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青年期 43
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その翌日。
なんか今度は辺境伯の所で防衛した功績がどうとかで…
またしても城に呼び出されて『男爵』の爵位を授けられた上に領地を二つも貰ってしまった。
「おめでとうございます!」
「…ああ、うん」
宿屋の部屋に戻るとお姉さんが祝福の言葉をかけてくるがあまりの急展開に俺は実感が湧いてないので適当に返す。
「どこの領地を頂いたんですか?」
「『ローズナー』と『ガウ』だって」
「…あー…どっちも結構な田舎ですね…領地自体は両方とも広いのですが…」
お姉さんの問いに俺が答えると場所を思い出すようにしながら微妙な顔で呟く。
「というか土地くれるんならもっと早くくれよ、って思った。そしたら王都の近くに土地を買わなくて済んだのに…」
「…確かに」
俺がため息を吐いて愚痴るとお姉さんも微妙に笑いながら同意する。
「でもあんな田舎よりも王都に近い方が利便性は高いのでは?」
「…それもそうか。開発が進めば王都に用がある時はあの拠点に駐在しとけば良いし」
「しかし凄いですね、坊ちゃん。齢18にしてもう貴族の当主様ですよ」
お姉さんの確認に俺は納得しながら気持ちを切り替えて返すとお姉さんが急に褒め出してきた。
「貴族ったって男爵だよ?騎士や準男爵よりはマシとはいえ、家格は一番低いしなぁ…」
「それでも世襲ではなく自分の実力で掴んだ、っていうのが凄いんですって!」
俺が微妙に思いながら言うとお姉さんは励ますような感じで褒める。
「まあでもこれでエーデルとの後継者争いはもう起きないでしょ」
「そうですね。流石に坊ちゃんが介入しない限りはないと思います」
「いやいや…」
俺のボケるような発言にお姉さんが有り得ないことを言い出すので俺は呆れながら否定的に返す。
「しかしどうしたもんかね…貴族の仕事なんて今から勉強するってのにいきなりこんな領地を貰ってもなぁ…」
「ですよね……あっ!そうだ!」
俺が困りながら呟くとお姉さんは同意して直ぐに何かを思いついたように声を上げた。
「どうしたの?」
「そういえば魔法協会で魔石を使った土壌改良や作物の品質改良といった農業への転用を研究してる人達がいるんですけど、実験のための土地を探してるって言ってました」
「へー…なんか生活が豊かになりそうな凄そうな研究だね」
「それで…坊ちゃんの領地を使わせてもらえないですか?代わりに領地経営の知識がある人を事務員として派遣しますので」
俺の問いにお姉さんがあまり関係の無さそうな話をし始め、とりあえず相槌を打つとありがたい提案をしてくる。
「…俺はありがたいけど、大丈夫?知らないところで悪い事されない?」
「流石にそれは無いと思いますが…悪い噂が聞こえたら解任したらどうですか?」
「それもそうか。じゃ、任せる」
「ありがとうございます!では魔法協会に手紙を送って置きますね」
俺が不安に思いながら確認するとお姉さんは万が一の対処を告げるので許可を出すと、お礼を言った後に早速手紙を書き始めた。
「でも魔法で農業か…凄い時代になりそうだな…」
「坊ちゃんだって変化魔法で広範囲の畑を直ぐ耕したり出来るじゃないですか」
ベッドに寝っ転がりながらの俺の呟きにお姉さんが笑いながら指摘してくる。
「アレは魔物の身体能力とか特性や技を利用してるから魔法とはちょっと違うくない?」
「私からすれば魔物が使う技も属性があるなら魔法と変わらないと思いますけど…」
俺が反論するとお姉さんはちょっと困ったような笑顔で呟いた。
「…まあ確かに…適性関係なく魔法を使える魔物に変化したら魔法が普通に使えるってのも変化魔法の強みだし」
