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日月神示の預言②
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■最終最後の大建替
日月神示には過去に世の建替は六度あったとあり、今後に起こるとされる大建替で七度目だといいます。そして、これが最後の建替なのだとも書記されているのです。
過去六度のそれぞれについてはその全てが現界のみの建替でしかなく、うわべだけの建替の繰り返しであった為、根本的な大建替にはならず、すぐに元に戻り永続しなかったのだといいます。
そして、今後に起こるとされる大建替では過去にあったそれらとは全く異なり、この現界はもちろんの事、神界、霊界、幽界等も含めた全ての世界に起こり、「この世始まって二度とない苦労である」となるような途方もない大災厄と大変動が起こるのだといいます。
この事を、日月神示では「三千世界の大峠」といいます。
過去に何度も世の建替があった、と記されている部分は、「ホピ族の予言」と重なるように思います。そして、未だかつてない大災難・大変動が起こるという部分は、「私が見た未来」と共通しています。
■三千世界の大峠
三千世界とは広大無辺の世界であり、その大峠とは宇宙規模の大変動を指します。
地上での変動について神示では、
「地つちの軸(地軸)動くぞ。またたきの間に天地引繰り返る様な大騒動が出来るから、くどう気つけてゐるのざ、さあといふ時になりてからでは間に合はんぞ、用意なされよ。」
「一日の日の間にも天地引繰り返ると申してあろがな、ビックリ箱が近づいたぞ。」
「天地唸るぞ、でんぐり返るのざぞ、世界一度にゆするのざぞ。神はおどすのではないぞ、迫りて居るぞ。」
とあります。
世界中が唸り、陸が海となる所や、海が陸になる所もあるといいます。
地軸が動き、天地がひっくり返るという事は、ポールシフトが起きるのではと考えられています。
* * * * * *
■地磁気の逆転
地球では過去300万年の間に11回もN極とS極の磁極が逆転する現象が確認されています。
平均すると30万年に1度の頻度で磁極が反転しているのです。
前回の磁極の反転はいつだったかというと、78万年前。その証拠になる地層は千葉県市原市の養老川沿い「チバニアン」で見つかっています。
30万年に1度の頻度で起こっていたポールシフトが長いこと起こっていないのですから、いつ起きてもおかしくはありません。
更に観測によって過去100年あまりの間に、地磁気の強さはすでに約10%減少していることがわかっています。
そう遠くない内に、磁極が反転するかもしれないのです。
磁極の逆転が起こった場合、人類には深刻な問題が生じる可能性があります。
オゾン層は地球表面を保護する重要な役割を果たしていますが、磁極の逆転により、その濃度が20~40%減少し、これにより、紫外線の量が20%も増加すると予測されています。
また、地上に到達する太陽風のプラズマ(荷電粒子)は、人工衛星や航空機、GPSなどの電気インフラに直接的な打撃を与え、通信機能の障害や利便性の低下が生じる可能性が懸念されています。
その結果、金融経済や農業、食料供給にも大きな影響を及ぼし、社会的な混乱を引き起こす可能性があると指摘されています。
このような地球に届く太陽風が通常より増える現象には、磁気嵐があります。
磁気嵐は太陽フレアによって荷電粒子が通常よりも強く吹き付け地磁気に乱れを生じる現象で、地磁気逆転よりも頻繁に起こります。
1980年代にカナダのケベック州で磁気嵐による大規模停電が実際にありました。
この事から、地磁気逆転により、世界中で大規模停電が起こる可能性も大いにあるでしょう。
ネット通信機能が遮断されてしまうとなると、今迄のようなデジタル機器に依存した生活を送ることが難しくなります。現代の人類にとって相当な痛手となることでしょう。
次に、地球上の生命および人類の体内への直接的な影響についてですが、前回磁極の逆転が起きたときに現生人類が存在しなかったため、どうなるのか正確に予測することはできません。
