夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年2月

2月13日

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昨日のアクアリウムショップの店長の仕事っぷりを見て工房の社長と話がしたくなったので、電話をしてみた。
午前中の仕事のあとだったので昼前に電話すると、午後は工房にいるとの事だったので直接会ってきた。

1時前に着くと大輔さんが工房から出ようとしている所だった。
北島に用があって来たのかと思ったのか、「北島さんはさっきご飯に出たばっかりですよ」と声をかけられた。
お父様に用があってと言うと、今迎えに行くところだったと少し驚いたように言った。
ここで待ち合わせしていると言うと、「それでかぁ、最近膝痛いって出歩かなくなっちゃって」と寂しいような悲しいような顔をした。
痛いのは肩だったような気がして、膝?と聞くと、「先に腰痛めてて、たぶん膝に負担かかってたんだと思います。」と深刻そうな声で話した。
そんなに悪いのかと思っていると、「俺より昔から仕事の付き合いある西本さんに対してのほうが正直に話してくれるかもしれないんで、聞いてもらえますか」と困ったように親父迎えに行ってきますと出かけた。

少し前に、北島が彫刻刀で飾り戸を作っていると言っていたので、どんなものを作っているのかと見ると、猫がデザインされた図面が置いてあった。
高野さんに、「金曜日に一回はめてみるって持って行って、今日飯食ったら帰りに寄ってくるって出て行ったぞ」と声をかけられた。
見たかったと言うと、なかなか上出来だったと褒めていた。
部下が褒められると自分のことのように嬉しかった。
社長の調子を聞いてみると、やはり膝が悪くて長く立っていられないとのことだった。

社長は大輔さんに肩を借りてやって来たのを見て、かなり調子が悪そうだと思った。
工房の隅の椅子に座ったので、そっちに移動して体は大丈夫かと聞くと、医者には手術を勧められているとのことだった。
早めに手術して仕事に復帰したらどうかと聞くと、手術が怖いらしい。
今まで大きな病気をしたこともなく過して来たからなぁと苦笑いをしていた。
生活にも支障が出てそうだと聞くと、家族に迷惑をかけてるのは分かっているけどなぁと手術を避けたい雰囲気だった。
鈴木さんにも相談してみたらどうかと聞くと、あの人は手術勧めるから嫌だと笑っていた。
乗田家の事を思い出し、鈴木さんはまだ現役の大工なのかと聞くと、「あの人も歳だから、半分だな」とのことだった。
放っといても大丈夫なら別だが、歩けなくなったら大変なので、手術について医者に聞いてみてどのくらいで歩けるようになるか相談だけして欲しいと頼むと、渋い顔をして分かったと返事があった。
北島の飾り戸の出来が良いみたいだと言うと、最近来ていなかったのでまだ見てないとのことだった。
俺も気になるので、写真みたいと連絡しておいた。
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