57 / 581
3章 商人への道?
90.僕におまかせあれ
しおりを挟む
考え事をしながらも、作業はやめない。スキルのレベル上げに来てるんだもん。今日中に一つレベルが上がるといいなぁ。
「ね、モモ」
「なぁに?」
次々に料理を作る僕を楽しそうに眺めたり、料理を味見したりしていたイザベラちゃんが、不意に背中を叩いてくる。
「あの数字、なにかしら?」
「数字?」
イザベラちゃんが冷蔵庫を指していた。そこにはホワイトボードがマグネットで張り付いていて、『2534/4500』と書かれている。
……こんなもの、最初あったっけ?
視界の端で作ったグラタンが消えて経験値に変換されるのが見えた。途端に数字が変化する。20増えて『2554/4500』と。
「――なるほど? もしかして、料理スキルの経験値を示してるのかも。レベルを上げるのに経験値4500が必要で、今は2554ってことだね」
「じゃあ、あといくつ料理を作ったら、レベルを上げられるの?」
イザベラちゃんと見つめあう。
えっと……さっきのグラタンで経験値20が増えたから……でも、料理スキルを使うだけでも増えてるはずで……?
……僕、算数嫌い!
「モモ、料理を作ってみて」
「うん?」
急にやる気に満ちた表情になるイザベラちゃんに戸惑いながら、グラタンを作る。レシピ登録してあるから、食材と調理道具を揃えちゃえば一瞬だよー。
「5増えたわ」
「あ、そうなんだ?」
「つまり、グラタンで25のけいけん値をもらえるの。でも、ちがう料理だと、もっとたくさんもらえてた気がする……?」
首を傾げてるイザベラちゃんの前で、ポンと手を打つ。
「たぶん、自力で作るか、レシピ登録してあるのを作るかで、違うんだと思う」
試すために、今度は一からグラタン作り。
「15増えたわ!」
「結構差があるなぁ。料理が消えるときの取得経験値は20のままみたいだね」
自力で作ると、料理一つで35かぁ。でも、作る時間は倍以上掛かってるから、レシピ登録したやつの方がお得かも。食材は次から次に現れるし。
「――料理一つで経験値25として、あと何回?」
「4500から2589を引くと、なにかしら?」
「うぅ……1911?」
もっとキリのいい数字が良かったよぉ! と嘆きながら、なんとか答えを導き出した。たぶん合ってるはず!
「すごいわ! モモ、かしこいのね」
「えへへ、それほどでもないよ~」
謙遜じゃなくて事実である。普通の大人はもっとすんなりと答えを出せるはず、なんてことはイザベラちゃんに言わない。賢いと思われていたいからね!
「じゃあ、それを25で割ればいいのよね……」
ぶつぶつ呟き首を傾げるイザベラちゃんを眺める。
料理を四つ作れば経験値100。1911を100で割ると19余り11。これは料理四つ分で計算してるから、4を掛ければいいんだよね? つまり76余り11。だから七十七回料理を作ればいいはず!
……すごく遠回りして計算してるのはわかってるよ! 僕の暗算力はこれが限界!
「――そうだわ! シシリーに聞いてみましょう」
「なんでやねんっ」
名案、と言いたげに手を合わせたイザベラちゃんに、思わずツッコミを入れちゃった。キョトンとされたけど、あらゆる意味で変なことを言ってるの、気づいてないの?
まず、計算の答えがわからないなら、僕に聞けばいい。さっき賢いって褒めてくれたじゃん。僕に聞く前に諦めるの、ひどくない?
そして、計算を諦めるのが潔すぎる。もうちょっとがんばって。確かに面倒くさい計算だし、イザベラちゃんの年頃でこういう計算ができるものなのか、僕はわかんないけど。
最後に――。
「――シシリーって、家庭教師やめたんじゃないの?」
最大のツッコミどころがこれだ。
まるで今日もシシリーがイザベラちゃんの近くにいるような言葉に違和感がある。
「えっ? そうなの?」
「……もしかして、知らない?」
そんなことある? というか、シシリーが家庭教師をクビになったの、一ヶ月前くらいだよね。普通気づくでしょ。というか、誰か教えてるんじゃないの?
「さいきん、探しにこないとは思っていたけれど……」
イザベラちゃんの目が潤んでいく。泣いちゃう? 僕、子どもの泣き止ませ方なんて知らないよー!
