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日中戦争
第5話 戦争
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隆雄は一○六空で敵機を落とし続けていた
撃墜数10機を誇り大活躍していた
「よしっ撃墜!」
隆雄は九六式艦戦の中でガッツポーズしていた
「誰かぁ!助けてぇ!」
無線機に向かって誰かが叫んでいる
隆雄は周囲を見渡し追われている見方機を探した
追われている見方機を見つけすぐに降下する
「陳!上から来るぞ!」
「何がだ!」
「兜部隊だ!」
「なっ!くそっもうちょっと、」
「張!援護してくれ!」
「すぐ行く!」
隆雄の戦闘機の後ろに中国軍の戦闘機が張り付き、銃撃を加えるが隆雄はそれをスルスルと避ける
「なんなんだ、妖術か!?弾が当たらねぇ!」
「妖術なんてある訳ないだろ!落とせ!」
隆雄は得意技の横滑りをしていた
「当たるか、そんな弾、」
隆雄は照準器に敵を捉えた
(搭乗員さえ殺せば、)
隆雄がトリガーを引くと
敵機のコックピットが真っ赤に染まり落ちていく
「帰投する!」
「了解!」
この日の日本軍の戦果は撃墜8、撃破3、被撃墜1だった
「落ちたのは、寺田か、」
「...」
「落下傘、開いてればいいんですけど、」
「そうだな」
そこに1人近づいてくる
「あの、宮崎少尉」
「どうした、中島」
「寺田飛曹長のことですが」
「何か知ってるのか!中島!いえ!」
隆雄が割り込み中島の胸ぐらをつかみ揺さぶる
「山本!落ち着け!」
宮崎達が隆雄を押え付ける
「中島、寺田はどうなった」
「はっ、寺田飛曹長は落下傘を開いて脱出していました、今陸軍がトラックで迎えに行っています
敵に見つかっていたりしなければ夜には戻ってくると思います」
2時間後
「トラックだ、」
隆雄が基地に入ってくる陸軍のトラックを見つけた
そのトラックが止まり陸軍の捜索隊のひとりが降りてくる
「宮崎少尉殿、少しよろしいですか」
「あぁ、各員待機」
「はっ」
少し離れたところに呼ばれた宮崎は捜索隊の報告を受けることになった
「宮崎少尉、寺田飛曹長ですが」
「どうした、早く言え」
「はっ、...寺田飛曹長は、撃墜された後に中国兵に見つかったものと思われます」
「なぜ分かる」
「寺田飛曹長を発見はしましたが、体には無数の銃弾跡があります、恐らく、複数人に私刑にされたものと思われます」
「...死んだのか、寺田は」
「はっ、発見した時には既に、亡くなっておりました」
「分かった」
宮崎は隆雄達の元へ戻った
「皆、聞いてくれ」
「寺田さんは、」
「寺田飛曹長は死んだ」
「っ...!」
「脱出後に敵にみつかり私刑にされたらしい」
「...遅かったんだ...」
「どうした山本」
「陸軍が、動くのが遅かったんだ!」
「...そうかもな」
「隊長...」
陸軍捜索隊の兵士にも聞こえていたのか
少し暗い表情をしだした
一○六空は寺田に最後の別れをするために
トラックへ向かった
そして別れがおわり、もといた場所に戻った隆雄たちの元にひとりの陸軍兵士が来た
「一○六空の寺田飛曹長のことですが、」
と話をかけてきた途端に隆雄が掴みかかる
「お前たちが遅かったから、寺田さんは死んだんだ!」
「山本!落ち着け!陸軍は何も悪くない!むしろ
救助しに行ってくれたんだぞ!」
「悪いのはこいつらだ!」
「山本!歯食いしばれ!」
ドゴォ!
