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「ふふっ、やっと出来た! やっぱり私って天才じゃない!」

 そう言って勢い良く立ち上がったのは、この家の家主であるエリーナ・ロブロイだ。
 一応名目上は薬師なのだが……ある種の研究者と言っても過言ではない。
 まぁ、その薬師の仕事が完璧だからあまり文句を言うことができないんだがな。
 一応エリーナとは幼いころから近くの街で一緒に過ごしていたのだが、変な事ばかりするエリーナの面倒を見るため、今は助手として一緒に暮らしている。

 この光景は日常茶飯事なうえに、ろくなことが起きないのだ。
 俺、ジャック・ロゼッタは大きくため息をついて、エリーナを眺めた。

「何バカなこと言ってるんだ。で、今度は何作ったんだよ」

「聞いて驚きなさい! 私特製の媚薬よ! これを身体に取り込めば感度100倍にまで増幅する! ふへへ……」

 何を言い出すかと思ったら……
 しかもドヤ顔を決めたと思えば一気にいやらしい表情になってるし。
 流石は天才“変態”薬師様だ。

「おい、顔がいやらしいことになってるぞ」

「だって、ふへ、ふへへ……」

 その気持ち悪い笑い方どうにかならないものか。
 まぁ、当の本人はすごい自身に満ちている様子だが。

「というか、そっちの研究ばかりじゃなくて仕事もちゃんとしろよ?」

「それはもう終わらせたよ。でないとこんな事しないよ」

「ほんと仕事だけは早いな……じゃあその薬はどこにあるんだ? どうせ運びに行かないとだろ?」

「そうだね。持って行ってもらって……おっ、そうだ!」

 何か思いついたのか、急に部屋を飛び出して2階へと駆け上がっていった。

「……嫌な予感が」

 こういう突拍子もない時のエリーナはろくなことを思いつかない。
 この間の治験ではひどい目にあったし……
 そんなことを考えているとエリーナが戻ってきた。
 手枷足枷を抱えながら。

「なんだ、この枷は」

「助手君、薬を届けに行くのにどれだけ時間がかかるかい?」

「うわ出たその口調……嫌な予感しかしない……」

「いいから答えてよ!」

「はぁ……街まで行くから往復で2時間は見ておいた方がいいだろ」

「ではその2時間。私を拘束してくれたまえ!」

「…………は?」

 言っている意味が理解できなかった。
 私を拘束してくれ?
 いつからMに目覚めたんだこいつ。

「いやぁ興味あったんだよね拘束されたままの放置プレイ。この媚薬を飲んで身動き取れなくされたらどうなるのか……ふへ、ふへへ……」

「……そんなことだと思ったよ。この変態薬師様はよ」

「そんなことより早く始めようよ!」

「……それは好奇心なのか変態だからなのか」

「もちろん好奇心さ! 服脱ぐからちょっと待ってね」

 そんなこと言っているとエリーナは身に着けていたローブを脱ぎ捨て、下着まで脱ぐと生まれたままの姿となった。
 決して大きすぎる訳でもないが、小さくもない綺麗な形を形成した胸は何度見ても慣れない。
 下半身に熱を感じるが、エリーナが求めているのはまだこれではない。

 裸になったまま椅子を持ってくると、そこに座った。
 俺はひとつ大きくため息をつくと、エリーナが先ほど持ってきていた枷を次々と付けていった。

「というか、なんで服脱いだんだ?」

「だってそのほうが萌えるでしょ。それにちゃんと理由もあるから」

「……一応倒れないようにしておいてやる。柱に括り付けるからな」

「あ、それ考えてなかった。お願いー」

「まったく……」

 あきれながら椅子に拘束されたエリーナを近くの柱まで運び、椅子を柱に括りつけた。
 改めてみるととんでもない見た目をしている。
 両手は椅子の背に固定され、足も机の脚に固定されているのに、当の本人はとてもウキウキしているのだ。

