夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年6月

6月9日

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来週は普通の格好で構わないとのことだったが、文乃の話を聞く限りではもう長くなさそうだと思ったので、礼服をクリーニングに出した。
最近は知り合いが亡くなっても、通夜も葬式も身内だけでということが多いので久しぶりにクローゼットから出した。
妻も自分の喪服を出して、久しぶりに使うことになりそうだと辛そうにしていた。
地元からも離れ、子供を産んで、仕事を辞めた妻には冠婚葬祭で関わりのある人が少ないことに気がついた。
地元に居たら、友達の親や近所のお世話になった人の行事に参加していたのではないだろうか。
俺は仕事柄、事故で亡くなった方の葬儀には顔を出すことが多かったし。
最後に喪服姿の妻を見たのはいつだったのだろう。
アイツの家でだろうか。

クリーニング店から出るときに、制服を取りに来た男の子がいた。
買ったばかりなのにと小言を言われていたのは、まだあどけなさが残っていて、中学校に入学したばかりなのだろうかと思った。
長男もあんな感じになるのだろうかと考えていると、まだランドセルも買ってないのにと1人で笑ってしまった。
家に帰りこの話をすると、ランドセル買ってないと慌てたようにカレンダーを見た。
そろそろ次のラン活が始まると動揺していた。
祝日のない今月のカレンダーを見ながら、「明日、早めに帰ってきて2人で見てきて。」と俺に言った。
黒か青の背負わせて写真送って、予約してくれば良いだけだからとのことだったので、了承した。
家で留守番だと、長女と双子の面倒を見ながら夕飯を作らなければならないので楽な方で良かった。
今日行ってきても良かったが昼前で駐車場も満車だろう。

午後は、ゆっくりしようと思っていると洗面所の棚を動かさなければいけないとのことだった。
中身は俺が出掛けているうちに出したとのことで、とりあえず、物置部屋の前の棚の隣に移した。
そのうち物置部屋に入れないといけないかと思っていると、長女が自分の部屋にも棚がほしいと言い出した。
重いので一人じゃ運べないなと思っていると、無理なら諦めると言ったので、無理ではないが誰かに手伝ってもらうかバラさないといけないことを説明した。
自分が手伝うと言っていたが、少し持たせてみると無理だと分かったようだ。
バラバラにするのは、長男と双子がいない時じゃないと難しが、ネジが錆びていて取れない可能性もあると説明したが、イマイチ伝わってないようだった。
一番嫌なのはネジが錆びていて、中で折れてしまうことだ。
そうなったら復元できないのが心配だ。
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