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「僕はまるで夢を見てるみたい」
「現実だろ、浮かれて怪我するなよ」
「だってロンの恋人だよ、ずっとなりたかったんだ」
「確かにそんなことを十二歳くらいから言ってたっけ?」
「ふふっ、その頃からロンを狙ってたからね!!」
「オウガは一途だな、でも本当に浮かれて怪我するなよ」
そんなことを言いながら、家で簡単な朝食を食べて二人で食器を洗って片づけた。今日もハンターギルドに行ってみたら、アビス退治の依頼が出ていた。ここから二時間くらいでアビスが七体だった、いつものように受付のお姉さんとオウガが話して引き受けた。そうして乗合馬車に揺られて二時間移動した、ついてみると現場は海辺だった、村長だという人に詳しい場所も教えて貰った。
「それからオウガ、言っておくけどな」
「うん、何?」
「アビス退治中は恋人らしいことは禁止」
「ええ!? それって酷くない!?」
「酷くない、だってお前が浮かれてたら怪我をしかねん」
「ううっ、僕は今ほどアビスが憎いって思ったことは無いよ」
そうして俺たちは夜まで待った、待っている間もオウガは静かに怒っていた。俺は怒りがアビス退治の妨げにならなければいいがと心配していた、そして七体のアビスがやってきた。陸に上がるのを待って俺とオウガはアビスに攻撃した、オウガが槍でアビス五体の心臓を稲妻のように貫いていった。俺は冷静に残った刀でアビス二体の首を斬り落とした、それから朝まで他にアビスは現れなかった。
「依頼達成印も貰ったし、さぁ早く帰ろう。ロン」
「ああ、帰って風呂に入りたい気分だ」
「もちろん僕も一緒に入るからね!!」
「帰るまでがアビス退治だ、恋人禁止」
「ぐっ、アビスが憎い!!」
「それでもまぁ、良い動きしてたな。オウガ」
オウガは当たり前だ、だって自分は俺のパートナーなんだからと威張っていた。そうして乗合馬車で帰っていつものようにハンターギルドで報酬を貰って、弾丸用以外の黒石を売った。そうしてから家までは走って帰った、オウガに早く、早くと促されて俺も走った。家の玄関に入ったら思っていた通りにオウガから深いキスをされた、それは予想してしたのでオウガが可愛かったし、俺も同じだけ深いキスをした。
「ロン、早く脱いで!!」
「そんなにがっつかなくても、俺はどこにも逃げないぞ」
「僕が早くロンに触りたいの!!」
「分かった、ほら脱げた。シャワーでも浴びようぜ」
「ロン、ああ、早く……」
「だから俺は逃げないって、そんなオウガも可愛いけどな」
俺たちは風呂場では抱き合ってキスをして、お互いのものをこすり合わせてまず一回ぬいた。それでオウガが落ち着くかと思ったら、おれのものに触って口でしていいかと聞かれた、俺はおそるおそるいいぜと答えた。オウガに口で俺のものを舐められるのは気持ち良かった、オウガは舐めたり深くくわえたりして愛撫してくれた。それで気持ちよくぬいてもらったので、代わりにオウガのものも俺が舐めてみることにした。
「うわぁ、本当にしてくれるの、ロン!?」
「お前がしてくれたんだから、俺でもできるだろ。多分」
「うぅ、気持ち良い!! やぁ、すぐに出ちゃいそう!!」
「ええとこうやればいいのか?」
「ロン、僕もういっちゃうから口から抜いて!!」
「ん? 分かった、って顔にかけるなよ。オウガ」
オウガのものを口で可愛がるのは思ったより抵抗なくできた、顔に精液をかけられるとは思わなかったが、それでオウガが真っ赤な顔になって可愛かったから許した。そうして風呂場で何回もぬいて、体も綺麗に洗ってから風呂を出た。それで終わりかと思ったら、ベッドでもまたオウガに誘われた。オウガって絶倫ってやつじゃないかと俺は疑った、そうしてベッドでも何回か愛撫しあってぬいた。
「はぁ、僕は今凄く幸せ」
「オウガ、お前絶倫じゃないのか?」
「えっと、そっ、そうかもしれない」
「俺でオウガの相手が務まるかな」
「僕の相手はロンしかいないよ!!」