「それで、ここからどうしたらいいんだ?」

「その机の上に置いてあるピンク色の液体とその横に置いてある赤色の液体を持って来て」

 言われた通りに2種類の液体を持ってくる。
 手に取って思ったが、何かとても不思議なにおいがした。
 ほんの少し甘いような、決して嫌な臭いではなかい。

「それで、これをどうするんだ?」

「まずはそのピンクの液体を私に飲ませてよ」

「先に飲んでおけばよかっただろ」

「飲んでからどれくらいで効果が出るか分からないからさ」

「そういうことか。これを飲ませた後は?」

「私のマンコに赤色の液体をかけて欲しい。ついでに胸にもかけてくれたら効果が分かるかも」

「それで裸か……というか、それならこの容器のままだとかけにくいだろ。ちょっと待ってろ」

 そう言って俺は棚から水差しを持って来て、赤色の液体を水差しに移した。

「おぉ、その手があったか」

「興奮しすぎで思いついてなかっただろ……準備できたし、始めるか」

「うん、お願い!」

 俺はピンク色の液体の入った容器を手に持ち、そのまま拘束されているエリーナに飲ませた。
 とりあえず入っているもの全て飲ませ終えると、少しボーっとした表情になったエリーナになっていた。

「お、おい、大丈夫か?」

「え……あぁ、うん。今のとこはまだ大丈夫。少し身体が熱くなってきてて」

「効果早いな。それじゃ後は赤い液をかけるんだっけ」

「うん……お願い……」

 やはり何だかボーっとしているように見えるのは薬の効果なのだろうか。
 水差しに入れた赤色の液体を少しずつエリーナの身体にかけていく。

 真っ白な胸に赤色の液体をかけてやれば、すぐさま乳首が真っ赤に染まり、ぷくぷくと膨れ上がっていく。
 これを見るからに、薬の効果は確かにあることが伺える。

「んんっ……」

「もう感じてるのか?」

「これほどまでに即効性があるとはね……凄いムズムズする……」

「こっちもかけるぞ……ってこれだけでこんなに濡れるんか」

 続けてエリーナの秘部に液体をかけようと覗いてみると、既に愛液が溢れておりぐっちょり濡れていた。

「ま、まだ薬飲んで胸にかけてもらっただけなのに……さ、流石私の開発した薬……ひゃんっ!」

 ぷっくり晴れ上がり、赤く充血したクリトリスに液体を少し垂らしてみれば、エリーナの身体が大きく跳ね上がり声も艶のあるものだった。
 そのまま彼女の大陰唇に液体を垂らし続ける。
 ある程度かけると薄い手袋を身に着け、薬を満遍なく股間に塗りたくっていく。

「んんっ、んあ……ひぃっ」

 軽く触れているだけなのに身体はびくびくと震え、息も荒々しくなってくる。
 そんな姿を見せられては、俺の理性もどうにかなってしまいそうだ。

「……それじゃあ最後に」

 手袋を外し、再び水差しを持つと膣口に水差しの先端を差し込む。
 そして、そのまま液体を膣内へと流し込み、これで一先ず作業は終了となる。

「はぁ……はぁ……あぁ……」

「とりあえず指示通りに薬を飲ませて感部にかけてやったから。俺は街に薬を届けに行くからな」

「はぁ……ふぅ……う、うん……」

 瞳を潤わせ、息遣いも荒くなっていることから既に余裕が無くなってきていることが分かる。
 これを2時間近く耐えることになるのか……

「……念のため家の周りに気配遮断の魔法と認識疎外の魔法をかけておくから」

「あ、ありがと……あぁ……」

 顔の筋力が無くなりつつある緩んだ表情のエリーナを横目に、薬を持って俺は街へと向かった。
 果たして2時間放置したらどうなるのだか……

 街に薬を届け終わり、森奥の研究所へと戻ってきた。
 一応、魔法はしっかり機能しており外からの声は聞こえてこない。
 ……まぁ、今回の場合はある意味不安もあるのだが。
 どうなっているのか想像できず、少し緊張気味に扉を開けた。

「はぁぁん! はぁはぁっ! おほっ! あああっ!」

 開口一番に聞こえてきたのはエリーナの喘ぎ声だった。
 そして、中の様子を見てみればとんでもない光景になっていた。

 小刻みに痙攣を起こし、声を荒げるエリーナの姿。
 椅子からは大量に溢れ出たのだろう愛液が滴り落ち、その場に水たまりを作っていた。
 俺に気付いた様子もなく、ただ襲いかかってくる快感に打ちひしがれている様子だ。

「え、エリーナ、大丈夫か……?」

「ひぎっ! ああっ! じゃ、ジャック……? お、おねがい……もう限界なの……ひぎっ! あああっ! イキたいの……んんっ! 気持ち良すぎるのにイケないの! あぁん! もっど、気持ちよぐして!!!」