「だ、大丈夫、なんか事情あるんだよ、きっと!」
その事情が、イザベラちゃんに嫌われたからなんだよ、なんてこの状況で言えない。なんとなく誤解があったのでは、っていう気がするし。
「わたくし、すてられてしまったんだわっ……わるい子だから……」
「イザベラちゃん、全然悪い子じゃないよ! そりゃ、護衛を付けずに動き回って、周りで苦労してる大人はいるんだろうけどさ。子どもなんだからしかたないよ。子どもに逃げられる護衛もどうかと思うし」
必死に慰めようとするあまり、会ったことのない護衛さんをこき下ろしちゃってごめん! 今だけだから許してー。
「でも、シシリー、いなくなったって……!」
「うん、それは、まぁ、そうなんだけど。イザベラちゃんは『もっとわかってくれる人がいい』って言った?」
「……言った、かもしれないわ……そのせいで……?」
涙が溢れそうな目で見つめられて、「う~ん」と首を傾げて困っちゃう。本当にそれだけが理由かなんて、僕にはわからないや。
「イザベラちゃんは、シシリーにいなくなってほしかったわけじゃないんだね?」
「……うん。だって、なんど逃げても、探してほほ笑みかけてくれるのは、シシリーだけだったもの」
ほうほう。嫌いじゃなくて、むしろ好きなんじゃん!
「それで、どうして『もっとわかってくれる人がいい』って言ったの?」
「シシリーはいつもわたくしのことを考えて、いっしょうけんめいだから。もっとわたくしといっしょにいてくれるんじゃないかと思ったの。……べんきょうするのはしかたないけれど、いっしょに遊びたいわ」
おっと?
つまり、『もっとわかってくれる人』イコール、イザベラちゃんの寂しさに寄り添って、一緒に遊んでくれる人ってことなんだね。
シシリーはそれができる、とイザベラちゃんは信じてたから、つい言っちゃったわけか。
う~ん、すれ違ってるなぁ。
一番の問題は、イザベラちゃんの思いを聞かずに、あっさりと家庭教師をクビにした方なのでは? シシリーに役場での仕事を斡旋する前に、することあったよね?
「……よしっ、わかったよ! それなら、僕がそれをシシリーに伝えてくる。それで、イザベラちゃんの傍でまた家庭教師をしたい、って言うようなら、イザベラちゃんのお父さんにお願いしてみよっか」
提案したら、イザベラちゃんの目が丸くなった。
「シシリーは……かえってきてくれる……?」
「わかんないけど――」
シシリーと最初に話した時のことを思い出す。リエインはイザベラちゃんのことをわがままって表現してたけど、シシリーは全然そういうことは言わなかった。むしろ自分が悪いんだって思ってる感じだった。
この感じなら、いけるんじゃないかな?
「僕に任せて!」
胸を張って宣言したら、イザベラちゃんがようやく少しホッとした感じで微笑んでくれた。
「……モモ、おねがいね。ありがとう」
「ふふ、感謝はまだとっておいて」
さぁて、シシリーと話すためにも、ちゃちゃっと料理スキルのレベルを上げちゃうぞー。あと七十七回ならすぐのはず!
料理を再開したところで、イザベラちゃんがハッと息を呑んだ。
「あ、料理をあと何回――」
「77! シシリーじゃなくても、計算できるんだぞー」
「モモ、ほんとうにかしこいわね!」
「でしょー」
キラキラと目を輝かせたイザベラちゃんに褒められて、頭を撫でられた。
嬉しいけど、なぜだか芸が成功したワンコの気分になって微妙だな、と思ったのは内緒だ。
「ね、モモ」
「なぁに?」
次々に料理を作る僕を楽しそうに眺めたり、料理を味見したりしていたイザベラちゃんが、不意に背中を叩いてくる。
「あの数字、なにかしら?」
「数字?」
イザベラちゃんが冷蔵庫を指していた。そこにはホワイトボードがマグネットで張り付いていて、『2534/4500』と書かれている。
……こんなもの、最初あったっけ?
視界の端で作ったグラタンが消えて経験値に変換されるのが見えた。途端に数字が変化する。20増えて『2554/4500』と。
「――なるほど? もしかして、料理スキルの経験値を示してるのかも。レベルを上げるのに経験値4500が必要で、今は2554ってことだね」
「じゃあ、あといくつ料理を作ったら、レベルを上げられるの?」
イザベラちゃんと見つめあう。
えっと……さっきのグラタンで経験値20が増えたから……でも、料理スキルを使うだけでも増えてるはずで……?
……僕、算数嫌い!
「モモ、料理を作ってみて」
「うん?」
急にやる気に満ちた表情になるイザベラちゃんに戸惑いながら、グラタンを作る。レシピ登録してあるから、食材と調理道具を揃えちゃえば一瞬だよー。
「5増えたわ」
「あ、そうなんだ?」
「つまり、グラタンで25のけいけん値をもらえるの。でも、ちがう料理だと、もっとたくさんもらえてた気がする……?」
首を傾げてるイザベラちゃんの前で、ポンと手を打つ。
「たぶん、自力で作るか、レシピ登録してあるのを作るかで、違うんだと思う」
試すために、今度は一からグラタン作り。
「15増えたわ!」
「結構差があるなぁ。料理が消えるときの取得経験値は20のままみたいだね」
自力で作ると、料理一つで35かぁ。でも、作る時間は倍以上掛かってるから、レシピ登録したやつの方がお得かも。食材は次から次に現れるし。
「――料理一つで経験値25として、あと何回?」
「4500から2589を引くと、なにかしら?」
「うぅ……1911?」
もっとキリのいい数字が良かったよぉ! と嘆きながら、なんとか答えを導き出した。たぶん合ってるはず!
