答える高梨もどうかしているとも思った。
「教えを請おうとしたんだが、物凄い勢いで何処かへ電話を掛けて、それを俺に渡して来た」
「…は…?」
しかし、どうやら高梨からは返答を得られなかったらしい。
だが、優士は学んだと口にした。
ならば、誰から教わったのか?
電話とは?
「相手は、高梨隊長の古くからの友人だと云う、相楽さんと云う男性だった。…何か、雲の上にでも居る様な感じの話し方で声だった」
「…はあ…?」
何処か遠くを見て話す優士に瑞樹は曖昧な返事を返す。俺も、何処か遠くへ行きたいと思いながら。
「高梨隊長の友好関係は広いのだと実感した」
「…はあ…」
雲の上と云う事は、僧侶とかそんな人なのだろうか?
「それで、彼に口頭で教えて貰った。気が付いたら、高梨隊長は消えていたが」
「…そっか…」
俺も消えたいなんて思いながら、瑞樹は重い息を吐いて麦茶へと手を伸ばした。
「相楽さん曰く『えっちな気分じゃなく、ただ甘やかしたい時は、軽く触れるだけで~、えっちしたい時は、舌を入れて~ついでに男性器に手を』…」
「ごふごふげふごふっ!!」
再び麦茶に口を付けていた瑞樹は、盛大に噴き出して咽た。
恐らくは相楽と云う男の真似なのだろうが、表情を変えずに淡々と『えっち』とか『男性器』とかを口にする優士は、やはり塩だと瑞樹は思った。
一回目は勿論、瑞樹から鍵を預かったあの日である。
朝は一緒に出たが、それ以降は当然瑞樹とは会っていない。
これからはこれが当たり前になるのだが、慣れるのにどれぐらい掛かるのだろうか。
昨日は瑞樹があまりにも可愛らしい事を口にするから、つい、接吻を贈ってしまったが、瑞樹はお気に召さなかったらしい上に、猫の方がマシだと言って来た。猫と一緒にされる処か猫より下だと言われてしまった優士は納得が行かない。
更には、先に帰宅して瑞樹の部屋に居る優士を見た瑞樹が言った一言も、納得が行く処か気に入らなかった。
「あれ? 何で居るの?」
鍵を回す音が聞こえたから、玄関まで迎えに出たら戸を開けた瑞樹が目を丸くして、そう言ってくれたのだ。
何の為に合鍵を作ったのか解っているのかと、優士は物申したかったが、ぐっと我慢した。
また、瑞樹の合鍵を作るついでに、優士の部屋の合鍵も作っていたが、果たして瑞樹が使う日は来るのだろうか? とも思った。
「ま、いいか。ただいま。すぐに飯作るからな」
決して『ただいま』と、眦を下げてふにゃりと笑った瑞樹の顔が可愛かったからと云う訳ではない。
決して『飯を作る』と、その笑顔で言われたからではない。
瑞希はこう云う方面に関しては、とことん鈍いのだ。
これぐらいで目くじらを立てている場合では無いのだ。
数ヶ月ではあるが、年上の自分が落ち着いて余裕を持って瑞樹を導いて行けば良いのだ。
と、優士は思ったのだが。
卓袱台に茹でた蕎麦と茄子にししとう、しいたけ、大葉等の天婦羅が並び、戴きますと二人手を合わせた後で、そんな思いは吹き飛ぶ事になった。
「明後日、歓迎会だから」
と云う瑞樹の言葉によって。
「…何…?」
ししとうの天婦羅に箸を伸ばした優士の手が止まる。
「で、その次の日休みになったから」
「…は…?」
何て事の無い様に語る瑞樹に、優士の眉間に皺がよる。
「ちょっと連勤になるけど、明日と明後日は午後からの出勤で良いって」
本来であれば、明日と明後日が二人の休みだった。
二人の休みがずれる。
いや、勤務先が変わるのだからその可能性はあったのだ。
だが、優士はそれに気付けなかった。
にへらと笑う瑞樹に、優士は苛立ちを声に乗せて言った。
「…それでいいのか?」
しかし、瑞樹はそれに気付かずに、今日の事を思い出しながら話す。
「ん? 今日は特に何もしてないしなあ~。ほとんど挨拶回りで終わったから、身体は楽だし」
「そうでは無い。休みが合わなくなるんだぞ」
「ん? あ、そっか。じゃあ、俺が休みの日は朝は自分で作るか、食堂で食べ」
「そうでは無い」
食い気味に優士に言われて、瑞樹は唇を軽く尖らせる。
「え? 休みの日は俺、ゆっくりした」
「二人で居る時間が減ると言っている!」
また言葉の途中で食い込んで来た優士に、瑞樹は眉を上げたが、その内容に目を丸くして身体を固まらせた。
「医務室に通い始めてからお前との時間が減って、向こうへ異動になったらこれだ。まあ、休みが変わるのは仕方が無い。受け入れ難いが仕方が無い。だが、瑞樹は…いいのか…僕との時間が減っても…寂しいとか…思わないんだな…」
