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アナザールート その32 涙の道を進んで
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僕はピエロの仮面の男の手から、首輪に繋がった鎖に引かれて部屋を出る。
「犬らしく歩け。」
と命令され、うつむき、四つん這いで犬のように歩いて…。
部屋を出ると、俯いて下を向いていても、大人達が息をのみ、僕に注目している様子が伝らしわってくる。
その欲望に塗れた視線の圧力は物理的な痛みすら感じさせ、僕の心を引き裂いてゆく。
「ひんっ?!」
その時、お尻にねじ込まれた尻尾付きのバイブが僅かに振動を始めた。
「んっ!、んあぁあんっ!」
男性器を模した形ではない、異様な形状のそれは、まるで僕の直腸内で型を取ったかのように、その先端が前立腺にピタリと当たっていた。
その先端がほんの微かに震える•••ただそれだけことが、媚薬漬けの僕には耐えられない。
マゾヒスティックな快感のパルス信号が、お腹の奥から手足まで走り抜けると、僕は四足の姿勢さえ取れずに床に崩れ落ちる
「ひぃん!、ひぁっあぁ!•••あぁ!!」
それでいて、腰と下腹の筋肉は僕の意志とは無関係な痙攣とうねりを繰り返し、止まることはない。
僕が床を舐めるようにしてもがいていると、ピエロの仮面の男に鎖を引かれ、鎖がガチャリ•••と金属音をたてる。
「あぐぅ!••••••」
僕は、半ば首吊りのような乱暴さで上半身を持ち上げられて、呻くような悲鳴をあげた。
「さっさと歩くんだ。時雨ちゃん」
ピエロの仮面の男の穏やかで冷酷な声が響く。
その口角は隠し切れない愉悦に釣り上がっていた。
「バイ・・・ブを、止めっ・・・ぇええっ!、あっ・・・ああぁ!」
「おや?雌犬が何か鳴いているみたいだけれど、犬語はわからないなぁ。・・・ほら早く立つんだ。」
涙ながらの懇願も、小馬鹿にする様にして無視される。
ガチャリ
そしてもう一度乱暴に鎖を引かれ、どうにか四つん這いの犬の姿勢に戻されると、僕はのろのろと歩き始める。
だけど、バイブを止めてくれたわけではない。
お尻に挿入されたままのバイブは、変わらずに振動を続ける。
僕の一番弱い女の子の部分を、冷酷に、まさに“機械的”に抉り、震わせ、僕を嬲る。
腰から甘やかな電流が断続的に広がると、手足の力が抜け、腰が震えて、黒い尻尾が揺れ動く。
「ん゛お゛お゛っ!お゛っぁひィ!」
2、3歩進んで、また床に倒れ込む。
腕が、膝が、背中がビクビク震えて力が入らず、身体を起こせない。
「ぁ…ぅぅ……ぁ…ぅ…」
床に這いつくばり、無様に痙攣していると。また鎖を引かれ無理矢理身体を引き起こされて犬のように歩き、また床に崩れ落ちてゆく。
その繰り返しだった。
やがて、僕の瞳からは、惨めさと、悔しさと、無力さと、羞恥心と恐怖と、何より世界の全てに見捨てられたような絶望と孤独感・・・そんなものが涙になって溢れてゆく。
「ひぐっ・・・ひっ・・・うっ・・・うう・・・うえぇ・・・」
長い、永遠のような道を僕は子供みたいに泣きじゃくりながら四つん這いで進む。
「うぁあ・・・、うぇ・・・うぇえ・・・っ、ひぐぅ、うぇえええっ・・・」
大人達の嘲笑を浴びて、スマホのフラッシュをあらゆる方向から浴びて。
僕の泣き顔も、鳴き声も、全て記録を残されながら進む。
僕の歩いた床には僕が流した涙が点々と連なり、涙の道を描いていた。
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「犬らしく歩け。」
と命令され、うつむき、四つん這いで犬のように歩いて…。
部屋を出ると、俯いて下を向いていても、大人達が息をのみ、僕に注目している様子が伝らしわってくる。
その欲望に塗れた視線の圧力は物理的な痛みすら感じさせ、僕の心を引き裂いてゆく。
「ひんっ?!」
その時、お尻にねじ込まれた尻尾付きのバイブが僅かに振動を始めた。
「んっ!、んあぁあんっ!」
男性器を模した形ではない、異様な形状のそれは、まるで僕の直腸内で型を取ったかのように、その先端が前立腺にピタリと当たっていた。
その先端がほんの微かに震える•••ただそれだけことが、媚薬漬けの僕には耐えられない。
マゾヒスティックな快感のパルス信号が、お腹の奥から手足まで走り抜けると、僕は四足の姿勢さえ取れずに床に崩れ落ちる
「ひぃん!、ひぁっあぁ!•••あぁ!!」
それでいて、腰と下腹の筋肉は僕の意志とは無関係な痙攣とうねりを繰り返し、止まることはない。
僕が床を舐めるようにしてもがいていると、ピエロの仮面の男に鎖を引かれ、鎖がガチャリ•••と金属音をたてる。
「あぐぅ!••••••」
僕は、半ば首吊りのような乱暴さで上半身を持ち上げられて、呻くような悲鳴をあげた。
「さっさと歩くんだ。時雨ちゃん」
ピエロの仮面の男の穏やかで冷酷な声が響く。
その口角は隠し切れない愉悦に釣り上がっていた。
「バイ・・・ブを、止めっ・・・ぇええっ!、あっ・・・ああぁ!」
「おや?雌犬が何か鳴いているみたいだけれど、犬語はわからないなぁ。・・・ほら早く立つんだ。」
涙ながらの懇願も、小馬鹿にする様にして無視される。
ガチャリ
そしてもう一度乱暴に鎖を引かれ、どうにか四つん這いの犬の姿勢に戻されると、僕はのろのろと歩き始める。
だけど、バイブを止めてくれたわけではない。
お尻に挿入されたままのバイブは、変わらずに振動を続ける。
僕の一番弱い女の子の部分を、冷酷に、まさに“機械的”に抉り、震わせ、僕を嬲る。
腰から甘やかな電流が断続的に広がると、手足の力が抜け、腰が震えて、黒い尻尾が揺れ動く。
「ん゛お゛お゛っ!お゛っぁひィ!」
2、3歩進んで、また床に倒れ込む。
腕が、膝が、背中がビクビク震えて力が入らず、身体を起こせない。
「ぁ…ぅぅ……ぁ…ぅ…」
床に這いつくばり、無様に痙攣していると。また鎖を引かれ無理矢理身体を引き起こされて犬のように歩き、また床に崩れ落ちてゆく。
その繰り返しだった。
やがて、僕の瞳からは、惨めさと、悔しさと、無力さと、羞恥心と恐怖と、何より世界の全てに見捨てられたような絶望と孤独感・・・そんなものが涙になって溢れてゆく。
「ひぐっ・・・ひっ・・・うっ・・・うう・・・うえぇ・・・」
長い、永遠のような道を僕は子供みたいに泣きじゃくりながら四つん這いで進む。
「うぁあ・・・、うぇ・・・うぇえ・・・っ、ひぐぅ、うぇえええっ・・・」
大人達の嘲笑を浴びて、スマホのフラッシュをあらゆる方向から浴びて。
僕の泣き顔も、鳴き声も、全て記録を残されながら進む。
僕の歩いた床には僕が流した涙が点々と連なり、涙の道を描いていた。
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