氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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本編

72

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 エドワルドは、リラの蜜を舐め啜りながら、左手でリラの花芯を弄り続け、右手で衣服の前を寛がせ、中から自身の男根を取り出し、その一物を手で擦る。

 既に限界を迎えているそれは、先走りでしとどに濡れ、いつでも放出出来る状態だ。


「何か変ん~!なっ、何か来る!やぁっ、やっ、駄目駄目駄目駄目っ、おっ、おかしくなるぅ~~~っっ!!!」


(ああ、もう直ぐイクのかも知れない!そっ……それならっ、一緒に……!!)

 エドワルドは左手を退け、リラの花芯に急いで口付け、その突起を強く吸うと同時に自身の一物を握り締める。


「ぃやぁぁぁぁーーーっっ!!!!」


 リラの身体が大きく反り返るのと同時にエドワルドも手の中の物が弾け、勢い良く大量の精を解き放つ。

 エドワルドは根性で顔を上げ、イッテる最中に、同じくイッテる最中のリラの顔を何とか見届け、その目に焼き付ける。

 傍らに置いた懐中時計で、時間がまだまだある事を確認し、エドワルドはほくそ笑む。

(リラのイキ顔、最っ高に良い!!結婚すれば、あれが毎晩見られるし、中出しも可能になる。絶対に、可能な限り、急いで式の日取りを最短しなければ!だが、今は、時間の限り、この身体を堪能する!!)

 エドワルドは下半身の衣服を全て脱ぎ捨ててリラに覆い被さると、リラの様子を窺う。リラは身体を弛緩させ、息を弾ませ何とか意識はあるものの、茫然自失と言った様子だ。

 リラの顔中にキスの雨を降らせ、自分に意識を向けさせる為に、胸の先端を食わえ、強めに吸い付く。


「はぁあんっっ!!」


 リラの身体が大きく反り返り、胸をエドワルドに押し付けるような形になるが、エドワルドからすれば、願ってもない事だ。


「リラ、上手くイケたようだね」

「……いっ……イケ、た?」


 呆然と聞き返すリラに、エドワルドが答える。


「先程のあれだよ。私がリラのここを強く吸った時の事」


 そう言いながら、エドワルドは指でリラの花芯を軽くクリクリと捏ねる。


「やっ、やぁぁぁぁんっ!そっ、そこっ、は、だめぇ~!!」

「駄目じゃ無い。これはリラが一番感じる場所だよ。リラは最高に綺麗だった。それに、時間はまだまだあるんだよ。もっともっと楽しまなくては」

「?!!」

「言っておくけれど、これはまだまだ序の口だよ?結婚したらこんな物では済まないからね。だから身体を慣らす必要があるんだよ」


 エドワルドは色気駄々漏れの笑顔で、リラを見下ろし言い切った。
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