「分かった、次からお前だけ先に何回かぬいとこう」
オウガは真っ赤な顔になってお休みのキスをしてくれた、その顔が可愛かったから俺はオウガを抱き寄せて眠った。オウガからもしっかりと抱き着かれた、それで俺は安心して眠りについた。翌朝もオウガからの深いキスで目が覚めた、おやすみのキスと合わせてこれはもう習慣だなっと思って、俺もオウガに深くキスをした。
「ロン、僕が恋人で満足できてる?」
「なんで? 俺はオウガが好きだぞ?」
「今までロンの性欲の対象は女性だったから、僕で大丈夫かなと思って」
「俺は十分満足だけどな、オウガは大丈夫なのか?」
「もう!! 僕がロンのこと好きなの知ってたでしょ!! 大満足だよ!!」
「それならいいじゃないか」
オウガは今まで俺の性欲の対象が女性だったことで心配そうだったが、俺としてはオウガが好きだと気がついて最近のオウガは可愛くて堪らなかった。だからオウガが不安にならないように、朝食の片付けが終わった時とか、何か用事が終わった時にオウガに軽くキスするようにした。オウガはその度に真っ赤になっていた、それは良かったが時々そのままオウガにベッドに引っ張り込まれた。そうしてベッドで愛し合うことになるのだった、やっぱりオウガは絶倫のようだった。
「そうか、恋人同士ってこういうものなんだなぁ」
「ロンが恋人で僕は幸せ、ねぇ僕いつロンの奥さんになれる?」
「恋人と奥さんの違いは何なんだ、入籍してることならもう奥さんじゃないのか」
「そっ、そうか!? 僕はロンの奥さんなんだぁ」
「オウガ、顔がとろけてるぞ」
「僕は今凄く感動してるの!!」
そんな話をしながらハンターギルドに俺たちは来た、そうして掲示板をみたらアビス退治があったから受けることにした。アビスが七体といつものような依頼だった、移動時間も二時間くらいだった。オウガはアビスと戦っている間、俺とは恋人禁止になるのでまた険しい顔をしていた。でも最初の時ほど怒ってはいなかった、俺はこれなら大丈夫だろうと思っていた。今回もアビスが出る場所は海辺だった、俺とオウガは落ち着いてアビスが出るのを待った。
「アビスって本当に何なんだろうね、ロン?」
「食人種ってことと、人間と弱点が同じってくらいしか分からないからな」
「国ではアビスを研究してるらしいけど、何にも発表がないってことは分からないんだろうね」
「アビス自体が出なくなれば、一番良いんだけどな」
「ロン、そろそろ来たみたい」
「分かった、ん? 十五体もいるぞ!!」
俺とオウガはアビスの数が多いのを確認した途端、まず銃撃で数を減らしていった。それでも十体のアビスが残った、俺とオウガはそれを各自で倒していった。俺は刀でアビスの首を次々と斬り殺していった、オウガは槍でアビスの心臓を貫いていった。俺たちは五体ずつアビスを片付けた、そしてまた異常発生かと思いながら朝まで様子を見た。
「アビスは七体と聞いていたんだが、いきなり十五体も出たぞ」
「ハンターギルドに報告します、依頼料が上がりますからね」
「すみません!! 十五体というとハンターが来てくれないと思ったんです!!」
「あのな、すみませんじゃすまない。偶々俺たちは十五体倒せたけどな。他のハンターだったら死んでたかもしれない、アビスの報告数を誤魔化すのは止めてくれ」
「今回は通常の依頼料と、危険手当を要求することにします」
「わっ、分かりました。今後はアビスの数を誤魔化したりしません」
「それじゃ、依頼達成印をくれ」
「くれぐれも次からは注意してください」
「ほっ、本当に申し訳ありませんでした!!」
そうしてから俺たちはハンターギルドに帰って、アビスの数を誤魔化されていたことを報告した。ハンターギルドのお姉さんもオウガが言っていたように、依頼料の増額に危険手当が追加されると教えてくれた。とりあえずは証拠として十五個の黒石を見て貰って、確認が済んだら銃弾として黒石を補充して残りは売った。俺もオウガも静かに怒っていた、アビスの数はハンターの命に関わることだったからだ