「羨ましい限りですね。日々の努力の成果とはいえ、色んな魔法を自由自在に扱えるようになるなんて…」
少し考えながら肯定するとお姉さんが羨望するように言うので…
「教えてあげようか?」
「いえ、ありがたい申し出ですが遠慮します。魔物化にはなりたくないので」
俺は少し意地悪するように笑いながら聞くとキッパリと断られてしまう。
「そりゃそうだ」
「…矛盾してて支離滅裂になりますが、坊ちゃんがいなければ変化魔法を使うようになるかもしれません。でも今は坊ちゃんに頼めば済むのであえてわざわざ危険を冒す理由が無いんですよ」
まあそもそも坊ちゃんがいないと変化魔法の真価には気づけてないんですが…と、お姉さんは手を止めて振り向き…
笑いながら最初に断りを入れた言葉と同じく理解は出来るが言葉としては意味分からない事を言い出す。
「ははは、この世界には俺ほど変化魔法を極めてる使い手は多分いないからね。…いや、『極めてる』は言い過ぎたかもしれない」
「そもそも変化魔法って技術を研鑽する扱いじゃないですし。部分変化とか並行変化とかも出来るのは坊ちゃん一人だけだと思いますよ」
俺が笑いながら調子に乗り、自分で自分を諌めるように訂正するとお姉さんは知識として今までの常識を話した。
「今の老師なら、あるいは…ってか変化魔法の鍛錬って基本的には…いや、唯一かな?精神修行だけでしょ?精神が魔物側に持ってかれないための」
「私が知ってる限りでは…坊ちゃん以外の使い手はおそらくそうだと思います」
俺の確認にお姉さんは考えるように肯定する。
「そういや最初の頃に老師が『全身変化の方が対応力が良くて効率的』って言ってたけど…結局部分変化の方が便利なんだよなぁ…」
「坊ちゃんの考えが正しかった、って事ですね。…まあ坊ちゃんみたいに日頃からちゃんと鍛えてないと応用したとしても活用できないので…だから他にやる人がいないのでは?」
俺が昔の事を思い出しながら言うとお姉さんは何故か誇らしそうなドヤ顔をした後に予想するように返す。
なんか今度は辺境伯の所で防衛した功績がどうとかで…
またしても城に呼び出されて『男爵』の爵位を授けられた上に領地を二つも貰ってしまった。
「おめでとうございます!」
「…ああ、うん」
宿屋の部屋に戻るとお姉さんが祝福の言葉をかけてくるがあまりの急展開に俺は実感が湧いてないので適当に返す。
「どこの領地を頂いたんですか?」
「『ローズナー』と『ガウ』だって」
「…あー…どっちも結構な田舎ですね…領地自体は両方とも広いのですが…」
お姉さんの問いに俺が答えると場所を思い出すようにしながら微妙な顔で呟く。
「というか土地くれるんならもっと早くくれよ、って思った。そしたら王都の近くに土地を買わなくて済んだのに…」
「…確かに」
俺がため息を吐いて愚痴るとお姉さんも微妙に笑いながら同意する。
「でもあんな田舎よりも王都に近い方が利便性は高いのでは?」
「…それもそうか。開発が進めば王都に用がある時はあの拠点に駐在しとけば良いし」
「しかし凄いですね、坊ちゃん。齢18にしてもう貴族の当主様ですよ」
お姉さんの確認に俺は納得しながら気持ちを切り替えて返すとお姉さんが急に褒め出してきた。
「貴族ったって男爵だよ?騎士や準男爵よりはマシとはいえ、家格は一番低いしなぁ…」
「それでも世襲ではなく自分の実力で掴んだ、っていうのが凄いんですって!」
俺が微妙に思いながら言うとお姉さんは励ますような感じで褒める。
「まあでもこれでエーデルとの後継者争いはもう起きないでしょ」
「そうですね。流石に坊ちゃんが介入しない限りはないと思います」
「いやいや…」
俺のボケるような発言にお姉さんが有り得ないことを言い出すので俺は呆れながら否定的に返す。
「しかしどうしたもんかね…貴族の仕事なんて今から勉強するってのにいきなりこんな領地を貰ってもなぁ…」
