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5章 別れ
ひとりごと
しおりを挟む暗闇にひとりでいたオレの、たった一つの一筋の光だった。
君がいるから世界は輝き、
君がいるから世界は色付き、
君がいるからオレは笑えた。
でも、もう、君はいない。
オレはこの先、どうやって生きたらいいんだろう。
オレはこの先、どうやって笑えばいいんだろう。
オレの笑った顔が好きだと言ってくれた君のために、どうやったらまた笑えるようになるんだろう……。
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