「…優士…?」
今も優士は自分の事を『僕』と言った。
怒ると『僕』になるのかと瑞樹は思っていた。
そう、思っていたのだが。
だが、今の優士は肩を落とし、俯いていて。それは雨の中に捨てられた迷子の子猫の様に瑞樹には見えた。
そして、それは何故だか昼間に見た津山と重なって見えて、ぎゅっと胸を掴まれた気持ちになる。
感情が昂った時、制御が出来ない時。きっと、そんな時に優士は『僕』になるのだと、瑞樹は気付く。
「…あ…と…ごめん…」
今度は瑞樹がしょんぼりと俯いてしまう。
寂しくないだなんて、そんな事は瑞樹だってない。
あの新月の時に、置いて行かれる寂しさを、離れて行く寂しさを味わったばかりなのに。
「…けど…そっか…。優士も寂しいなんて思うんだな…」
いや、それはもしかしたら、瑞樹がぼんやりとしていた頃にも同じ想いをさせていたのかも知れない。
傍に居るのに、瑞樹の心はそこに無かったから。
「…お前は俺を何だと思っているんだ」
(あ、戻った)
呆れた様な優士の声に、瑞樹は俯いていた顔を上げて眉を下げて笑う。
機嫌が戻ったと言って良いのかは謎だが、優士から不安そうな空気が無くなって瑞樹は安心したのだ。
だから、つい、ポロリとそれが零れてしまった。
「え、と…塩…?」
ピクリと優士の眉が動いた時に、瑞樹は『あ、やべ』と思ったが、もう遅い。
「猫の次は塩か」
「ええと…」
目を泳がせながら、何と言おうかと瑞樹は麦茶の入ったコップを手に取り、口に含む。
「塩が接吻をすると思うのか」
そんな瑞樹に優士は僅かに目を細めてそんな言葉を贈った。
「ぶほっ!!」
塩からの接吻と云う言葉に、瑞樹は思わず麦茶を噴き出してしまった。
「げほっ! お、おま…っ…!」
あれは接吻じゃないっ!! と、叫びたかったが、麦茶が変な器官に入ってしまい上手く言葉が出て来ない。
「だが、喜べ。俺は学んだ」
何を? と涙の滲んだ目で優士を見れば、僅かに優士は口角を上げて茄子の天婦羅へと箸を伸ばした。
「正しい接吻の仕方を教わったから、練習に付き合え」
茄子の天婦羅を天つゆに付けながら、優士が淡々と言う言葉に瑞樹は軽く目眩を覚え、片手で頭を押さえた。
「…いや…何を言えばいいんだ? だいたい、誰に教わったんだ? って云うか、それって練習するものなのか?」
そんなに、猫と比べられるのが嫌だったのか? と、自分でそれを振って置きながら、瑞樹は見てはいけない物を見る様な目で優士を見た。
「高梨隊長に」
茄子の天婦羅を咀嚼してから、優士は淡々とその名を口にした。
「はあっ!?」
こいつ正気か!? と、瑞樹は思った。
確かに、雪緒と云う伴侶が高梨には居るのだから、そう云う方面には明るいのだろうが、職場で顔を合わせる相手だ。そんな相手にそれを訊くとは、何て恐ろしい奴なんだ、と。そして、それに答える高梨もどうかしているとも思った。
「教えを請おうとしたんだが、物凄い勢いで何処かへ電話を掛けて、それを俺に渡して来た」
「…は…?」
しかし、どうやら高梨からは返答を得られなかったらしい。
だが、優士は学んだと口にした。
ならば、誰から教わったのか?
電話とは?
「相手は、高梨隊長の古くからの友人だと云う、相楽さんと云う男性だった。…何か、雲の上にでも居る様な感じの話し方で声だった」
「…はあ…?」
何処か遠くを見て話す優士に瑞樹は曖昧な返事を返す。俺も、何処か遠くへ行きたいと思いながら。
「高梨隊長の友好関係は広いのだと実感した」
「…はあ…」
雲の上と云う事は、僧侶とかそんな人なのだろうか?
「それで、彼に口頭で教えて貰った。気が付いたら、高梨隊長は消えていたが」
「…そっか…」
俺も消えたいなんて思いながら、瑞樹は重い息を吐いて麦茶へと手を伸ばした。
「相楽さん曰く『えっちな気分じゃなく、ただ甘やかしたい時は、軽く触れるだけで~、えっちしたい時は、舌を入れて~ついでに男性器に手を』…」
「ごふごふげふごふっ!!」
再び麦茶に口を付けていた瑞樹は、盛大に噴き出して咽た。
恐らくは相楽と云う男の真似なのだろうが、表情を変えずに淡々と『えっち』とか『男性器』とかを口にする優士は、やはり塩だと瑞樹は思った。
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