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日月神示の預言③

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とし真中まんなかにして前後十年が正念場』



一二三ひふみ三四五みよいず五六七みろくぞ。五の歳は、子の歳ざぞよ』


という神示があります。

これは、世の建て替えの時期を説いているのですが、このまま読んでも、正直さっぱり理解できません。



まず、一二三ひふみというのは何かと言うと、これは神示の解読、および神示を世に出すという仕組みのことを指します。


三四五は、御代みよいずと読みます。


御代とは、天皇による治世や、その在位の期間を敬っていう言葉です。
すなわち、神示が降りてきた昭和の時代を三とすると、平成の時代が四、令和の時代が五として、御代が三世続いて五(2019年)となったなら、

五六七みろくの世の仕組みが始まる、と言っていると考えられます。


さて、『五・六・七』はそのまま読むとゴ・ロク・ナナや、イツ・ム・ナナ、ゴ・ロ・シチなどと読みますが、何故日月神示では「ミロク」と読むのでしょうか。


弥勒菩薩みろくぼさつとは、大乗仏教における菩薩であり、お釈迦さま入滅後56億7000万年後の未来に姿を現し、多くの人々を救済するとされている有難い菩薩さまの事です。
56億7000万年後という数字から、「五六七」=ミロクと読めると解釈されています。


しかし、ミロクさまとは、仏教の菩薩さまであり、何故仏教も神道も混ぜこぜなのかとお思いでしょう。

岡本天明が慕った大本教の出口王仁三郎が活躍していた明治や大正や昭和初期の頃、王仁三郎は当時の日本人に伝わりやすくする為に、神道でありながら日本人に最も馴染みの深い仏教から「弥勒」という言葉を用いて説いていたのではないかと推測します。


ですから、「五六七」とは、
仏教で言う弥勒菩薩、
キリスト教であるメシア、
インドでいうマイトレーヤ、
ゾロアスター教のミトラ神に対応するものであり、出口王仁三郎がまだ当時の日本人には早いと判断して明かしてこなかった、『高次元の存在』を、ある特有の暗喩や顕現を現わすものであると個人的に思います。

このことから、岡本天明の自動書記における日月神示にも、神示を受け取った側の理解がされやすいように、この言葉を当てはめたのではないかと思われます。


だいぶスピリチュアル寄りの言い方になってしまいますが、「五六七」とは、我々が古来より神と敬う存在のことを指し、高次元とされる五次元・六次元・七次元の存在や、その状態を表す言葉なのではないでしょうか。
 

日本は古来より「神仏習合思想」という考えがあり、「神社の御祭神が仏や他教の神と同一である」とする「本地垂迹説」は、平安時代以降、盛んに説かれるようになりました。明治に入ってからの神仏分離により、神社から仏教色が排されようとしましたが、人々の信仰の間には、このような神仏習合の影響が現在も残っています。

日本固有の神の信仰と外来の仏教信仰とを融合・調和する柔軟さが日本人にはあった為、「ミロク」と言う言葉が馴染んだのではないでしょうか。


また、都市伝説界隈では、五・六・七は、読み方から(五=コ)(六=ロ)(七=ナ)とも読めるとの考えもあります。(アルファポリスの規制対象にならない書き方をさせて頂いております)
2019年から始まる、五六七。
これは時期的にピタリと当てはまっているのではないかと一部では囁かれ、取り上げられていますが、単なる偶然なのか、そこまで預言されていたのかは神のみぞ知る、といったところでしょうか。



■弥勒の世とは

2019年から、五六七ミロクの世の仕組みがはじまると記されていますが、「ミロクの世」とは、具体的に何なのかというと、『次元融合する半霊半物質の世界』のことを言うそうです。