「あー……予想以上にぶっ壊れてんなぁ……」

 顔なんか涙や鼻水、よだれでぐちゃぐちゃになっており、さっきから俺の股間を凝視しているのが分かる。
 それにイケないと言っているが、恐らくは小さいイキが常時起きていることからイってないと勘違いしだしているのだろう。
 もうすでにエリーナの理性は仕事をしていないのだから。

「わかったよ。というか、こんなの見せられたら俺だって我慢できないし……」

 俺はゆっくりエリーナに近づき、顔に手を添える。
 それだけでエリーナの身体は大きく跳ね上がった。
 そのまま唇を重ね合わせれば、エリーナも直ぐに食いつき舌を絡ませてくる。

「じゅぱじゅるっ……んんっ! じゅるっんんんんんんっっっ!!!」

 びくびくと大きく痙攣を起こした。
 どうやらキスしただけでイってしまったみたいだ。

「こ、こりぇ……こりぇがほしかった……! んあっ、も、もっと……」

「あぁ、お望み通りもっとやるよ」

 俺はびんびんと勃っている乳首にむしゃぶり付き、もう片方の乳房を右の手でこねくり回した。

「ああっ! だめっ! そんな同時だとまたイッ……く……っっっ!!!」

 ほんの少し吸い付いただけでまたしても絶頂を迎える。
 余程あの薬が効いているのだろう。

「じゅる、ちゅぱっちゅぱっ」

「こねるのと同時は……ああっ!」

「でも、気持ちいいんだろ?」

「うんっ、気持ち……イイ……っ!」

 再び激しく痙攣を起こし、またの方から愛液が溢れてくる。

「お、お願い……おちんぽちょうだい……」

 拘束されている中で器用に腰を捻り、ペニスをそう有してほしいとねだってくる。
 だが、まだもう少し楽しませてもらってもいいだろう。
 股間に顔を埋めると、真っ赤に快感を求めて膨れ上がったクリトリスをひと舐めしてみる。

「んにゃああああああ!?!?!?」

 ビクンビクンと今まで以上に大きく跳ね上がり、同時に大量の潮が顔に降りかかってくる。
 見れば目の焦点は合っておらず、舌も出して快感を味わっているようだ。

「にゃっ……にゃにこりぇ……」

「軽く舐めただけでこんなにイクとはどれだけ感度上がってるんだ?」

「おねがい、おちんぽ欲しいよぉ……」

 おねだりされても拘束している以上、エリーナは何もできない。
 それならまだいろいろいじることはできる。
 普段からこき使われているんだ。これくらいは許してほしい。
 俺はゆっくりと膣内に指を入れる。

「おおっ……は、はにゃ……」

 指を入れただけで軽くイッたようだが、一気に膣内をかき混ぜてやる。

「ほぎょおおおおおお!!!!?!?!!♡♡♡」

 吹き出る潮は止まることを知らず、噴水のように勢い良く吹き出続ける。
 それでも手を止めず、ひたすら激しくかき混ぜた。

「お゛お゛お゛っ……お゛ぎょおおおおおお!!!♡♡♡」

 今まで聞いたこともない声を発しながら、エリーナがもう何度目かの絶頂を迎えた。
 身体の痙攣は止まることなく、ずっとびくびくとし続けている。
 膣内に入れている指も、きつく締め付けられながらひくひくとうねり続けていた。

「そろそろいいかな」

「お゛……お゛ぢんぽぉ……」

 まともな意識があるのか定かではないが、頭の中はもうすでにペニスのことでいっぱいのようだ。
 俺は机の上に置いてあった枷の鍵を手に取り、エリーナを拘束していたものを全て取り外してやった。
 そしてそのまま床に膝をつかせ、手は椅子に置くように誘導する。

「おちんぽ……おちんぽ……♡」

 ズボンを脱ぎ捨て、もう既に大きくなった男根の先を肉の実にくぐらせた。

「お゛っ……お゛お゛つ……♡」

 もうどれ程待ち焦がれていたであろう、肉棒を与えられそうになりエリーナの興奮がさらにヒートアップする。
 まだ亀頭しか入れていないのに激しく伸縮を繰り返す膣壁。
 俺はそのまま勢い良くペニスを子宮に打ち込んだ。

「んに゛ょお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!♡♡」

 たった一突きしただけで大きく仰け反り、舌を天井に突き出したまま絶頂した。
 痙攣していることがペニスに直接伝わり、締付具合も今まで異常なことが割る。

「え、エリーナ。まだ、これからだろっ」

 ズプッズプッ!