いくつかの研究や、オカルト界隈では、過去の逆転と生物の大量絶滅を結びつけようとするものもありますが、証明はされておりません。
しかしながら、多くの動物種が磁覚を持っており、地磁気を感じることができます。そうした動物は渡り鳥のような長距離移動時にその能力を役立てており、磁極の逆転により与えられる影響は少なからずありそうです。
地磁気の逆転は、従来の研究では数千年をかけてゆっくりと進行すると考えられてきましたが、2014年に発表された研究によれば、前回の場合は100年くらいの間に急速に逆転したとされています。
神示の通り、私たちが生きている間に瞬く間にひっくり返る可能性もあるかもしれません。
人体に多大な影響をもたらす事は無いものの、経済においては世界的規模で混乱が生じる事を危惧しなければなりません。
■地軸のズレ
ポールシフトには2つの意味があり、その1つは先述した地球の地磁気が逆転しS極とN極が入れ替わることですが、もう1つは地軸そのものがずれていくことを意味します。
後者の地軸のズレが起こった場合はどうなるでしょう。
地球地軸の大きなズレが起こると、いくつかの影響が生じる可能性があります。
まず、気候や季節の変化に大きな影響を与えることが考えられます。地軸の傾きが変わると、地球のある地域の日照時間や太陽光の角度が変わります。これにより、気温や降水量、季節の長さが変化します。
また、地軸のズレによって海面の変化や海洋循環の乱れが生じることもあります。これは、海流や海水温度の変動、海面上昇などを引き起こす可能性があることを意味します。
これにより、海洋生態系や漁業にも大きな影響を及ぼします。
さらに、地軸のズレが大きくなると、地震や火山活動の頻度や地域の変化も起こるかもしれません。地球の内部構造や地殻の応力分布が変わる可能性があるため、地震や火山の活動が増加する可能性もあります。
海面上昇、地震、火山活動の活発化による地殻変動など、まさしく天変地異です。
現在の地球の地軸は、原始惑星が衝突した際に自転軸が少し傾いたとされています。
水星の自転軸の傾きはほぼゼロですが、金星は180度に近く、これも天体衝突によるものと考えられています。
今現在、地球の地軸のズレは非常にゆっくりと進行していますが、もしも巨大な天体が衝突することがあれば、その衝撃により大きくズレる可能性もあるかもしれません。
日月神示では、この二つの意味でのポールシフトが起こると忠告をしているのではないかと推測されます。どちらも深刻な影響を受けることになりそうですが、地軸の大きなズレが起こってしまうような惑星衝突ですと、人類や生物の絶滅規模になってしまうのではないでしょうか。
NASAによる軌道計算では、小惑星が今後少なくとも100年間は地球に衝突する恐れはないとしていましたが、小惑星「2023DW」が2046年2月14日に地球に衝突する可能性が出てきました。衝突する確率は、NASAジェット推進研究所はおよそ560分の1と算定しています。
このように、緻密な軌道計算をしていても、突如出現する惑星もあります。
NASAでは、地球に飛来する小惑星の軌道をそらすために、小惑星を衝突させる実験「DART」で軌道をそらす事に成功しています。実際の効力を測るには2024年に打ち上げられる探査機による追加調査が必要になりますが、地球防衛に期待が寄せられています。
しかし、地球に脅威を与える小惑星の軌道を変えるためにDARTのようなミッションを構築し、探査機を打ち上げるには、おそらく5年から10年必要だろうと科学者たちは語っています。つまり、小惑星が地球に接近するずっと前に、小惑星を特定しなければならないのです。
これでは、突如現れる未知の惑星に対しての防衛は不可能です。
私たちに出来ることは、日々の備えと災害知識を持つことでしょう。
* * * * * *
このような巨大隕石・惑星衝突や、ポールシフトによる天変地異は、ホピ族の予言でも語られていました。日本から遠く離れた土地であるにも関わらず、どういうわけか二つの予言は不思議と重なるのです。
そして、気になるのはこのような天変地異、「三千世界の大峠」がいつ起こるのかですが、それには神示を読み解く必要があります。
