7 / 20
7.鼎ちゃんの力
しおりを挟む
「おはよう!」
「おはようございます鼎ちゃん」
翌日。
早速鼎ちゃんは朝から俺を迎えに来てくれた。
俺の人生で女の子が迎えに来てくれるなんて夢みたいだよ本当に。
――鼎様と楽しい学校生活を送ってみたいもんだなあ。
そんなちょっとしたつぶやきから始まり、願いごととして受け入れられたが、願ってよかった。
「おっはよー!」
「うむ、おはよう春音」
「春音さん、おはよう」
教室に入るや春音さんは朝から元気のいい挨拶を送ってくれる。
直接元気を分けてもらっている気分になれていい。
そんな彼女の元気さを是非とも俺の向かいの席に座る男子生徒に分けてもらいたいものだ。
今日も机に突っ伏してまた寝ている。名前は松野善吉。未だに話したことはないがとりあえず人畜無害そう。というか常に眠そう。
学校のほうはというと、初日は自己紹介や学校の説明や部活動の説明が主で午前中は授業という授業はほとんどなかった。
部活動の説明を聞いてはいたが中学三年間を帰宅部で過ごしていた俺は高校生になって何かを始める気にはなれず、高校生でもとりあえず帰宅部に所属しようと決めた。
鼎ちゃんは何か部活動をやってみたかったりするのだろうか、このあと昼休みにでも聞いてみよう。
「そういえば今日はお弁当無いんだったな」
昼休みのチャイムが鳴り、中学からの習慣で鞄に手を伸ばしたものの弁当を掴むことは叶わず。
明日から弁当を作るということで今日は購買か食堂で済ませてと朝に言われた。
「うむ、そうだと思って実は弁当を作ってきたのだ。食べるがよい!」
「えっ、鼎ちゃんが!?」
「そうだ、董子の唐揚げの作り方を朝一番に教えてもらって実は弁当を作っていたのだ。受けとれい」
「おおぅ……ありがとうございます」
弁当箱は俺が中学の頃から愛用していたものだ。
俺のために作ってくれたとなると嬉しくてたまらない。
「うわーいいなー! 幼馴染が弁当を作ってくれるだなんてー」
「ふふんっ、渾身の唐揚げ弁当だ!」
漫画などでは時々見る――幼馴染や恋心を抱いている女友達が弁当を作ってくれるという展開、実際に体験できるとは思いもよらなかった。
「それなりに料理はできるのだよわたしも」
「嬉しいなあ、ありがとうございます」
唐揚げは毎日食べても飽きない。
お腹の空く昼時となるともうたまらない。
「春音さんは弁当?」
「わたしは食堂で食べるよっ」
「そっか」
「そのうち弁当か購買で何か買って三人で食べようね」
「楽しみにしてるよ」
食堂へ向かう春音さんを二人で見送る。
「董弥くん、教室で弁当を食べるのもいいが折角なので屋上へ行ってみないかい?」
「あ、いいですね」
午前中に校内を自由に見回る機会があったが、屋上もその際に見てきた。
ベンチがいくつか置かれていて今日のように天気のいい日はベンチに座ってご飯を食べたらさぞかし気持ちよかろう。
あとはベンチが空いているかどうかだが、屋上へ行ってみると意外と利用者は少なく杞憂に終わった。
みんな食堂に行ってしまったようだ、利用者は松野くんだけ、もう昼飯を食べ終えてか、それとも起きてから食べるのか、ベンチに横になっている。本当にいつも寝ているな。
邪魔しちゃ悪いし彼とは離れたベンチへ座るとした。
「さあ、開けてみてくれ」
「は、はいっ」
弁当を開けてみると――
「おおっ、これはすごい!」
唐揚げにパスタ、ミートボールまでもある。
こいつは食欲がそそられるぞ。
「食べようじゃないか!」
「はいっ、いただきます!」
時間が経っても唐揚げはさくっとしてジューシー。
何よりも母さんの作る唐揚げとほぼ同じ味で最高だった。
「時々わたしが弁当を作ってあげるからね」
「うぅ、こんなに幸せでいいのでしょうか」
「いいんだよ、君の願いごとなのだもの」
願ってよかった……。
箸が進む進む。パスタもミートボールも美味しい。
「董子に手伝ってもらったのもあって中々うまくいったと思うぞ」
「ええ、とっても美味しいです!」
「そうかそうか! たんとお食べっ」
あっという間に完食してしまった。
「ご馳走様でした、美味しかったです」
「ふふっ、お粗末様でした」
至福のひと時を得られたものだ、満腹の上満足。
鼎ちゃんの手料理を食べたのは家族や親戚の中では俺が初めてではなかろうか。
「おー? 董弥じゃん」
「……田島」
屋上にやってきた田島は、俺を見るなり嫌な笑顔を浮かべていた。
本当に、嫌な笑顔だ。俺を絡めて何かしようと企んでいるような、見ているだけで暗澹たる気分に陥る。
「なんだよ、女連れて飯かよ」