今後は五・六・七次元と繋がることができるようになるらしいのです。


今私たちがいる次元は何次元かというと、

幾何学の用語を用いると、1-Dは線(一次元)、2-Dは面(二次元)、3-Dは立体(三次元)であり、これに時間を足し、四次元となります。

アインシュタインの相対性理論では空間と時間は同等であり、空間と時間をひとまとめにして時空と呼びます。


また、量子論においては、分割不可能な最小単位の空間量子が連続することで、時間や空間といった一つなぎのものが存在するかのように見えるだけといっています。



今現在の私たちの知覚では、宇宙またはマルチバースにおいて、四次元の表面世界に限定されています。


五・六次元とは、今は人間が感じることの出来ていない、電磁気力、核力に対応したものだと考えられます。


この世界は11次元であるとの仮説があります。これは「M理論」と言い、空間次元が10個、時間次元が1個という仮説理論ですが、これはまだ未確定であり、研究が進められている最中なので断定できるものではないですが、仮に11次元あるとする中で、現在は四次元であり、そこから五・六・七次元への移行が2019年から始まっていると日月神示では言っているのです。


これは、未確定であったり、存在が解明されていない為、空想の中の世界と捉えられてもおかしくない話ではあります。具体的にどのような世界なのか想像がしにくいですが、次元融合し、今まで見えなかったものが感じとれるようになるかもしれないと考えると、ワクワクしますね。




■大建替=正念場の時期

五・六・七次元へ融合する際には、大建替が必要となります。


五の年(令和を意味する)の子年(2020年)を中心に前後10年が正念場と考えられ、2020年の前後10年であれば、2011年から2030年が正念場となります。

この考え方は諸説あります。
様々な考察があり、どれが真実なのか見極めるのは難しいです。

ですが、2011年~の災害・人災を振り返ってみると、なかなかなものでした。



2011年    新燃岳噴火
2011年 3月    東日本大震災
2011年 台風12号
2013年 台風26号
2014年 豪雪
2014年 御嶽山噴火
2016年 熊本地震
2016年   台風第7号、第11号、第9号、第10号
2017年7月 九州北部豪雨
2018年 西日本豪雨
2019年8月 九州北部豪雨
2019年9月 台風15号、台風19号
2019年12月   ウィルスによる世界的パンデミック
2020年7月 九州豪雨
2021年7月   伊豆山土砂災害
2022年2月24日 ロシアのウクライナ侵攻
2022年7月   埼玉県 局地的大雨
2022年7月   日宮城県 局地的大雨 
2022年8月   東北北部大雨土砂災害
2023年10月7日 パレスチナ・イスラエル戦争
2024年1月1日   能登半島地震




大地震、ありとあらゆる自然災害、戦争、疫病までもが世界を襲う現在、まさに正念場が始まっているとも言えます。




     「あたらしき 
    御代のはじめの 
           辰の年 
    あれ出でましぬ 
       隠れいし神 
        かくり世も 
うつし御国の一筋の 
          光の国と 
咲きそめにけり」


日月神示には、このような歌も書かれていますが、新しい時代が始まった辰の年にそれまで隠れていた神様が現れて、辰年から新しい世界が始まると読み解く書物が多いです。


辰の年とは、年始に大震災が起こった2024年のことを指していて、神とは揶揄で大地震のことを指し、助け合うことがこの国の一筋の光になると言っているともとれるような気がしますが、それは私の考えすぎでしょうか。


はたまた12年後の2036年の辰年の事を指しているのかもしれません…。

神示を読み解くのは難解ですが、いずれ全てが紐解かれる日がくるのでしょうか。



■岩戸ひらき


「八の世界から十の世界になるのであるから、今迄の八方的な考へ方、八方的な想念や肉体では生きては行かれんのであるぞ、十方的想念と肉体でなくてはならんぞ。八方的地上から十方的地上となるのであるから、総ての位置が転ずるのであるから、物質も念も総てが変るのであるぞ。これが元の元の元の大神の御神策ぞ、今迄は時が来なかったから知らすことが出来んことでありたなれど、いよいよが来たので皆に知らすのであるぞ。百年も前からそら洗濯ぢゃ、掃除ぢゃと申してありたが、今日の為であるぞ、岩戸ひらきの為であるぞ。今迄の岩戸ひらきと同様でない、末代に一度の大岩戸ひらきぢゃ。千引岩戸を開くことについて、神は今まで何も申さないでいたのであるなれど、時めぐり来て、その一端をこの神示で知らすのであるぞ。」


この、「大岩戸開き」が日月神示のキーワードとなりますが、長くなるので次回に考察して行きます。
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