これについて次回考察していきたいと思います。
日月神示には過去に世の建替は六度あったとあり、今後に起こるとされる大建替で七度目だといいます。そして、これが最後の建替なのだとも書記されているのです。
過去六度のそれぞれについてはその全てが現界のみの建替でしかなく、うわべだけの建替の繰り返しであった為、根本的な大建替にはならず、すぐに元に戻り永続しなかったのだといいます。
そして、今後に起こるとされる大建替では過去にあったそれらとは全く異なり、この現界はもちろんの事、神界、霊界、幽界等も含めた全ての世界に起こり、「この世始まって二度とない苦労である」となるような途方もない大災厄と大変動が起こるのだといいます。
この事を、日月神示では「三千世界の大峠」といいます。
過去に何度も世の建替があった、と記されている部分は、「ホピ族の予言」と重なるように思います。そして、未だかつてない大災難・大変動が起こるという部分は、「私が見た未来」と共通しています。
■三千世界の大峠
三千世界とは広大無辺の世界であり、その大峠とは宇宙規模の大変動を指します。
地上での変動について神示では、
「地つちの軸(地軸)動くぞ。またたきの間に天地引繰り返る様な大騒動が出来るから、くどう気つけてゐるのざ、さあといふ時になりてからでは間に合はんぞ、用意なされよ。」
「一日の日の間にも天地引繰り返ると申してあろがな、ビックリ箱が近づいたぞ。」
「天地唸るぞ、でんぐり返るのざぞ、世界一度にゆするのざぞ。神はおどすのではないぞ、迫りて居るぞ。」
とあります。
世界中が唸り、陸が海となる所や、海が陸になる所もあるといいます。
地軸が動き、天地がひっくり返るという事は、ポールシフトが起きるのではと考えられています。
* * * * * *
■地磁気の逆転
地球では過去300万年の間に11回もN極とS極の磁極が逆転する現象が確認されています。
平均すると30万年に1度の頻度で磁極が反転しているのです。
前回の磁極の反転はいつだったかというと、78万年前。その証拠になる地層は千葉県市原市の養老川沿い「チバニアン」で見つかっています。
30万年に1度の頻度で起こっていたポールシフトが長いこと起こっていないのですから、いつ起きてもおかしくはありません。
更に観測によって過去100年あまりの間に、地磁気の強さはすでに約10%減少していることがわかっています。
そう遠くない内に、磁極が反転するかもしれないのです。
磁極の逆転が起こった場合、人類には深刻な問題が生じる可能性があります。
オゾン層は地球表面を保護する重要な役割を果たしていますが、磁極の逆転により、その濃度が20~40%減少し、これにより、紫外線の量が20%も増加すると予測されています。
また、地上に到達する太陽風のプラズマ(荷電粒子)は、人工衛星や航空機、GPSなどの電気インフラに直接的な打撃を与え、通信機能の障害や利便性の低下が生じる可能性が懸念されています。
その結果、金融経済や農業、食料供給にも大きな影響を及ぼし、社会的な混乱を引き起こす可能性があると指摘されています。
このような地球に届く太陽風が通常より増える現象には、磁気嵐があります。
磁気嵐は太陽フレアによって荷電粒子が通常よりも強く吹き付け地磁気に乱れを生じる現象で、地磁気逆転よりも頻繁に起こります。
1980年代にカナダのケベック州で磁気嵐による大規模停電が実際にありました。
この事から、地磁気逆転により、世界中で大規模停電が起こる可能性も大いにあるでしょう。
ネット通信機能が遮断されてしまうとなると、今迄のようなデジタル機器に依存した生活を送ることが難しくなります。現代の人類にとって相当な痛手となることでしょう。
次に、地球上の生命および人類の体内への直接的な影響についてですが、前回磁極の逆転が起きたときに現生人類が存在しなかったため、どうなるのか正確に予測することはできません。
いくつかの研究や、オカルト界隈では、過去の逆転と生物の大量絶滅を結びつけようとするものもありますが、証明はされておりません。