「命にかかわる事だって言うのに、アビスの報告数を誤魔化すなんて許せん」
「現実だろ、浮かれて怪我するなよ」
「だってロンの恋人だよ、ずっとなりたかったんだ」
「確かにそんなことを十二歳くらいから言ってたっけ?」
「ふふっ、その頃からロンを狙ってたからね!!」
「オウガは一途だな、でも本当に浮かれて怪我するなよ」
そんなことを言いながら、家で簡単な朝食を食べて二人で食器を洗って片づけた。今日もハンターギルドに行ってみたら、アビス退治の依頼が出ていた。ここから二時間くらいでアビスが七体だった、いつものように受付のお姉さんとオウガが話して引き受けた。そうして乗合馬車に揺られて二時間移動した、ついてみると現場は海辺だった、村長だという人に詳しい場所も教えて貰った。
「それからオウガ、言っておくけどな」
「うん、何?」
「アビス退治中は恋人らしいことは禁止」
「ええ!? それって酷くない!?」
「酷くない、だってお前が浮かれてたら怪我をしかねん」
「ううっ、僕は今ほどアビスが憎いって思ったことは無いよ」
そうして俺たちは夜まで待った、待っている間もオウガは静かに怒っていた。俺は怒りがアビス退治の妨げにならなければいいがと心配していた、そして七体のアビスがやってきた。陸に上がるのを待って俺とオウガはアビスに攻撃した、オウガが槍でアビス五体の心臓を稲妻のように貫いていった。俺は冷静に残った刀でアビス二体の首を斬り落とした、それから朝まで他にアビスは現れなかった。
「依頼達成印も貰ったし、さぁ早く帰ろう。ロン」
「ああ、帰って風呂に入りたい気分だ」
「もちろん僕も一緒に入るからね!!」
「帰るまでがアビス退治だ、恋人禁止」
「ぐっ、アビスが憎い!!」
「それでもまぁ、良い動きしてたな。オウガ」
オウガは当たり前だ、だって自分は俺のパートナーなんだからと威張っていた。そうして乗合馬車で帰っていつものようにハンターギルドで報酬を貰って、弾丸用以外の黒石を売った。そうしてから家までは走って帰った、オウガに早く、早くと促されて俺も走った。家の玄関に入ったら思っていた通りにオウガから深いキスをされた、それは予想してしたのでオウガが可愛かったし、俺も同じだけ深いキスをした。
「ロン、早く脱いで!!」
「そんなにがっつかなくても、俺はどこにも逃げないぞ」
「僕が早くロンに触りたいの!!」
「分かった、ほら脱げた。シャワーでも浴びようぜ」
「ロン、ああ、早く……」
「だから俺は逃げないって、そんなオウガも可愛いけどな」
俺たちは風呂場では抱き合ってキスをして、お互いのものをこすり合わせてまず一回ぬいた。それでオウガが落ち着くかと思ったら、おれのものに触って口でしていいかと聞かれた、俺はおそるおそるいいぜと答えた。オウガに口で俺のものを舐められるのは気持ち良かった、オウガは舐めたり深くくわえたりして愛撫してくれた。それで気持ちよくぬいてもらったので、代わりにオウガのものも俺が舐めてみることにした。
「うわぁ、本当にしてくれるの、ロン!?」
「お前がしてくれたんだから、俺でもできるだろ。多分」
「うぅ、気持ち良い!! やぁ、すぐに出ちゃいそう!!」
「ええとこうやればいいのか?」
「ロン、僕もういっちゃうから口から抜いて!!」
「ん? 分かった、って顔にかけるなよ。オウガ」
オウガのものを口で可愛がるのは思ったより抵抗なくできた、顔に精液をかけられるとは思わなかったが、それでオウガが真っ赤な顔になって可愛かったから許した。そうして風呂場で何回もぬいて、体も綺麗に洗ってから風呂を出た。それで終わりかと思ったら、ベッドでもまたオウガに誘われた。オウガって絶倫ってやつじゃないかと俺は疑った、そうしてベッドでも何回か愛撫しあってぬいた。
「はぁ、僕は今凄く幸せ」
「オウガ、お前絶倫じゃないのか?」
「えっと、そっ、そうかもしれない」
「俺でオウガの相手が務まるかな」
「僕の相手はロンしかいないよ!!」
「分かった、次からお前だけ先に何回かぬいとこう」
