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…冗談じゃない!
しおりを挟む《…こほん。じゃあこの世界について説明しますけど…ひとまず貴方、BLはご存知でして?》
「ん?びーる?あれだろ、お酒!美味いのかな~?20歳からしか飲めないからまだ飲んだことないけど」
《…くっ!おバカでノンケありがとうございます…これもう受け確定ですやん、腐腐》
何やら気色悪い笑いをする女神さん。
「、、ノンケ?ってなんだ?ノンアルコール的なやつか」
《う~ん…なんて説明したら…。まず、BLというのは、ボーイズラブのことを指します…つまり男同士の恋愛のことです。そしてここがその世界というわけです!》
「、、、は…?えっ…えええぇぇぇ!!」
驚きのあまり倒れる俺。頭の中が混乱している。
男同士の恋愛…ってマジか!否定してるわけではないが初めて聞いたということもあり動揺してしまう。
「…じゃあこの世界は…っ、まさか…」
《…あ!♡もちろん、男しか存在しませんよ~♡男同士の結婚、妊娠が当たり前の世界なので♡♡♡腐腐》
気のせいか、語尾に♡が見えるってくらい女神が興奮して話してくる。
こういう人をなんて言ったっけ…。なんか誰か話してた気がするけど忘れちゃったな、
ってこんなこと考えてる場合じゃない!
「…冗談じゃない!!こちとらまともに女の子と恋したことないってのに…。…それなのに男と恋しろだなんて…無理に決まってるよっ!恋愛初心者、おまけに童貞を舐めないでください。女神さん」
転生する前の世界では俺は恋することなく死んでしまった。〝恋する〟ことさえも知らない恋愛初心者なのだ。
《ほほぅ…それは、つまり処女ということですね♡すぅ…ありがとうございます……(合掌)》
「いや、俺男だから」
《腐腐、実は男でもお尻の経験をしたことが無い人をそう呼ぶんですよ♡》
「へぇー。…ん?お尻?どゆこと??」
俺の頭に?マークがたくさん浮かぶ。
《んー、まだ貴方には早いので内緒です♡こういうのは未来のパートナーから教えて貰ってください♡》
質問したのにはぐらかされてしまった…。
なにやらとても気になるんですけどっ!
「あのぅ~…それでなんですけどぉ~…この世界から~…別の世界に~…変更とかっ…《無理です!!》
即答かーい。
どうやら諦めてこの世界で生きていくしかないようだ…(泣
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