しかしながら、多くの動物種が磁覚を持っており、地磁気を感じることができます。そうした動物は渡り鳥のような長距離移動時にその能力を役立てており、磁極の逆転により与えられる影響は少なからずありそうです。
地磁気の逆転は、従来の研究では数千年をかけてゆっくりと進行すると考えられてきましたが、2014年に発表された研究によれば、前回の場合は100年くらいの間に急速に逆転したとされています。
神示の通り、私たちが生きている間に瞬く間にひっくり返る可能性もあるかもしれません。
人体に多大な影響をもたらす事は無いものの、経済においては世界的規模で混乱が生じる事を危惧しなければなりません。
■地軸のズレ
ポールシフトには2つの意味があり、その1つは先述した地球の地磁気が逆転しS極とN極が入れ替わることですが、もう1つは地軸そのものがずれていくことを意味します。
後者の地軸のズレが起こった場合はどうなるでしょう。
地球地軸の大きなズレが起こると、いくつかの影響が生じる可能性があります。
まず、気候や季節の変化に大きな影響を与えることが考えられます。地軸の傾きが変わると、地球のある地域の日照時間や太陽光の角度が変わります。これにより、気温や降水量、季節の長さが変化します。
また、地軸のズレによって海面の変化や海洋循環の乱れが生じることもあります。これは、海流や海水温度の変動、海面上昇などを引き起こす可能性があることを意味します。
これにより、海洋生態系や漁業にも大きな影響を及ぼします。
さらに、地軸のズレが大きくなると、地震や火山活動の頻度や地域の変化も起こるかもしれません。地球の内部構造や地殻の応力分布が変わる可能性があるため、地震や火山の活動が増加する可能性もあります。
海面上昇、地震、火山活動の活発化による地殻変動など、まさしく天変地異です。
現在の地球の地軸は、原始惑星が衝突した際に自転軸が少し傾いたとされています。
水星の自転軸の傾きはほぼゼロですが、金星は180度に近く、これも天体衝突によるものと考えられています。
今現在、地球の地軸のズレは非常にゆっくりと進行していますが、もしも巨大な天体が衝突することがあれば、その衝撃により大きくズレる可能性もあるかもしれません。
日月神示では、この二つの意味でのポールシフトが起こると忠告をしているのではないかと推測されます。どちらも深刻な影響を受けることになりそうですが、地軸の大きなズレが起こってしまうような惑星衝突ですと、人類や生物の絶滅規模になってしまうのではないでしょうか。
NASAによる軌道計算では、小惑星が今後少なくとも100年間は地球に衝突する恐れはないとしていましたが、小惑星「2023DW」が2046年2月14日に地球に衝突する可能性が出てきました。衝突する確率は、NASAジェット推進研究所はおよそ560分の1と算定しています。
このように、緻密な軌道計算をしていても、突如出現する惑星もあります。
NASAでは、地球に飛来する小惑星の軌道をそらすために、小惑星を衝突させる実験「DART」で軌道をそらす事に成功しています。実際の効力を測るには2024年に打ち上げられる探査機による追加調査が必要になりますが、地球防衛に期待が寄せられています。
しかし、地球に脅威を与える小惑星の軌道を変えるためにDARTのようなミッションを構築し、探査機を打ち上げるには、おそらく5年から10年必要だろうと科学者たちは語っています。つまり、小惑星が地球に接近するずっと前に、小惑星を特定しなければならないのです。
これでは、突如現れる未知の惑星に対しての防衛は不可能です。
私たちに出来ることは、日々の備えと災害知識を持つことでしょう。
* * * * * *
このような巨大隕石・惑星衝突や、ポールシフトによる天変地異は、ホピ族の予言でも語られていました。日本から遠く離れた土地であるにも関わらず、どういうわけか二つの予言は不思議と重なるのです。
そして、気になるのはこのような天変地異、「三千世界の大峠」がいつ起こるのかですが、それには神示を読み解く必要があります。
これについて次回考察していきたいと思います。
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