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回復は、補給のみでお願いします。
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「っく、あ、あっ、あっ、あぅ、……あっ、」
テオが腰を叩き付ける度に。
ぱちゅん、ぱちゅん、と音がして。
後ろから、獣のような格好で、繋がっている。
勝手に腰が揺れて。
テオの陰茎を、より悦い場所へ当たるよう、深く受け入れようとしてしまう。
快楽に、脳が蕩けてしまったのだろうか。
『……すごい、持ってかれそう。中、前の時よりやわらかくなってる。熱くて、気持ちいい。ここ、俺のをきゅうきゅう締め付けて。一滴残らず搾り取られそう。はあ、……最高』
どうして、そういう恥ずかしいことを平気で口に出せるのだろうか。
世界が違うせいか?
『そろそろ、出すよ。……味わって?』
ひときわ強く、穿たれて。
中に、放たれた。
◆◇◆
明らかに、医療行為以外の行いだった。
ようやく引き抜かれた後。
テオをベッドから蹴り落とした。
「……ここは、どこだ?」
調度品など、華美ではないが、質が良いものだとわかる。
ベッドのシーツも清潔で、手触りが良い。医療室などではなさそうだが。
『ひどい。何で蹴り落とすの……? あ、ここは俺の家だよ』
どこかと思っていたら。
テオの屋敷だったようだ。
国王や騎士とも幼馴染みだというし、育ちはいいのかもしれない。とてもそうは見えないが。
「魔力の補給以上のことはしないで欲しい、と言ったはずだ。こういう行為は、なるべく慎みたい」
『え、気持ち良くなかったから、もう二度としたくないって言ったんじゃないの? だから、良くなるよう、今回は頑張ったのに。ちゃんと気持ちよかっただろ?』
テオは不思議そうに首を傾げた。
……わかった。
こいつは人の話を聞かないタイプだ。
俺がした説明を全然理解していない。……それとも、表現が遠回しすぎたか?
「頑張らないでいい。補給のみで頼む」
できれば、このような行為はもう、二度として欲しくないが。
しかし、”力”の加減の仕方がわからない。
気合いを入れすぎたのか?
いや、気合いは関係ないか。
前回はやる気もなかったのに、出力最大だったのだから。
力を使う度に、こう、いちいち倒れてしまっては、もし連続で敵が襲ってきた場合にはどうしようもなくなるのではないか。
回復に時間が掛かるのも問題だ。
服を脱がして慣らして入れ、精液を放つまで、何分掛かるのだろう。
すぐにチャージできる方法でもあればいいのだが……。
「精液を前もって、容器に溜めておいては駄目なのか?」
『えええ、そ、そんなの、試したこともないよ……』
引かれた。
「ならば、俺が力の制御を覚えるほうが先決か……」
と、悩んでいると。
◆◇◆
『ティボルド! ここにいるのはわかっている! 出て来い!』
『テオ! ゼンショー殿を攫うとはいい度胸ですね!』
外から、ワルターに、レオナルドの声がした。
まさか、黙って帰ってしまったのか?
勝手に?
『ちっ、もう嗅ぎつけられたか』
舌打ちをするな。
『こっちが報告などに右往左往している間に掻っ攫うとは……油断も隙もない……』
『勝手にいなくなるなと、何度言われたらわかるのですか、テオ』
テオは、仁王立ちの二人に説教されている。
『だって、すぐに回復しないとだったし……なあ?』
こっちを見るな。
確かにあれで回復はした。事実ではある。
仕方ないので頷く。
「回復はしたので、問題ない。……俺に何か用があったのでは?」
『ええ、フレッドがゼンショー殿の歓迎会を催したいと言っていたのですが、いかがなされます?』
俺の歓迎会?
おいおい国王。歓迎会などしている場合か。
のん気すぎではないか。国の存続の危機で、大変な時なのでは?
「そういうのは、魔界からの脅威が過ぎ去ってからするべきだと思う」
『はい、ではそのように伝えますね』
レオナルドは笑顔で頷いた。
『俺は、武器などを見繕ってはどうかと誘いに来た』
「武器?」
ワルターは、出力が大きすぎるのは、手のひらから力を余計に分散させてしまうからではないか、という。
何か物を使って力を一点に集めれば、調整できるようになるかもしれない、と。
さすがだ。
ちゃんと見ていてくれたのだ。
◆◇◆
『ところで、ゼンショー様は、お見受けしたところ、何か武術を嗜んでいるように思えるが?』
竹刀でできた手のたこや、体つきや足さばきでそう感じたそうだ。
歴戦の戦士にそんなことを言われると恥ずかしいが。
「剣道を少々……しかし、学生の部活動なので、それほどの腕では」
『おお、剣ですか!』
『戦う僧侶か……面白い』
『じゃあ道場行って、手合わせをしてみようか?』
皆が沸き立った。
道場は、日本のものとは違って土の床だったが、まあそう変わりはないようだ。
木刀があったので、それを借りることにした。
腕前をみるため、剣術指南役であったワルターとの手合わせだ。
試しに打ち込んでみて欲しい、と言われたので。
小手、抜き胴を打ち込む。
『ほう。面白い太刀筋だ。剣迫も充分。まだ実戦投入するには心許ないが、鍛えれば化けそうだぞ』
片眉を上げた。
一応、先生のお眼鏡にはかなったようだ。
何故打ち込む場所を前もって言うのか、と不思議そうに訊かれたが。
それは剣道のルールなので仕方ない。
真剣での勝負ではないし、スポーツなので、そういうルールだと説明する。
テオが腰を叩き付ける度に。
ぱちゅん、ぱちゅん、と音がして。
後ろから、獣のような格好で、繋がっている。
勝手に腰が揺れて。
テオの陰茎を、より悦い場所へ当たるよう、深く受け入れようとしてしまう。
快楽に、脳が蕩けてしまったのだろうか。
『……すごい、持ってかれそう。中、前の時よりやわらかくなってる。熱くて、気持ちいい。ここ、俺のをきゅうきゅう締め付けて。一滴残らず搾り取られそう。はあ、……最高』
どうして、そういう恥ずかしいことを平気で口に出せるのだろうか。
世界が違うせいか?