オウガは真っ赤な顔になってお休みのキスをしてくれた、その顔が可愛かったから俺はオウガを抱き寄せて眠った。オウガからもしっかりと抱き着かれた、それで俺は安心して眠りについた。翌朝もオウガからの深いキスで目が覚めた、おやすみのキスと合わせてこれはもう習慣だなっと思って、俺もオウガに深くキスをした。
「ロン、僕が恋人で満足できてる?」
「なんで? 俺はオウガが好きだぞ?」
「今までロンの性欲の対象は女性だったから、僕で大丈夫かなと思って」
「俺は十分満足だけどな、オウガは大丈夫なのか?」
「もう!! 僕がロンのこと好きなの知ってたでしょ!! 大満足だよ!!」
「それならいいじゃないか」
オウガは今まで俺の性欲の対象が女性だったことで心配そうだったが、俺としてはオウガが好きだと気がついて最近のオウガは可愛くて堪らなかった。だからオウガが不安にならないように、朝食の片付けが終わった時とか、何か用事が終わった時にオウガに軽くキスするようにした。オウガはその度に真っ赤になっていた、それは良かったが時々そのままオウガにベッドに引っ張り込まれた。そうしてベッドで愛し合うことになるのだった、やっぱりオウガは絶倫のようだった。
「そうか、恋人同士ってこういうものなんだなぁ」
「ロンが恋人で僕は幸せ、ねぇ僕いつロンの奥さんになれる?」
「恋人と奥さんの違いは何なんだ、入籍してることならもう奥さんじゃないのか」
「そっ、そうか!? 僕はロンの奥さんなんだぁ」
「オウガ、顔がとろけてるぞ」
「僕は今凄く感動してるの!!」
そんな話をしながらハンターギルドに俺たちは来た、そうして掲示板をみたらアビス退治があったから受けることにした。アビスが七体といつものような依頼だった、移動時間も二時間くらいだった。オウガはアビスと戦っている間、俺とは恋人禁止になるのでまた険しい顔をしていた。でも最初の時ほど怒ってはいなかった、俺はこれなら大丈夫だろうと思っていた。今回もアビスが出る場所は海辺だった、俺とオウガは落ち着いてアビスが出るのを待った。
「アビスって本当に何なんだろうね、ロン?」
「食人種ってことと、人間と弱点が同じってくらいしか分からないからな」
「国ではアビスを研究してるらしいけど、何にも発表がないってことは分からないんだろうね」
「アビス自体が出なくなれば、一番良いんだけどな」
「ロン、そろそろ来たみたい」
「分かった、ん? 十五体もいるぞ!!」
俺とオウガはアビスの数が多いのを確認した途端、まず銃撃で数を減らしていった。それでも十体のアビスが残った、俺とオウガはそれを各自で倒していった。俺は刀でアビスの首を次々と斬り殺していった、オウガは槍でアビスの心臓を貫いていった。俺たちは五体ずつアビスを片付けた、そしてまた異常発生かと思いながら朝まで様子を見た。
「アビスは七体と聞いていたんだが、いきなり十五体も出たぞ」
「ハンターギルドに報告します、依頼料が上がりますからね」
「すみません!! 十五体というとハンターが来てくれないと思ったんです!!」
「あのな、すみませんじゃすまない。偶々俺たちは十五体倒せたけどな。他のハンターだったら死んでたかもしれない、アビスの報告数を誤魔化すのは止めてくれ」
「今回は通常の依頼料と、危険手当を要求することにします」
「わっ、分かりました。今後はアビスの数を誤魔化したりしません」
「それじゃ、依頼達成印をくれ」
「くれぐれも次からは注意してください」
「ほっ、本当に申し訳ありませんでした!!」
そうしてから俺たちはハンターギルドに帰って、アビスの数を誤魔化されていたことを報告した。ハンターギルドのお姉さんもオウガが言っていたように、依頼料の増額に危険手当が追加されると教えてくれた。とりあえずは証拠として十五個の黒石を見て貰って、確認が済んだら銃弾として黒石を補充して残りは売った。俺もオウガも静かに怒っていた、アビスの数はハンターの命に関わることだったからだ
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