夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2025年1月

1月2日

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長女は母におせちはないのかと聞いていた。
俺が子供の頃から毎年食べていたわけではなかったので、今年もない年なのだろうと思っていたが身内に亡くなった人がいると食べないのだそう。
大人なのに俺も知らなかった。
アイツのお母さんが作ったおせちがもう食べられないことにも気が付き気持ちが落ち込む。
長女は絵日記に書きたかったそうだ。
友達とどんなおせちを食べるのかとの話になったようだ。
俺が子供の頃の友達はみんながみんな食べているわけではなかったが、長女の親しくしている人のすべての家で食べていると思うとすごいなと思う。
父が何が食べたいのかと聞くと、おせちに入っているローストビーフだと話していた。
おせちにローストビーフが標準装備だと思っているようだった。
お歳暮で貰った冷凍のものがあるからと出してくれた。
長女は何時溶けるかと10分おきに確認していた。
その様子がおかしくて笑っていると、母が俺そっくりだと笑っていた。
俺はホタテの刺し身にそうして過ごしていたそうだ。
全く記憶はないが、今でもホタテの刺し身は好きなのでやっていたかもしれないと想像がついた。
おせちにローストビーフが入るのなんて最近流行りだしたことだと思っていたが、よく考えると10年前にはあった気がする。
もうそんなに経つのかと思い妻にも聞くと気がついた頃には入っていたので、思い返せば長女が生まれる前にはあったのではないかと話していた。
妻の実家のおせちについて母が聞くと普通のものと変わらないらしい。
俺も他の地域よりも豪勢に食べていると思っていた。
違うのは雑煮だそうでこっちのは色々と具材が入っているので雑煮だけ食べればいいので楽だと話していた。

夕飯には長女が楽しみにしていたローストビーフとホタテの刺し身が出てきた。
双子には妻は生のままで大丈夫だと言っていたが、病院もやっていないだろうからと軽く茹でて食べさせた。
せっかく母が俺のために用意してくれたが、長男がたくさん食べたので一口しか食べられなかった。
最近はふりかけご飯と味噌汁しか食べないこともあったが、環境が変わってたくさん食べられるようになったのだろう。
それかカッコつけて。

今日は比較的暖かかったので用はないが散歩のついでに文乃のところに顔を出してきた。
長男は父に絡まっているという表現がぴったりなくらいベッタリとしていたので、長女だけを連れて行った。
久しぶりに従姉妹に会えたのが嬉しかったのか3人でおしゃべりしていた。
達也さんは俺のことをあまり歓迎してはいなかったように思う。
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