鉄拳制裁 日本軍では教育という名目で上官が部下を殴るということがよくあった
「落ち着いたか」
「はい、すみません、陸軍の方々もすみませんでした」
「いえ、我々の到着が遅かったのは事実です」
「いや、陸軍は悪くない、中島も戦闘が終わった後すぐに基地に戻ってきたそしてそれを伝えた」
「はい、」
「やることはやってこの結果だ、
上手くいかないことはよくあるさ、
それが戦争なんだよ」
「はい、」
「俺たちはいつ死ぬかわからん、
生き残っていけばその分仲間の死を多く見ることになる、その覚悟はしておけよ、山本」
「分かりました...」
撃墜数10機を誇り大活躍していた
「よしっ撃墜!」
隆雄は九六式艦戦の中でガッツポーズしていた
「誰かぁ!助けてぇ!」
無線機に向かって誰かが叫んでいる
隆雄は周囲を見渡し追われている見方機を探した
追われている見方機を見つけすぐに降下する
「陳!上から来るぞ!」
「何がだ!」
「兜部隊だ!」
「なっ!くそっもうちょっと、」
「張!援護してくれ!」
「すぐ行く!」
隆雄の戦闘機の後ろに中国軍の戦闘機が張り付き、銃撃を加えるが隆雄はそれをスルスルと避ける
「なんなんだ、妖術か!?弾が当たらねぇ!」
「妖術なんてある訳ないだろ!落とせ!」
隆雄は得意技の横滑りをしていた
「当たるか、そんな弾、」
隆雄は照準器に敵を捉えた
(搭乗員さえ殺せば、)
隆雄がトリガーを引くと
敵機のコックピットが真っ赤に染まり落ちていく
「帰投する!」
「了解!」
この日の日本軍の戦果は撃墜8、撃破3、被撃墜1だった
「落ちたのは、寺田か、」
「...」
「落下傘、開いてればいいんですけど、」
「そうだな」
そこに1人近づいてくる
「あの、宮崎少尉」
「どうした、中島」
「寺田飛曹長のことですが」
「何か知ってるのか!中島!いえ!」
隆雄が割り込み中島の胸ぐらをつかみ揺さぶる
「山本!落ち着け!」
宮崎達が隆雄を押え付ける
「中島、寺田はどうなった」
「はっ、寺田飛曹長は落下傘を開いて脱出していました、今陸軍がトラックで迎えに行っています
敵に見つかっていたりしなければ夜には戻ってくると思います」
2時間後
「トラックだ、」
隆雄が基地に入ってくる陸軍のトラックを見つけた
そのトラックが止まり陸軍の捜索隊のひとりが降りてくる
「宮崎少尉殿、少しよろしいですか」
「あぁ、各員待機」
「はっ」
少し離れたところに呼ばれた宮崎は捜索隊の報告を受けることになった
「宮崎少尉、寺田飛曹長ですが」
「どうした、早く言え」
「はっ、...寺田飛曹長は、撃墜された後に中国兵に見つかったものと思われます」
「なぜ分かる」
「寺田飛曹長を発見はしましたが、体には無数の銃弾跡があります、恐らく、複数人に私刑にされたものと思われます」
「...死んだのか、寺田は」
「はっ、発見した時には既に、亡くなっておりました」
「分かった」
宮崎は隆雄達の元へ戻った
「皆、聞いてくれ」
「寺田さんは、」
「寺田飛曹長は死んだ」
「っ...!」
「脱出後に敵にみつかり私刑にされたらしい」
「...遅かったんだ...」
「どうした山本」
「陸軍が、動くのが遅かったんだ!」
「...そうかもな」
「隊長...」
陸軍捜索隊の兵士にも聞こえていたのか
少し暗い表情をしだした
一○六空は寺田に最後の別れをするために
トラックへ向かった
そして別れがおわり、もといた場所に戻った隆雄たちの元にひとりの陸軍兵士が来た
「一○六空の寺田飛曹長のことですが、」
と話をかけてきた途端に隆雄が掴みかかる
「お前たちが遅かったから、寺田さんは死んだんだ!」
「山本!落ち着け!陸軍は何も悪くない!むしろ
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「悪いのはこいつらだ!」
「山本!歯食いしばれ!」
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「落ち着いたか」
「はい、すみません、陸軍の方々もすみませんでした」
「いえ、我々の到着が遅かったのは事実です」
「いや、陸軍は悪くない、中島も戦闘が終わった後すぐに基地に戻ってきたそしてそれを伝えた」
「はい、」
「やることはやってこの結果だ、
上手くいかないことはよくあるさ、
それが戦争なんだよ」
「はい、」
「俺たちはいつ死ぬかわからん、
生き残っていけばその分仲間の死を多く見ることになる、その覚悟はしておけよ、山本」
「分かりました...」
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