2025年何かが起こる！？～予言/伝承/自動書記/社会問題等を取り上げ紹介～

ブルガリア政府公認の予言者『ババ・ヴァンガ』①

人類史上最高の予言者の1人といわれる、「ババ・ヴァンガ」さん。


本名は「ヴァンゲリヤ・パンデヴァ・ディミトロヴァ」です。

「ババ」はブルガリア語で「おばあちゃん」を意味し、「ババ・ヴァンガ」とは「ヴァンガおばあちゃん」という愛称です。


彼女は1911年にオスマン帝国のストルミツァ（ブルガリアの国境沿い）で未熟児で生まれました。



12歳で「竜巻」に巻き込まれ、空中に空高く持ち上げられた後、行方不明となり、長い捜索の末に近くの野原で発見されました。

目撃者たちによると、彼女はとても怯えていて、目は砂と埃で覆われていたといいます。ヴァンガさんは痛みのために両目を開くことができませんでした。

その時負った怪我は簡易的な手術をしたが治すことが出来ず、徐々に視力が失われていきました。



ヴァンガさんは不運にも失明してしまいましたが、その後彼女は盲学校に連れて行かれ、そこで3年間を過ごし、点字の読み方、ピアノの弾き方、編み物などを教えてもらいました。


盲目になってしまった引き換えに、予知能力が開花され、数々の大事件や大災害を次々と予言・的中させてきました。彼女によると、何か高次元の存在が、未来の出来事などを教えてくれるそうです。


第二次世界大戦中、ヴァンガさんの周りには、その「癒し」と「予言の能力」を求め、人々が集まりました。
多くの人々が彼女を訪れ、戦時中親戚が生きているかどうかのヒントを得ようとしたり、身内が亡くなった場所をヴァンガさんの力で探してもらったりしました。
また、ヴァンガさんは死者の霊と会話することができるとも述べており、すでに亡くなった相談者の両親や祖父母などの霊から情報を得ていたそうです。
その予言は高確率で当たり、国内外で有名になったのでした。


そして、あの有名なアドルフ・ヒトラーも、当時オカルトにはまっており、多くの能力者を抱えていましたが、そのヒトラーも戦時中じきじきにヴァンガさんの元へ訪れていたそうです。
そして、浮かぬ顔をして彼女の家から出て行ったとされています。


第二次世界大戦後、ブルガリア警察と共産党はヴァンガさんの予言などの活動を弾圧しようとしましたが、彼女のもとへ訪れる人々は絶えることなくその後も続きました。

1960年代に警察の規制と社会的圧力が軽減された後、彼女はペトリチ市とブルガリア科学アカデミーの『暗示学研究所』に雇用されることになりました。

暗示学研究所の主な目的は、彼女の不可解な超能力を研究することでした。


■ブルガリア政府おかかえの予言者に

ヴァンガさんは、「第二次世界大戦勃発」など具体的な予言を的中させたことで、ブルガリア政府に関心をもたれ、政府は彼女を管理下に置きました。


彼女が残した重要な予言は、国家機密扱いにしたと言われています。


■ヴァンガさんの予言が表に出たのは何故か？

国家機密扱いだったヴァンガさんですが、ソ連崩壊後、民主国家となったブルガリアでは、ジャーナリストがヴァンガさんに面会し、世間にその存在を開示したようです。

また、2014年の選挙で第一党となった「欧州発展の為のブルガリア市民」党首が「予言の1部を少しずつ公開する」とした事で、世界に注目されはじめ、日本にもその情報が入ってきました。


■これまでの予言で的中されたとするもの

【1956年  チェルノブイリ原発事故】

【スターリンの死去の日】

【皇帝ボリス 3 世の死去の日】
1943 年 8 月、ドイツ訪問から帰国後すぐにブルガリア皇帝ボリス3世は49歳で死去しました。毒殺とも言われています。

【1985 年ブルガリア北部地震】

【1989年  米ソの冷戦終了】

【1991年ソ連崩壊】

崩壊するまでは世界の超大国であった為、誰も予測していませんでしたが、ヴァンガさんはそれを予言していました。

【彼女自身の命日】

自身の予言通り、1996年8月11日に85歳でこの世を去りました。

【1997年  ダイアナ妃の死去】

予言された当初は幸せな暮らしをされていたように見えたダイアナ妃でしたが、その後離婚・別居され、悲劇的な死をとげました。

【2000年  クルスク原子力潜水艦事故】

「クルスクが1999年あるいは2000年8月に水中に沈む」
ロシアの原子力潜水艦クルスクの沈没事故を予言していました。


【2001年   9.11米国同時多発テロ】

「恐い、恐い！アメリカの双子は鋼鉄の鳥に襲われて倒れるだろう。オオカミが藪の中で吠え、罪のない血がほとばしるだろう」
（1989年に語った予言）

予言当初は意味がわからないものでしたが、2001年9月11日に 2 機の旅客機が襲った世界貿易センターのツインタワーへの恐ろしいテロ攻撃が起こってから、このことを予言していたと解釈されました。


【2009年  オバマ大統領の就任】

「アメリカ第44代大統領は黒人になるだろう。」と予言していました。
そして、「最後の大統領となるだろう。」という言葉もありましたが、黒人の大統領はオバマ氏で最後と言う意味なのでしょうか。

【2011年福島第一原発事故】

「2011年に北半球の生活が放射能で汚染される。」
当時人々の間では核戦争が起こると予想されていましたが、まさか地震による原発事故が起こるとは誰も予測していませんでした。

【2018年世界第二位の経済大国となる中国】

「中国が新たな超大国として台頭を成すだろう。」

【新型ウイルス】

「見たことのない新しい疫病が文明社会を襲う」


【ロシアウクライナ戦争】

「氷のように全てが溶ける。しかし、1ヶ所だけ手つかずの場所がある。それは、ウラジミールの栄光。ロシアの栄光だ。多すぎる犠牲者が出るが、誰もロシアを止められない。そして、ロシアは世界の覇者となる。」
（1979年に語った予言として英国誌に掲載）



このように数々の予言を的中させているヴァンガさんですが、彼女の予言的中率は85％と言われており、完璧なわけではなく、はずれた予言もあります。

■はずれた予言

2010年
第三次世界大戦は2010年11月に始まる。それは、核兵器と化学戦争に進行し、2014年10月まで続く

2014年
戦時中の化学物質と核兵器の結果、世界中で皮膚癌や皮膚病が蔓延する。


■2025年に大洪水！？

「2023年以降、地球の軌道が変わることによって大規模な変化が地球に訪れる。 地球温暖化の影響によって、各地で深刻な温度上昇による巨大台風が発生。 日を増すことに状況が悪化して 台風の災害が起きやすい、アジアといくつかの国が大規模な洪水に襲われる。 さらに、多くの都市で人口増加と汚染による飲料水の不足に見舞われ 多くの地域では安全な水源の確保を余儀なくされるだろう。」


この予言には明確な日にちがなく、いつ起こるかはわかりませんが、台風の多い島国日本は大洪水は頻繁に起こります。警戒しておいても良いでしょう。