夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年5月

5月7日

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昨日早く寝たせいか長男はすごく早起きだった。
5時頃から朝食の準備をする妻につきまとっていた。
幼稚園には行きたくないとぐずっていたが、連れて行くと機嫌を直し元気に挨拶をして園の中に入って行った。
他にも行きたくないと騒いでいる小さい子を見て思うものがあったのだろう。
長女はいつも通りの時間に歩いていった。

出社すると、早瀬さんがいた。
早いなと思っていると、休みの間に実家に行ってきてリフレッシュ出来たからと話していた。
しばらく会っていないご両親は、当たり前だが歳をとっていてショックだと。
浦島太郎の気分だったと驚いていた。
娘さんと旦那さんはどうしたのかと聞くと、「アリサは連れて行ったらから親がすごく喜んでたのよ。」と笑顔で話していた。
旦那さんは誘ったが一緒に行かなかったようだ。
「自分の実家に行くのかと思っていたんだけど、家にいたみたい。今まで毎年実家顔だしていたのは何だったのよ。」と不満そうにしていた。

休みの期間中には誰もいなかったので、留守電が10件ほどあった。
正月のあとと同じ様に、実家に帰ったら家のトラブルを発見して電話したので折り返してほしいとのメッセージが多かった。
早瀬さんと一緒に、折返しの連絡をして予定を決めて終わったのが昼過ぎだった。
今日は外回りの仕事はないが忙しそうだったので妻に弁当を作ってもらった。
長男の幼稚園は給食なので、お弁当を作るのは久しぶりだと昨日の夜は楽しそうにしていた。
今朝は俺を起こさずに自分で起きた長男にまとわりつかれて、大変だったと思う。

午前中の仕事を終えたら一度戻って来ると話していた東がやっと帰ってきたと思っていると、今月の後半ならいつがいいかと片岡さんに話しかけた。
困惑した片岡さんに何の事かと聞かれ、前に話していた障子の工房に話しをつけて来たとニカッと笑った。
「行かない予定で、」と困った顔でこちらを見られたが、俺の差金ではないので、俺も同じ様に困った顔だったと思う。
勝手に決めるなと言うと、「もう話はつけてきちゃったから、俺の顔を立てると思ってー。会社との関係もあるし。」と言い出した。
たしかに、一度決めたことを反故にするのはなぁと考えていると、気持ちが伝わったのか諦めた様子で、「予定はいつにしたんですか?」と聞いた。
「今月の最後の週、日曜から土曜まで。嫌なら月曜から金曜まででもいいよ。俺は7日間しっかり学びたいから」と、先程とは打って変わって真剣な顔で答えた。
本気で学びに行きたいとの東の気持ちが伝わったのか、明日返事すると言ってこの話は終わった。
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