「こ、こりぇっ♡! りゃっ!♡ りゃめぇぇぇ!!!♡♡」

 亀頭が子宮の入口を押し付けるたび、ビクッと身体が跳ね上がる。
 それでも腰の動きを止めることなく、何度も何度も突きつけた。

「お゛ッ!♡ お゛ッ!♡」

 ばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっ

「んぐぅぅぅううううう!!!♡♡ イッ、イギすぎてわがんにゃぎぃぃぃぃぃぃ!!!♡♡」

「はぁっはぁっ……そうだ、こっちのほうがもっと気持ちいいだろっ!」

 そう言って一度ペニスを抜くと、エリーナを強く抱きしめて再び挿入する。
 そしてそのまま寝転がり、騎乗位の態勢になった。

「おぐっ!♡ おぐにっ!♡」

「はぁはぁっ、こっちの方が奥のいいところに当たるぞ」

「あ゛っ!♡ お゛っ!♡ お゛ほっ!♡」

 どちゅっどちゅっどちゅっ

「いぎゅっ!♡ いぎゅっ!♡ い゛……ぐ……お゛ッ……お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉぉぉ!!!!!!♡♡♡」

 今まで以上の痙攣を起こし、白目を向きながら俺の胸に倒れ込んできた。

「んふーっ……んふーっ……あ゛っ……あ゛あ゛……」

「お、おい、エリーナ、大丈夫か?」

 激しい息遣いと喘ぎ声のみで反応がない。
 気を失ったのだろうか?

「……悪いがもう少し使わせてもらうぜ」

 彼女を抱えたまま起き上がると、エリーナを押し倒してそのままピストンを続ける。

「お゛ぐっ♡ あ゛がっ♡ あ゛っ♡♡」

 ぱんっぱんっぱんっぱんっ

「んがっ!? あ゛っあ゛っあ゛っ!♡」

「お、気が付いたか? もう少しで俺もイキそうだから」

「あだまおがしぐなりゅぅ!♡♡ まっまたイギュぅ!!!♡」

 ビックンビックンと大きく身体が波打ち、再び肉壁の締め付けが強くなり、射精感が一気に押し寄せてきた。

「エリーナ! 膣内に出すぞ!」

「お゛お゛っ!♡ あ゛あ゛っ!♡ あ゛ぐあ゛っ!!!♡♡」

 じゅぷっじゅぷっ! じゅぽっじゅぽっ!
 どぷっ! どびゅっ~~~!!!

「い゛ぎゅ!♡ い゛ぐっ! んぎょ……お゛ッ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!♡♡ ……~~~~~~ッ!! ~~~~~~!!!♡♡ ッ!♡」

 膣内に大量の精子を放出した瞬間、勢い良くペニスが膣内から押し返された。
 エリーナは気を失いながらも思いっきり腰を反らせながら、ガクンガクンと腰を震わせ、大量の潮をまき散らしながら地面にお尻を付けた。

「はぁ……はぁ……お、俺も頭おかしくなりそうだ……」

 これほどまでの快感は今まで体験したことがなく、その余韻がとても強く残っている。
 まだ少し頭がチカチカするが、ゆっくりと辺りを見渡してみた。
 辺りはバケツの水でもこぼしたのかというくらい大量の潮が広がっており、いろんなものがびしょびしょに濡れている。

「……こりゃ後片付けが大変だぞ」

「あへっ……あぁ……あひっ……」

 痙攣の止まらないエリーナは、その場で何度も腰を反らせながら水たまりをばちゃばちゃとさせていた。

「……はぁ、少し片づけるか……ってえ?」

 立ち上がろうとしたところ、突然足を掴まれた。
 見るとエリーナが身体を震わしながら俺のことを見上げていた。

「も、もっひょ……お、おひんぽ……」

「い、いや待て……俺はもう……」

「もっと……ひもひよくひて……」

 そのまま力なく俺を押し倒し、唇を重ねてきた。

「じゅるっれろっひあっ……」

 そんな目で見られ、こんなキスまでされれば当然、一度は力尽きた男根が再び元気を取り戻してくる。

「お前……壊れてもしらないからな……」

 そのままエリーナに後ろを向かせ、後ろから勢い良く再び肉棒を挿入させた。

「お゛お゛お゛お゛っ!!! あ゛がぁ……!♡」

 大量に出た愛液と精子のおかげでにゅるっと膣内に押し込むことができ、滑らかにペニスを出し抜きすることができた。

「ごれ゛ぇっ! もっどっ!♡ お゛お゛っ!♡」

 ぱんっぱんっぱんっぱんっ!