「ですよね……あっ!そうだ!」
俺が困りながら呟くとお姉さんは同意して直ぐに何かを思いついたように声を上げた。
「どうしたの?」
「そういえば魔法協会で魔石を使った土壌改良や作物の品質改良といった農業への転用を研究してる人達がいるんですけど、実験のための土地を探してるって言ってました」
「へー…なんか生活が豊かになりそうな凄そうな研究だね」
「それで…坊ちゃんの領地を使わせてもらえないですか?代わりに領地経営の知識がある人を事務員として派遣しますので」
俺の問いにお姉さんがあまり関係の無さそうな話をし始め、とりあえず相槌を打つとありがたい提案をしてくる。
「…俺はありがたいけど、大丈夫?知らないところで悪い事されない?」
「流石にそれは無いと思いますが…悪い噂が聞こえたら解任したらどうですか?」
「それもそうか。じゃ、任せる」
「ありがとうございます!では魔法協会に手紙を送って置きますね」
俺が不安に思いながら確認するとお姉さんは万が一の対処を告げるので許可を出すと、お礼を言った後に早速手紙を書き始めた。
「でも魔法で農業か…凄い時代になりそうだな…」
「坊ちゃんだって変化魔法で広範囲の畑を直ぐ耕したり出来るじゃないですか」
ベッドに寝っ転がりながらの俺の呟きにお姉さんが笑いながら指摘してくる。
「アレは魔物の身体能力とか特性や技を利用してるから魔法とはちょっと違うくない?」
「私からすれば魔物が使う技も属性があるなら魔法と変わらないと思いますけど…」
俺が反論するとお姉さんはちょっと困ったような笑顔で呟いた。
「…まあ確かに…適性関係なく魔法を使える魔物に変化したら魔法が普通に使えるってのも変化魔法の強みだし」
「羨ましい限りですね。日々の努力の成果とはいえ、色んな魔法を自由自在に扱えるようになるなんて…」
少し考えながら肯定するとお姉さんが羨望するように言うので…
「教えてあげようか?」
「いえ、ありがたい申し出ですが遠慮します。魔物化にはなりたくないので」
俺は少し意地悪するように笑いながら聞くとキッパリと断られてしまう。
「そりゃそうだ」
「…矛盾してて支離滅裂になりますが、坊ちゃんがいなければ変化魔法を使うようになるかもしれません。でも今は坊ちゃんに頼めば済むのであえてわざわざ危険を冒す理由が無いんですよ」
まあそもそも坊ちゃんがいないと変化魔法の真価には気づけてないんですが…と、お姉さんは手を止めて振り向き…
笑いながら最初に断りを入れた言葉と同じく理解は出来るが言葉としては意味分からない事を言い出す。
「ははは、この世界には俺ほど変化魔法を極めてる使い手は多分いないからね。…いや、『極めてる』は言い過ぎたかもしれない」
「そもそも変化魔法って技術を研鑽する扱いじゃないですし。部分変化とか並行変化とかも出来るのは坊ちゃん一人だけだと思いますよ」
俺が笑いながら調子に乗り、自分で自分を諌めるように訂正するとお姉さんは知識として今までの常識を話した。
「今の老師なら、あるいは…ってか変化魔法の鍛錬って基本的には…いや、唯一かな?精神修行だけでしょ?精神が魔物側に持ってかれないための」
「私が知ってる限りでは…坊ちゃん以外の使い手はおそらくそうだと思います」
俺の確認にお姉さんは考えるように肯定する。
「そういや最初の頃に老師が『全身変化の方が対応力が良くて効率的』って言ってたけど…結局部分変化の方が便利なんだよなぁ…」
「坊ちゃんの考えが正しかった、って事ですね。…まあ坊ちゃんみたいに日頃からちゃんと鍛えてないと応用したとしても活用できないので…だから他にやる人がいないのでは?」
俺が昔の事を思い出しながら言うとお姉さんは何故か誇らしそうなドヤ顔をした後に予想するように返す。
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