「すごいわ! モモ、かしこいのね」
「えへへ、それほどでもないよ~」
謙遜じゃなくて事実である。普通の大人はもっとすんなりと答えを出せるはず、なんてことはイザベラちゃんに言わない。賢いと思われていたいからね!
「じゃあ、それを25で割ればいいのよね……」
ぶつぶつ呟き首を傾げるイザベラちゃんを眺める。
料理を四つ作れば経験値100。1911を100で割ると19余り11。これは料理四つ分で計算してるから、4を掛ければいいんだよね? つまり76余り11。だから七十七回料理を作ればいいはず!
……すごく遠回りして計算してるのはわかってるよ! 僕の暗算力はこれが限界!
「――そうだわ! シシリーに聞いてみましょう」
「なんでやねんっ」
名案、と言いたげに手を合わせたイザベラちゃんに、思わずツッコミを入れちゃった。キョトンとされたけど、あらゆる意味で変なことを言ってるの、気づいてないの?
まず、計算の答えがわからないなら、僕に聞けばいい。さっき賢いって褒めてくれたじゃん。僕に聞く前に諦めるの、ひどくない?
そして、計算を諦めるのが潔すぎる。もうちょっとがんばって。確かに面倒くさい計算だし、イザベラちゃんの年頃でこういう計算ができるものなのか、僕はわかんないけど。
最後に――。
「――シシリーって、家庭教師やめたんじゃないの?」
最大のツッコミどころがこれだ。
まるで今日もシシリーがイザベラちゃんの近くにいるような言葉に違和感がある。
「えっ? そうなの?」
「……もしかして、知らない?」
そんなことある? というか、シシリーが家庭教師をクビになったの、一ヶ月前くらいだよね。普通気づくでしょ。というか、誰か教えてるんじゃないの?
「さいきん、探しにこないとは思っていたけれど……」
イザベラちゃんの目が潤んでいく。泣いちゃう? 僕、子どもの泣き止ませ方なんて知らないよー!
「だ、大丈夫、なんか事情あるんだよ、きっと!」
その事情が、イザベラちゃんに嫌われたからなんだよ、なんてこの状況で言えない。なんとなく誤解があったのでは、っていう気がするし。
「わたくし、すてられてしまったんだわっ……わるい子だから……」
「イザベラちゃん、全然悪い子じゃないよ! そりゃ、護衛を付けずに動き回って、周りで苦労してる大人はいるんだろうけどさ。子どもなんだからしかたないよ。子どもに逃げられる護衛もどうかと思うし」
必死に慰めようとするあまり、会ったことのない護衛さんをこき下ろしちゃってごめん! 今だけだから許してー。
「でも、シシリー、いなくなったって……!」
「うん、それは、まぁ、そうなんだけど。イザベラちゃんは『もっとわかってくれる人がいい』って言った?」
「……言った、かもしれないわ……そのせいで……?」
涙が溢れそうな目で見つめられて、「う~ん」と首を傾げて困っちゃう。本当にそれだけが理由かなんて、僕にはわからないや。
「イザベラちゃんは、シシリーにいなくなってほしかったわけじゃないんだね?」
「……うん。だって、なんど逃げても、探してほほ笑みかけてくれるのは、シシリーだけだったもの」
ほうほう。嫌いじゃなくて、むしろ好きなんじゃん!
「それで、どうして『もっとわかってくれる人がいい』って言ったの?」
「シシリーはいつもわたくしのことを考えて、いっしょうけんめいだから。もっとわたくしといっしょにいてくれるんじゃないかと思ったの。……べんきょうするのはしかたないけれど、いっしょに遊びたいわ」
おっと?
つまり、『もっとわかってくれる人』イコール、イザベラちゃんの寂しさに寄り添って、一緒に遊んでくれる人ってことなんだね。
シシリーはそれができる、とイザベラちゃんは信じてたから、つい言っちゃったわけか。
う~ん、すれ違ってるなぁ。
一番の問題は、イザベラちゃんの思いを聞かずに、あっさりと家庭教師をクビにした方なのでは? シシリーに役場での仕事を斡旋する前に、することあったよね?