「や゛ァッ! んに゛ゃッ!♡ あ、あ、あ、あ! あ゛あ゛っ!!!♡」

「こっちも触って欲しいだろ?」

 そう言うと後ろから抱きしめるような形でエリーナの乳首をこねくり回した。

「んあ゛っ!? りゃ、りゃめ゛っ!♡ ぎもぢよずぎる゛っ!♡♡」

「好きなだけイケっ! 気が済むまで付き合ってやる!」

「ひぎぃ゛っ!! い゛ッ!♡ あ、あ、ア゛ッ!!♡ ぁあ゛~~~ッ!!!♡♡♡」

 びくびくと全身を強く震わせ、力なくしてその場に倒れ込んだ。
 そしてそのまま、快感を抑えらえないでいるのか、のたうち回るように何度もその場を跳ね、床に溜まった潮を辺りに跳ね飛ばしている。

「続けるぞ」

 そう言うと仰向けにさせ、エリーナの身体を押さえつけ、ペニスを膣内に押し込んだ。

「お゛お゛お゛お゛っ!♡ お゛お゛っ……♡」

「はぁっ! はぁっ! もっと激しく行くぞっ」

 どちゅっどちゅっどちゅっどちゅっ

「ごわれりゅ!♡ あだまっおがじぐっ!♡ またっ!♡ イッ!♡♡ クッ!♡♡♡」

「お、俺ももう……またイク……ぞ……」

 どつっ

「―――あ」

 ぐちゃぐちゃになった顔がピタリと止まり、目を大きく見開かせていた。
 次第に身体が震えだし、エリーナの目からは大量の涙が浮かび上がってくる。

「だ……め゛……」

 ガクガクと全身の痙攣が強まり、目も徐々に上を向き、口からも大量のよだれが溢れてきた。

「んあ゛……あ゛あ゛!? お゛っ!♡ お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!♡♡♡  あ! あ! あ! あ゛ッ!♡ ッッ!!! ……~~~~~~ッ!!!」

 異常なまでの反応と、膣口の締め付けに俺の射精感も限界を迎えた。

 どぴゅっ! どぴゅるるる~~~……

 部屋中を響かせるエリーナの絶叫のような喘ぎ声を耳にしながら、俺はその場で力尽きた。



「……んっ。あ、あれ、俺、何して……」

 意識が覚醒し、周囲を見ればさっきも見た惨状のままだった。
 それを見て、何が起きたのか全て思い出してしまう。

「そうだった……そうだ、エリーナは大丈夫か……」

 エリーナを見てみれば、酷い顔をしたまま白目を剥き、涙やよだれで顔がぐちゃぐちゃになっていた。
 一応息はあるようなので死んではなさそうだ。

 ……これ、実験成功……なのか?



「ひどい目にあった」

 がびがびの声でエリーナがそう言った。
 あの後も少し大変だった。

 ひとまずエリーナをあの場に放置させたまま片づけをしていたのだが、途中でエリーナが目を覚ました。
 そこまでは良かったのだが、俺を見た途端、再び絶頂して片付けたばかりの床に潮をばらまいていたのだ。
 どうやら本人の脳内ではまだ強い快感が残ったままで、俺を見たことで絶頂の引き金となってしまったようだ。
 それを落ち着かせ、エリーナの自室に連れていきしばらくしてようやく落ち着いたのだ。

「ひどい目にあったというか、自業自得だろ」

「だって、あんなになるなんて……待ってジャック、こっち見ない……で……ッ!」

 まだ強く余韻が残っているせいか、視線だけでイってしまうようだ。
 これが副作用なのだとしたら生活に支障をきたすが……

「なぁ、しばらく俺、ここ出ておこうか?」

「そ、それは……」

「そうじゃないと、エリーナもずっとイキっぱなしでしんどいだろ?」

「…………まる」

「なんて?」

「それは……困る。ジャックがいないと……身体の疼きが止められないもん……」

 ……どうやら次は精力剤を作ってもらわないといけなさそうだ。
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