田島は焼きそばパンを頬張っていた。
歩きながら食べている、行儀はかなり悪い。中学からそうだった。
「なあ董弥、ジュース買い忘れちまってよぉ。買ってきてくんね?」
「えっ、なんで俺が……」
「飯はもう食べたんだろ? いいじゃんかよ、ついでにベンチ空けてくれや」
他にも空いてるベンチがあるっていうのになんなんだこいつは。
「……君は」
「あ? 何だよ」
すると、鼎ちゃんが席を立って田島の前へと立った。
田島を見上げるその背中、威圧感がある。鼎ちゃんを巻き込むまいと席を立とうとしたのだが、腰が上がらなかった。
「君はわたし達の学校生活では、邪魔なだけだな」
「はぁ? 何言ってるんだよ」
「もう来なくていいよ」
鼎ちゃんは、銅鐸を取り出して、コォォオンと、鳴らす。
鳴り終えて数秒漂う静謐。
「……」
田島は無言のまま、踵を返して屋上から出ていった。
「これでよし、邪魔者はいなくなった」
「か、鼎ちゃん、何を……?」
「田島はどうやら気が変わったらしい、そのうち学校も面倒になって辞めるんじゃあないかな」
「何か、したのかい?」
「いいや何も?」
それが嘘なのは明瞭だった。
何ごともなかったかのように銅鐸をポケットへと収めて俺の隣に座る。
優しい笑顔を浮かべていつもの鼎ちゃんではあるが、何だろう先ほど醸し出していたあの雰囲気は。
少し怖くも、感じた。
午後の授業が始まったが、クラスには田島の姿は無かった。
どうやら帰ったらしい。理由は不明で早々に学校をサボり始めたとあって聖都教師共々に不良のレッテルを貼られていた。
もしも鼎ちゃんの言葉通りになるのならば、田島はもう学校に来ず、そのうち辞めるのだろうか。
……だろうか? いいや、もはやそうなる気がして、ならない。
「おはようございます鼎ちゃん」
翌日。
早速鼎ちゃんは朝から俺を迎えに来てくれた。
俺の人生で女の子が迎えに来てくれるなんて夢みたいだよ本当に。
――鼎様と楽しい学校生活を送ってみたいもんだなあ。
そんなちょっとしたつぶやきから始まり、願いごととして受け入れられたが、願ってよかった。
「おっはよー!」
「うむ、おはよう春音」
「春音さん、おはよう」
教室に入るや春音さんは朝から元気のいい挨拶を送ってくれる。
直接元気を分けてもらっている気分になれていい。
そんな彼女の元気さを是非とも俺の向かいの席に座る男子生徒に分けてもらいたいものだ。
今日も机に突っ伏してまた寝ている。名前は松野善吉。未だに話したことはないがとりあえず人畜無害そう。というか常に眠そう。
学校のほうはというと、初日は自己紹介や学校の説明や部活動の説明が主で午前中は授業という授業はほとんどなかった。
部活動の説明を聞いてはいたが中学三年間を帰宅部で過ごしていた俺は高校生になって何かを始める気にはなれず、高校生でもとりあえず帰宅部に所属しようと決めた。
鼎ちゃんは何か部活動をやってみたかったりするのだろうか、このあと昼休みにでも聞いてみよう。
「そういえば今日はお弁当無いんだったな」
昼休みのチャイムが鳴り、中学からの習慣で鞄に手を伸ばしたものの弁当を掴むことは叶わず。
明日から弁当を作るということで今日は購買か食堂で済ませてと朝に言われた。
「うむ、そうだと思って実は弁当を作ってきたのだ。食べるがよい!」
「えっ、鼎ちゃんが!?」
「そうだ、董子の唐揚げの作り方を朝一番に教えてもらって実は弁当を作っていたのだ。受けとれい」
「おおぅ……ありがとうございます」
弁当箱は俺が中学の頃から愛用していたものだ。
俺のために作ってくれたとなると嬉しくてたまらない。
「うわーいいなー! 幼馴染が弁当を作ってくれるだなんてー」
「ふふんっ、渾身の唐揚げ弁当だ!」
漫画などでは時々見る――幼馴染や恋心を抱いている女友達が弁当を作ってくれるという展開、実際に体験できるとは思いもよらなかった。
「それなりに料理はできるのだよわたしも」
「嬉しいなあ、ありがとうございます」
唐揚げは毎日食べても飽きない。
お腹の空く昼時となるともうたまらない。
「春音さんは弁当?」
「わたしは食堂で食べるよっ」
「そっか」
「そのうち弁当か購買で何か買って三人で食べようね」
「楽しみにしてるよ」
食堂へ向かう春音さんを二人で見送る。
「董弥くん、教室で弁当を食べるのもいいが折角なので屋上へ行ってみないかい?」
「あ、いいですね」
午前中に校内を自由に見回る機会があったが、屋上もその際に見てきた。
ベンチがいくつか置かれていて今日のように天気のいい日はベンチに座ってご飯を食べたらさぞかし気持ちよかろう。
