夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2024年1月

1月1日 2/2

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雑煮を食べ終えデザートにお汁粉を食べ終えた妻に長男は父と遊んでいるのかと聞かれまだ寝てると言うと、長男を起こしてくるよう言われた。
寝室に向うと戸を開ける前から笑い声が聞こえてきた。
軽くノックをして戸を開けると父とクリスマスプレゼントの電車と恐竜で遊んでいた。
映画で見たことある光景だなと思いながら、ご飯にするよう声をかけると、電車のおもちゃを放り出しドタドタとリビングに走って行った。
父にも声をかけると布団の中を確認し「おねしょじゃないが風呂場ぐらい湿気っている」と疲れた顔をしていた。
父を残してリビングに行くと長男は妻と母に見張られながら雑煮を食べていた。
雑煮を食べ終えると家の中の戸を開けだした。
あの帽子は俺の実家を探検するためにかぶってきたのだろう。
母の私室に入った長男のあとを付いて何気なく押し入れを開けると、ぎっしりと詰められた不織布の衣装ケースがあった。
1つ取ってみると【まさおみ10才135・140】と母の字で書かれた紙が入っていた。
30年前の服だが捨てられない物のひとつなのだろうか。
昔からある鏡台の椅子に立ちクリームの蓋を開けようとする長男を止めると、つまらなさそうに部屋から出て行った。
母が昔から使っていた見覚えのあるクリームだった。
アイツの妻が体調不良になったとき、様子を見て欲しいとアイツの家に送った時に同じクリームがあったと母が話していたのを覚えている。

次に向かったのは2階の俺の私室だった。
結婚する時に色々片付けたので、空の机とタンス、ベッドだけで大した物は無かった。
楽しそうに空の抽斗を開けた机の上で、俺とツーショットで写るタキシード姿のアイツが笑っていた。
隣の部屋は昨日俺たちが寝た部屋だった。
布団を上げるのを手伝わせると疲れたのかリビングに戻った。
少しの間長男と離れることが出来た父が機嫌良さそうにお年玉を渡していた。
「明後日は瞬のとこにお年玉貰いに行くのか」と聞いた父にそうだと答えるとまた貰えるのかと長男が喜んでいた。
昼にはお節が出て来たが長男はまだ空腹ではなかったのか食べなかった。
町内会の案内で買ったという冷凍のお節にはローストビーフなど長女も食べれそうなものが多く入っていた。
夕方前におやつにお汁粉を見張られながら長男と長女が食べていた。
夕飯はお節の続きを食べ俺が子供の頃の話をして寝た。
長男はまた父と寝ると言ったので快く送り出した。
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