「……よしっ、わかったよ! それなら、僕がそれをシシリーに伝えてくる。それで、イザベラちゃんの傍でまた家庭教師をしたい、って言うようなら、イザベラちゃんのお父さんにお願いしてみよっか」
提案したら、イザベラちゃんの目が丸くなった。
「シシリーは……かえってきてくれる……?」
「わかんないけど――」
シシリーと最初に話した時のことを思い出す。リエインはイザベラちゃんのことをわがままって表現してたけど、シシリーは全然そういうことは言わなかった。むしろ自分が悪いんだって思ってる感じだった。
この感じなら、いけるんじゃないかな?
「僕に任せて!」
胸を張って宣言したら、イザベラちゃんがようやく少しホッとした感じで微笑んでくれた。
「……モモ、おねがいね。ありがとう」
「ふふ、感謝はまだとっておいて」
さぁて、シシリーと話すためにも、ちゃちゃっと料理スキルのレベルを上げちゃうぞー。あと七十七回ならすぐのはず!
料理を再開したところで、イザベラちゃんがハッと息を呑んだ。
「あ、料理をあと何回――」
「77! シシリーじゃなくても、計算できるんだぞー」
「モモ、ほんとうにかしこいわね!」
「でしょー」
キラキラと目を輝かせたイザベラちゃんに褒められて、頭を撫でられた。
嬉しいけど、なぜだか芸が成功したワンコの気分になって微妙だな、と思ったのは内緒だ。
1,810
あなたにおすすめの小説
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】妹は庶子、文句があるか? 常識なんてぶっ飛ばせ!
青空一夏
ファンタジー
(ざまぁ×癒し×溺愛)
庶子として公爵家に引き取られたアメリアは、
王立学園で冷たい視線に晒されながらも、ほんの少しの希望を胸に通っていた。
――だが、彼女はまだ知らなかった。
「庶子」の立場が、どれほど理不尽な扱いを受けるものかを。
心が折れかけたそのとき。
彼女を迎えに現れたのは、兄――オルディアーク公爵、レオニルだった。
「大丈夫。……次は、俺が一緒に通うから」
妹を守るためなら、学園にだって入る!
冷酷なはずの公爵閣下は、妹にだけとことん甘くて最強です。
※兄が妹を溺愛するお話しです。
※ざまぁはありますが、それがメインではありません。
※某サイトコンテスト用なので、いつもと少し雰囲気が違いますが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
我が家と異世界がつながり、獣耳幼女たちのお世話をすることになった件【書籍化決定!】
木ノ花
ファンタジー
【第13回ネット小説大賞、小説部門・入賞!】
マッグガーデン様より、書籍化決定です!
異世界との貿易で資金を稼ぎつつ、孤児の獣耳幼女たちをお世話して幸せに! 非日常ほのぼのライフの開幕!
パワハラに耐えかねて会社を辞め、独り身の気楽な無職生活を満喫していた伊海朔太郎。
だが、凪のような日常は驚きとともに終わりを告げた。
ある日、買い物から帰宅すると――頭に猫耳を生やした幼女が、リビングにぽつんと佇んでいた。
その後、猫耳幼女の小さな手に引かれるまま、朔太郎は自宅に現れた謎の地下通路へと足を踏み入れる。そして通路を抜けた先に待ち受けていたのは、古い時代の西洋を彷彿させる『異世界』の光景だった。
さらに、たどり着いた場所にも獣耳を生やした別の二人の幼女がいて、誰かの助けを必要としていた。朔太郎は迷わず、大人としての責任を果たすと決意する――それをキッカケに、日本と異世界を行き来する不思議な生活がスタートする。
最初に出会った三人の獣耳幼女たちとのお世話生活を中心に、異世界貿易を足掛かりに富を築く。様々な出会いと経験を重ねた朔太郎たちは、いつしか両世界で一目置かれる存在へと成り上がっていくのだった。
※まったり進行です。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
追放された悪役令嬢、農業チートと“もふもふ”で国を救い、いつの間にか騎士団長と宰相に溺愛されていました
黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢のエリナは、婚約者である第一王子から「とんでもない悪役令嬢だ!」と罵られ、婚約破棄されてしまう。しかも、見知らぬ辺境の地に追放されることに。
絶望の淵に立たされたエリナだったが、彼女には誰にも知られていない秘密のスキルがあった。それは、植物を育て、その成長を何倍にも加速させる規格外の「農業チート」!
畑を耕し、作物を育て始めたエリナの周りには、なぜか不思議な生き物たちが集まってきて……。もふもふな魔物たちに囲まれ、マイペースに農業に勤しむエリナ。
はじめは彼女を蔑んでいた辺境の人々も、彼女が作る美味しくて不思議な作物に魅了されていく。そして、彼女を追放したはずの元婚約者や、彼女の力を狙う者たちも現れて……。
これは、追放された悪役令嬢が、農業の力と少しのもふもふに助けられ、世界の常識をひっくり返していく、痛快でハートフルな成り上がりストーリー!
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。