あとはベンチが空いているかどうかだが、屋上へ行ってみると意外と利用者は少なく杞憂に終わった。
みんな食堂に行ってしまったようだ、利用者は松野くんだけ、もう昼飯を食べ終えてか、それとも起きてから食べるのか、ベンチに横になっている。本当にいつも寝ているな。
邪魔しちゃ悪いし彼とは離れたベンチへ座るとした。
「さあ、開けてみてくれ」
「は、はいっ」
弁当を開けてみると――
「おおっ、これはすごい!」
唐揚げにパスタ、ミートボールまでもある。
こいつは食欲がそそられるぞ。
「食べようじゃないか!」
「はいっ、いただきます!」
時間が経っても唐揚げはさくっとしてジューシー。
何よりも母さんの作る唐揚げとほぼ同じ味で最高だった。
「時々わたしが弁当を作ってあげるからね」
「うぅ、こんなに幸せでいいのでしょうか」
「いいんだよ、君の願いごとなのだもの」
願ってよかった……。
箸が進む進む。パスタもミートボールも美味しい。
「董子に手伝ってもらったのもあって中々うまくいったと思うぞ」
「ええ、とっても美味しいです!」
「そうかそうか! たんとお食べっ」
あっという間に完食してしまった。
「ご馳走様でした、美味しかったです」
「ふふっ、お粗末様でした」
至福のひと時を得られたものだ、満腹の上満足。
鼎ちゃんの手料理を食べたのは家族や親戚の中では俺が初めてではなかろうか。
「おー? 董弥じゃん」
「……田島」
屋上にやってきた田島は、俺を見るなり嫌な笑顔を浮かべていた。
本当に、嫌な笑顔だ。俺を絡めて何かしようと企んでいるような、見ているだけで暗澹たる気分に陥る。
「なんだよ、女連れて飯かよ」
田島は焼きそばパンを頬張っていた。
歩きながら食べている、行儀はかなり悪い。中学からそうだった。
「なあ董弥、ジュース買い忘れちまってよぉ。買ってきてくんね?」
「えっ、なんで俺が……」
「飯はもう食べたんだろ? いいじゃんかよ、ついでにベンチ空けてくれや」
他にも空いてるベンチがあるっていうのになんなんだこいつは。
「……君は」
「あ? 何だよ」
すると、鼎ちゃんが席を立って田島の前へと立った。
田島を見上げるその背中、威圧感がある。鼎ちゃんを巻き込むまいと席を立とうとしたのだが、腰が上がらなかった。
「君はわたし達の学校生活では、邪魔なだけだな」
「はぁ? 何言ってるんだよ」
「もう来なくていいよ」
鼎ちゃんは、銅鐸を取り出して、コォォオンと、鳴らす。
鳴り終えて数秒漂う静謐。
「……」
田島は無言のまま、踵を返して屋上から出ていった。
「これでよし、邪魔者はいなくなった」
「か、鼎ちゃん、何を……?」
「田島はどうやら気が変わったらしい、そのうち学校も面倒になって辞めるんじゃあないかな」
「何か、したのかい?」
「いいや何も?」
それが嘘なのは明瞭だった。
何ごともなかったかのように銅鐸をポケットへと収めて俺の隣に座る。
優しい笑顔を浮かべていつもの鼎ちゃんではあるが、何だろう先ほど醸し出していたあの雰囲気は。
少し怖くも、感じた。
午後の授業が始まったが、クラスには田島の姿は無かった。
どうやら帰ったらしい。理由は不明で早々に学校をサボり始めたとあって聖都教師共々に不良のレッテルを貼られていた。
もしも鼎ちゃんの言葉通りになるのならば、田島はもう学校に来ず、そのうち辞めるのだろうか。
……だろうか? いいや、もはやそうなる気がして、ならない。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
正妃として教育された私が「側妃にする」と言われたので。
水垣するめ
恋愛
主人公、ソフィア・ウィリアムズ公爵令嬢は生まれてからずっと正妃として迎え入れられるべく教育されてきた。
王子の補佐が出来るように、遊ぶ暇もなく教育されて自由がなかった。
しかしある日王子は突然平民の女性を連れてきて「彼女を正妃にする!」と宣言した。
ソフィアは「私はどうなるのですか?」と問うと、「お前は側妃だ」と言ってきて……。
今まで費やされた時間や努力のことを訴えるが王子は「お前は自分のことばかりだな!」と逆に怒った。
ソフィアは王子に愛想を尽かし、婚約破棄をすることにする。
焦った王子は何とか引き留めようとするがソフィアは聞く耳を持たずに王子の元を去る。
それから間もなく、ソフィアへの仕打ちを知った周囲からライアンは非難されることとなる。
※小説になろうでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる