夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

文字の大きさ
244 / 784
2024年6月

6月8日

しおりを挟む
ホームセンターで乾燥機を買うのかと思っていたが、電気屋さんのほうが安くしてくれるらしいと聞いたそうで、真っ直ぐに電気屋に向かった。
ここも長男にとっては楽園のような場所だったらしく、あちこち見回していた。
それは長女にとっても同じだったようで、楽しそうにしていた。
買うものは決まっていたようで、他のものを軽く見てから、店員にこれが欲しいと話しかけた。
在庫があったようで今日持って帰るかと聞かれたが、難しそうだったので1人で取りに来ればいいかと思い明日ならと答えた。
お子さん多くて大変ですもんねと言いながら、タブレットを確認して、明日は無理だが明後日の夕方からなら配送できますよと提案してくれた。
それは助かると思い、お願いした。
取り付け場所の話になると、妻は洗濯機の上だと届かないので下に置きたいので台も必要だと話していた。
てっきり洗濯機の上に置くのだとばかり考えていたので驚いた。
洗剤やタオルを置いている棚をどかして設置するつもりだったようだ。
排水はバケツやペットボトルに溜めるようで、子どもたちがいたずらしないか心配していた。
長く勤めていると思われる男の店員は、その都度捨てるしかないんでしょうねと考えを巡らせていた。
「排気や排熱の問題がなければ、箱とかで誤魔化せるんでしょうけど、こればかりはどうにもね。」と諦めるしかないと話していた。

支払いが終わり、他に買うものがないか見て回っていると長男がトイレに行きたいと言ったので連れて行った。
便器の蓋が自動で開くタイプのもので、欲しいなと思った。
トイレから戻ると妻と長女は美顔器のコーナーにいて、モクモクと上がる白い蒸気を手で顔に浴びせていた。
妻はともかく、長女にはまだ必要ないと思う。
少し離れたところから写真を撮ると長男も写りたかったようで近づいてポーズを取った。
事態を把握した妻は恥ずかしそうにしていた。
乾燥機が少し安く買えたので、一万円位なら買ってもいいかと思ったが、4万円の蒸気を浴びていたので何も言えなかった。
長男も少し浴びていたが何も起こらなかったのでつまらなさそうにしていた。
肌トラブルは怪我ぐらいで適当なお手入れでも肌荒れ知らずの長男には必要ないものだ。

車に戻ってから、会社の蛍光灯のことを思い出した。
そのうちにいつもホームセンターに行くからと断ったが、妻が忘れると困るからと戻らせてくれた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...