夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年3月

3月28日

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佐々木君との外の仕事をして、どこかで食べて行こうかと話していると、「信号の先の自販機曲がるとヨシオと藤木さんのアパートですよ。」と言われたので曲がってみた。
藤木さんがまだ寝てるかもしれないのでと、近くの空き地に車を止めて歩いて見に行ってきた。
あの男がいるかもしれないとドキドキしながら、建物自体は古そうだが手入れされている雰囲気があった。
敷地の外からどの部屋かと聞くと2階の端の部屋だと、階段を上がってすぐの部屋を指さした。
ドアを違う色に入れ替えれば良かったのにと言うと、まだ入れ替えてないとのことだった。
アパートの裏も見てきたが、藤木さんの部屋の窓がよく見えたので、あちらからもよく見えるのだろう。
車に戻り、部屋の戸を変えてしまえば住人が入れ替わったことがわかるのではないかと聞くと、大家さんが今大変みたいでと困ったように話した。
もう1棟のアパートには学生が住んでいるらしいのだが、1部屋がヨシオ君のようにゴミ屋敷になっていたらしい。

昼食は近くの中華料理店に入った。
何を食べるか迷ったが、ラーメンにした。
佐々木君はチャーハンと餃子を注文していた。
ラーメンを食べながら、あつあつの料理を食べると妻に申し訳なく感じる時があると話した。
熱くてもぬるくても変わらなくないですかと言われたが、熱いものが冷めていく過程がなんとも言えない悔しさがあると説明したが笑って流された。
子供が生まれたらわかるからなと言うと、ぬるくてもいいですとは言っていたが、最近は結婚する人も子供を作る人も減ってきているしどうなるのだろう。
「昨日話していた鷲尾さんってどんな人だったか聞いてもいいやつですか?」と聞かれたので、少し話した。 
入社して2ヶ月くらいに教育係だった2つ上の人が会社を辞めてしまい、次にその人教育係だった風晴さんに付いて仕事を教えてもらった。
冬に、風晴さんが友達と温泉旅行に行くと話していて有給使って休みを延長して行ったが事故で亡くなってしまった。
その後に、実は友達ではなく女の人と行っていたことがわかり、風晴さんとその女のご両親からなにか知らないかと何度も尋ねられた事。
会社の前で待ち伏せされたことで周りから距離を置かれて精神的に疲れていた事。
その時の上司の鷲尾さんが、教育係についてくれてご両親達との間に入ってくれ、周りとの間も何とかしてくれたこと。
鷲尾さんについて歩いていたので大変な仕事でミスをしてしまい助けてもらったことを話した。
ミスってなんですかと聞かれたが、心の準備が出来ていないので今度話すと話しを終えた。
改めて思い出すと感謝しかないと思う。
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