『そろそろ、出すよ。……味わって?』
ひときわ強く、穿たれて。
中に、放たれた。
◆◇◆
明らかに、医療行為以外の行いだった。
ようやく引き抜かれた後。
テオをベッドから蹴り落とした。
「……ここは、どこだ?」
調度品など、華美ではないが、質が良いものだとわかる。
ベッドのシーツも清潔で、手触りが良い。医療室などではなさそうだが。
『ひどい。何で蹴り落とすの……? あ、ここは俺の家だよ』
どこかと思っていたら。
テオの屋敷だったようだ。
国王や騎士とも幼馴染みだというし、育ちはいいのかもしれない。とてもそうは見えないが。
「魔力の補給以上のことはしないで欲しい、と言ったはずだ。こういう行為は、なるべく慎みたい」
『え、気持ち良くなかったから、もう二度としたくないって言ったんじゃないの? だから、良くなるよう、今回は頑張ったのに。ちゃんと気持ちよかっただろ?』
テオは不思議そうに首を傾げた。
……わかった。
こいつは人の話を聞かないタイプだ。
俺がした説明を全然理解していない。……それとも、表現が遠回しすぎたか?
「頑張らないでいい。補給のみで頼む」
できれば、このような行為はもう、二度として欲しくないが。
しかし、”力”の加減の仕方がわからない。
気合いを入れすぎたのか?
いや、気合いは関係ないか。
前回はやる気もなかったのに、出力最大だったのだから。
力を使う度に、こう、いちいち倒れてしまっては、もし連続で敵が襲ってきた場合にはどうしようもなくなるのではないか。
回復に時間が掛かるのも問題だ。
服を脱がして慣らして入れ、精液を放つまで、何分掛かるのだろう。
すぐにチャージできる方法でもあればいいのだが……。
「精液を前もって、容器に溜めておいては駄目なのか?」
『えええ、そ、そんなの、試したこともないよ……』
引かれた。
「ならば、俺が力の制御を覚えるほうが先決か……」
と、悩んでいると。
◆◇◆
『ティボルド! ここにいるのはわかっている! 出て来い!』
『テオ! ゼンショー殿を攫うとはいい度胸ですね!』
外から、ワルターに、レオナルドの声がした。
まさか、黙って帰ってしまったのか?
勝手に?
『ちっ、もう嗅ぎつけられたか』
舌打ちをするな。
『こっちが報告などに右往左往している間に掻っ攫うとは……油断も隙もない……』
『勝手にいなくなるなと、何度言われたらわかるのですか、テオ』
テオは、仁王立ちの二人に説教されている。
『だって、すぐに回復しないとだったし……なあ?』
こっちを見るな。
確かにあれで回復はした。事実ではある。
仕方ないので頷く。
「回復はしたので、問題ない。……俺に何か用があったのでは?」
『ええ、フレッドがゼンショー殿の歓迎会を催したいと言っていたのですが、いかがなされます?』
俺の歓迎会?
おいおい国王。歓迎会などしている場合か。
のん気すぎではないか。国の存続の危機で、大変な時なのでは?
「そういうのは、魔界からの脅威が過ぎ去ってからするべきだと思う」
『はい、ではそのように伝えますね』
レオナルドは笑顔で頷いた。
『俺は、武器などを見繕ってはどうかと誘いに来た』
「武器?」
ワルターは、出力が大きすぎるのは、手のひらから力を余計に分散させてしまうからではないか、という。
何か物を使って力を一点に集めれば、調整できるようになるかもしれない、と。
さすがだ。
ちゃんと見ていてくれたのだ。
◆◇◆
『ところで、ゼンショー様は、お見受けしたところ、何か武術を嗜んでいるように思えるが?』
竹刀でできた手のたこや、体つきや足さばきでそう感じたそうだ。
歴戦の戦士にそんなことを言われると恥ずかしいが。
「剣道を少々……しかし、学生の部活動なので、それほどの腕では」
『おお、剣ですか!』
『戦う僧侶か……面白い』
『じゃあ道場行って、手合わせをしてみようか?』
皆が沸き立った。
道場は、日本のものとは違って土の床だったが、まあそう変わりはないようだ。
木刀があったので、それを借りることにした。
腕前をみるため、剣術指南役であったワルターとの手合わせだ。
試しに打ち込んでみて欲しい、と言われたので。
小手、抜き胴を打ち込む。
『ほう。面白い太刀筋だ。剣迫も充分。まだ実戦投入するには心許ないが、鍛えれば化けそうだぞ』
片眉を上げた。
一応、先生のお眼鏡にはかなったようだ。
何故打ち込む場所を前もって言うのか、と不思議そうに訊かれたが。
それは剣道のルールなので仕方ない。
真剣での勝負ではないし、スポーツなので、そういうルールだと説明する。
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