夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年11月

11月1日

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昨日のことを考えすぎて寝起きが悪く、妻に体調が悪いのかと心配された。
俺を連れて行くつもりなのだろうかと思いながら1日過ごしたが、妻からは何も言ってはこない。
もし俺を連れてくのなら子どもたちはどうするのだろうか?
またお義母さんに来てもらうには俺としては厳しいと思う。
妻にとっては大事な用かもしれないが、世間的には遊びに行くのだと思うと気軽には頼めない。
俺の実家預けるにしても両親も忙しいと思うし、誰か一人ならまだしも人数も多く大変だと思う。
子どもたちを連れて行くにはなんとかなりそうかもしれないが、俺も妻も飲まず食わずで誰とも話せなくなりそうだ。
そうなると行く意味もないし、子どもたちからも遊びに行くのが楽しみだと言った声は聞こえてこない。
BBQに行くと話すと収拾がつかなくなるので、誰かが起きているときには話さないようにしてる事を考えると、最初に話したとおりに内緒なのだろうと思う。
妻の言葉の意味がわからず目の前にフィルターでもかかっているようだ。

前坂さんから本格的に地元に引越したとの連絡があった。
引越し自体は少し前に済ませていたが、時折こちらに戻ってきたりしていたそうだ。
工房にはまだ何人かの職人さんがいて、そのうちのひとりに事業を譲る形にして最後の依頼までがんばるそうだ。
戻る前に声を掛けてくれればよかったのにと話すと、片岡さんのことを迷わせたくなかったと話していた。
最近は物は売れているが長期的に考えると、いまお仕事の方が生活できると思うからと。
一応、片岡さんと東にも地元に帰ったことを伝えてほしいとのことだった。
工房があるうちは伝手があるからもし紹介が必要なら紹介すると言っていた。
何度も聞いたその言葉に、本音では技術を継承してほしいのだと思った。
それでも強く言えない気持ちもわかり、自分にはどうにも出来ないというもどかしさが苦しい。
うちの会社が少し儲かっていれば多少なら赤字の部門でも継承できたのにと意味のないことを考えてしまう。

東は今日から出社出来たが、感染ったのか疲れているだけなのかかわからないが調子が悪そうだった。
今日からは奥さんが看てくれるので、溜まった仕事を片付けれそうだと話していた。
北島も本来なら休みだったが、東について行って手伝ってくれた。
仕事の追加はしていないが、かなりの量があるので残業するとは話していたが終わったのか心配だ。
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