125 / 518
第3章 スノービーク〜
街への襲撃
しおりを挟む
昨日の夕方、とうとうヘイス一家の支配に耐えきれなくなった街の人々が俺たちの呼びかけに応えてくれて、領主の館に詰めかけた。
彼らの中にはやはり魔法を使うのを目撃した人が複数いて、彼らは貴重な証言をしてくれたのだ。
さらにそれだけではなく、過去にどんな事をされたのかも、みな口々に証言してくれた。
おかげで街で魔法を使ったことだけでなく、それまでの彼らの罪を証明することが出来たのだ。
それを受けて領主であり、ヘイスさんの兄であるウォールさんはとても寂しそうに、彼らの『領主の継承権放棄』と『街からの追放』を街の人々の前で宣言したのだ。
そして門番によると、彼らは今朝早くに、誰にも見つからないようにこっそりと街から出ていったそうだ。
「……彼らはきちんと自分たちのしてきたことを反省して、これからの人生をしっかり生きていってくれるかなぁ……。」
俺はそばにいる仲間たちに向かって、誰にともなく呟いた。
街の中では1番森に近く、高台に建っている領主の館の2階の窓際に、俺たちは立っている。
その窓からは、右側に森、左側には街並みが見える。
「そうだな……ヘイス叔父さん達は街でやりたい放題やらかしてしまったからな。ある意味自業自得、なんだろうな……。」
「今頃、どこまで行ってるかな?まだこの街からそんな遠くには行ってないとは思うけど。」
俺がそんな事を言った時、街の周囲の雰囲気が急に禍々しいものへと変化しだした。
「……なんだ?何か……気持ちの悪い気配がすると思わないか?」
俺がリッキーにこそっと囁いたが、ピンと来なかったらしい。
だが傍にいたユーリとセバスは、俺と同じく感じ取ったようで、険しい顔をしていた。
「シエル様の言う通り、どこかから禍々しい気配がしますね。それも徐々に強くなっていっている。一体何がこの街に起こっているのか……。」
その時、屋敷の右側にある森の方から何かの吼え声が聞こえたような気がした。
その途端、セバスとユーリは臨戦態勢に入った。
「っ!?何があった!?」
異変は俺もすぐに気づいた。
窓から身を乗り出して森の方を見て、街中ではあまり使えない索敵魔法を全力で使う。
どうやら徐々にだが、強力な魔物が森の中に急に出現しだしている。
それも、本当に急に、だ。
誰かが召喚しているんじゃないのか?とさえ思える。
「この現れ方は……もしや神聖法国が絡んでいるのでは?先代神竜様の時にも、彼の国の前身の国では急に魔物を呼び出す魔道具を使って攻めてきていましたからな。まだ出現はそれほどでもないので、今なら街への被害を出さない為の対処は可能だと思います。」
そうセバスが俺に向かって言う。
「ユーリ、お前はこの街全体をカバーできるほどの結界を張ることができるか?」
「……やったことないけど、多分、できると思うよ!」
「じゃあ頼む!今ならまだ間に合うはずだ!セバスは結界を張るユーリのサポートに回ってくれ!」
「ですが……魔物の対処の方は大丈夫ですか?」
セバスにそう聞かれ、俺はリッキー達を見やる、
「大丈夫だ、なんとかできるさ!ついこの前、エルフの長老に魔法を教わって来たばかりだしな!街さえ結界で守ってもらえれば、大魔法をぶっ放しても大丈夫だろ?」
そう言ってリッキーが俺に向かって腕を伸ばし、親指を立てた。
「じゃあ頼むな、ユーリ!俺たちは、転移魔法で魔物の方に向かう!」
「分かったよ、ママ!僕、頑張る!」
ユーリはそう言うとまずは小さな竜形態に戻り、窓の外へと飛び出した。
それから町の中央の上空に向かうと、元の大きさの竜へと変化する。
……あれ?またデカくなってない???
それからユーリが一声吼えると、ユーリを中心に虹色の膜がサーッとかなりの速さで街全体を覆い尽くした。
ユーリはそのまま上空で待機していると、セバスは元の九尾の狐に戻り、一息にユーリの元へと跳んでその背へと乗る。
「ママ~!結界張ったから、向かっても大丈夫だよ!何か問題あったらこっちで対処するね!」
「了解!気をつけてな!」
俺はユーリの言葉を聞き、みんなと手を繋ぐ。
「じゃあ大元の場所へ向かうから、気を引き締めていこうね!」
「分かっている、みんなも気を抜かないようにしないと、こちらがやられてしまうからな!気をつけろよ?」
「何言ってるんだ、分かっている。お前こそ、気をつけろよ?」
「私達は魔法使いだから、広範囲魔法で戦うからスコット達も気をつけてね?」
「そうですよ、危ないと思ったら私達の所に避難してくださいね?そうすれば魔法には巻き込まれないで済みますから。」
「……そこは気を付けてほしいんだけど?」
「広範囲だから難しいのよ!」
「分かった、そのかわり使う時は先に声をかけろよ?」
「分かったわよ、使う前に声をかけるわ。」
みんなで向こうに行った後の動きを話し合っていたが、確かに仲間の魔法に巻き込まれる方が怖いね。
……多分、俺は大丈夫な気がするけどね?
「じゃあ、向かうから、みんな気をつけてね!」
みんなが俺の腕や体に離れないように掴まっているのを確認し、索敵魔法で調べた『魔物の出現場所』付近へと転移した。
彼らの中にはやはり魔法を使うのを目撃した人が複数いて、彼らは貴重な証言をしてくれたのだ。
さらにそれだけではなく、過去にどんな事をされたのかも、みな口々に証言してくれた。
おかげで街で魔法を使ったことだけでなく、それまでの彼らの罪を証明することが出来たのだ。
それを受けて領主であり、ヘイスさんの兄であるウォールさんはとても寂しそうに、彼らの『領主の継承権放棄』と『街からの追放』を街の人々の前で宣言したのだ。
そして門番によると、彼らは今朝早くに、誰にも見つからないようにこっそりと街から出ていったそうだ。
「……彼らはきちんと自分たちのしてきたことを反省して、これからの人生をしっかり生きていってくれるかなぁ……。」
俺はそばにいる仲間たちに向かって、誰にともなく呟いた。
街の中では1番森に近く、高台に建っている領主の館の2階の窓際に、俺たちは立っている。
その窓からは、右側に森、左側には街並みが見える。
「そうだな……ヘイス叔父さん達は街でやりたい放題やらかしてしまったからな。ある意味自業自得、なんだろうな……。」
「今頃、どこまで行ってるかな?まだこの街からそんな遠くには行ってないとは思うけど。」
俺がそんな事を言った時、街の周囲の雰囲気が急に禍々しいものへと変化しだした。
「……なんだ?何か……気持ちの悪い気配がすると思わないか?」
俺がリッキーにこそっと囁いたが、ピンと来なかったらしい。
だが傍にいたユーリとセバスは、俺と同じく感じ取ったようで、険しい顔をしていた。
「シエル様の言う通り、どこかから禍々しい気配がしますね。それも徐々に強くなっていっている。一体何がこの街に起こっているのか……。」
その時、屋敷の右側にある森の方から何かの吼え声が聞こえたような気がした。
その途端、セバスとユーリは臨戦態勢に入った。
「っ!?何があった!?」
異変は俺もすぐに気づいた。
窓から身を乗り出して森の方を見て、街中ではあまり使えない索敵魔法を全力で使う。
どうやら徐々にだが、強力な魔物が森の中に急に出現しだしている。
それも、本当に急に、だ。
誰かが召喚しているんじゃないのか?とさえ思える。
「この現れ方は……もしや神聖法国が絡んでいるのでは?先代神竜様の時にも、彼の国の前身の国では急に魔物を呼び出す魔道具を使って攻めてきていましたからな。まだ出現はそれほどでもないので、今なら街への被害を出さない為の対処は可能だと思います。」
そうセバスが俺に向かって言う。
「ユーリ、お前はこの街全体をカバーできるほどの結界を張ることができるか?」
「……やったことないけど、多分、できると思うよ!」
「じゃあ頼む!今ならまだ間に合うはずだ!セバスは結界を張るユーリのサポートに回ってくれ!」
「ですが……魔物の対処の方は大丈夫ですか?」
セバスにそう聞かれ、俺はリッキー達を見やる、
「大丈夫だ、なんとかできるさ!ついこの前、エルフの長老に魔法を教わって来たばかりだしな!街さえ結界で守ってもらえれば、大魔法をぶっ放しても大丈夫だろ?」
そう言ってリッキーが俺に向かって腕を伸ばし、親指を立てた。
「じゃあ頼むな、ユーリ!俺たちは、転移魔法で魔物の方に向かう!」
「分かったよ、ママ!僕、頑張る!」
ユーリはそう言うとまずは小さな竜形態に戻り、窓の外へと飛び出した。
それから町の中央の上空に向かうと、元の大きさの竜へと変化する。
……あれ?またデカくなってない???
それからユーリが一声吼えると、ユーリを中心に虹色の膜がサーッとかなりの速さで街全体を覆い尽くした。
ユーリはそのまま上空で待機していると、セバスは元の九尾の狐に戻り、一息にユーリの元へと跳んでその背へと乗る。
「ママ~!結界張ったから、向かっても大丈夫だよ!何か問題あったらこっちで対処するね!」
「了解!気をつけてな!」
俺はユーリの言葉を聞き、みんなと手を繋ぐ。
「じゃあ大元の場所へ向かうから、気を引き締めていこうね!」
「分かっている、みんなも気を抜かないようにしないと、こちらがやられてしまうからな!気をつけろよ?」
「何言ってるんだ、分かっている。お前こそ、気をつけろよ?」
「私達は魔法使いだから、広範囲魔法で戦うからスコット達も気をつけてね?」
「そうですよ、危ないと思ったら私達の所に避難してくださいね?そうすれば魔法には巻き込まれないで済みますから。」
「……そこは気を付けてほしいんだけど?」
「広範囲だから難しいのよ!」
「分かった、そのかわり使う時は先に声をかけろよ?」
「分かったわよ、使う前に声をかけるわ。」
みんなで向こうに行った後の動きを話し合っていたが、確かに仲間の魔法に巻き込まれる方が怖いね。
……多分、俺は大丈夫な気がするけどね?
「じゃあ、向かうから、みんな気をつけてね!」
みんなが俺の腕や体に離れないように掴まっているのを確認し、索敵魔法で調べた『魔物の出現場所』付近へと転移した。
497
あなたにおすすめの小説
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる