31 / 32
本格的な発情期
しおりを挟む
晴哉は瑞穂にキスをした。そのキスは最初はついばむような軽いものだったけれど、それは徐々に濃いものに変わっていった。瑞穂は晴哉から離れて数年全くこういう方面のことがなかったので慣れているはずがなかった。初心者ともわかるほどに息遣いは荒れているというのに、晴哉は笑みを浮かべたまま食らいついてきた。あの時、彼と別れたあの喫茶店で自分の中の熱を二度と感じることはないし、それによって晴哉と愛し合う行為をすることはないと断言できていたのに、今こうして両方を手にしているうえに瑞穂はやっぱり喜びを感じていた。言葉では表現できない体が焼けるほどに熱いのに、それ以上の体の中、自分の奥深い部分が焚火に当たっているような温かく感じた。
「んっ・・・わっ、ん。」
「瑞穂・・・・瑞穂、顔をそらすな。」
晴哉は少しでも避けようとすると注意をしつつ、後頭部と頬に当てている手に力を入れてきて固定していた。その言葉と態度に瑞穂は苦笑しつつ、彼のキスを受け入れていると口に舌が入ってきてそれを自分の舌で受け入れた。それに晴哉の笑ったような息遣いが聞こえて瑞穂が目を開けると優しい目で見下ろす彼の顔が鼻と鼻がぶつかるほど近くにあった。あまりに距離が近いので顔をそらせばいいのに顔が近すぎて目だけしかそらすことができなかった。
「お前の香は俺にとって心地よく、生活の中でなくてはならないものだ。そして、その香が強くなるととたんに俺は捕まえなければ、俺のものにしなくてはならない衝動にかられるんだ。」
「何、それ、どういうリアクションをしていいのかわからないんだけど。」
発情期の熱にうなされながらも会話ができるのは瑞穂なりの理性が働いているからだ。しかし、それも朦朧とし始めていて熱がさらに上がるのを感じた。晴哉も無理な笑みを浮かべていたが、それもできなくなっていった。
「悪い。もう無理。」
晴哉が唇を頬から瑞穂のそれに合わせて舌を入れ始めた。それからは先ほどまで頬や後頭部に置いていた手は瑞穂の体の方に向かっていった。片手は服の裾から胸の方に、もう片方はズボンのジッパーを下ろしてすでに立ち上がっている自身に触れ始めた。胸もそっちも最初は優しくなでるような感触だったのに、最初は胸の方の刺激が強くなった。立ち上がった突起をキュッと指でつままれたり手のひらで押しつぶされながらコネコネとパンの生地でも捏ねるようにされたりした。
「うんっ・・・ちょっと。」
きゅっきゅっと音がなるほどに強い力で快感と痛みの間を見極めたような愛撫を与え続けられ、目から悲しくもないのに涙が頬を伝っていた。
「本番はまだまだだぞ。」
晴哉が言うと両手で足を大きく左右に開かれその間に顔を埋めた。次の瞬間、温かくねっとりとした感覚がすでに先走りの汁を出している箇所に絡みついてきて、それを感じたとたん体に力みが出てエビのように背をそらせてしまった。こんなに曲がるのかと驚くほどではあったものの、そんなことに関心できるのも瞬きした間だった。彼の指が体の中に入ってきて瑞穂を急かすようにイイところを的確にこすったり指で押したりしてきたからだ。慣らされることもなく急に急所ともいえる場所を両方一度に責められれば慣れていない瑞穂はひとたまりもない。
「りょ・・・・む・!」
もう声にもならず口の端からはしたなくもよだれがダラダラと流れてしまう。そんな格好を彼に見られたくないのに晴哉は瑞穂の顔を見上げながら反応を楽しむようにしており、中に入る指は二本、三本と増やされ、手持ち無沙汰と言わんばかりに反対の手は先ほどまで虐めていた乳首とは逆側を大いに攻め立てるのだった。そんなイイ箇所ばかりを責められ、瑞穂の体はもうどうしていいかわからずにただ感じながら、何度も自身が晴哉に対して潮を吹いた。
「何度もイッたな。でも、俺はまだ一度もイッてないから。悪いけど、まだまだ付き合ってもらう。」
「ふぇ?」
肩で息をしてすでに意識がもうろうとしていた瑞穂には晴哉の言葉を理解することができなかった。すでに目を開けているのもやっとの彼にはただ呼吸をしているだけで精一杯だっただろう。しかし、そんなことを気にするわけもなく、もう限界と言わんばかりに晴哉は後ろから一気に瑞穂の中に自身を埋めこんできた。あれだけ慣らされた中はすんなりと彼を受け入れて出て行こうとすれば、吸い付いて彼を離さんと言わんばかりになっていた。それに気を良くしたのか、晴哉は容赦なく瑞穂の中に抜き出しを繰り返しその間に中に入れたと思うとそのままグリグリとかき回すように動かした。
「うっ・・・いや、それ。」
瑞穂が拒否を言葉にすると耳元でクスッと笑う晴哉の声が聞こえた。
「嫌じゃない。イイって言うんだ。嫌がっていないのにそんな風に言うなんて悪い子だな。」
晴哉の前後の動きは速くなり、それに伴って瑞穂の体の熱が最高潮に達していった。それを感じたように晴哉は瑞穂の立ち上がっている部分をギュッと手で掴み、胸の突起も一緒ぐらいの力でつぶした。そんな風にされれば、かろうじて保っていた意識など吹き飛ぶのは当然だろう。晴哉の容赦ないテクに瑞穂は内心腹が立った。意識が無くなる前にそれを次に起きたら言葉にしてやろうと思った。
「んっ・・・わっ、ん。」
「瑞穂・・・・瑞穂、顔をそらすな。」
晴哉は少しでも避けようとすると注意をしつつ、後頭部と頬に当てている手に力を入れてきて固定していた。その言葉と態度に瑞穂は苦笑しつつ、彼のキスを受け入れていると口に舌が入ってきてそれを自分の舌で受け入れた。それに晴哉の笑ったような息遣いが聞こえて瑞穂が目を開けると優しい目で見下ろす彼の顔が鼻と鼻がぶつかるほど近くにあった。あまりに距離が近いので顔をそらせばいいのに顔が近すぎて目だけしかそらすことができなかった。
「お前の香は俺にとって心地よく、生活の中でなくてはならないものだ。そして、その香が強くなるととたんに俺は捕まえなければ、俺のものにしなくてはならない衝動にかられるんだ。」
「何、それ、どういうリアクションをしていいのかわからないんだけど。」
発情期の熱にうなされながらも会話ができるのは瑞穂なりの理性が働いているからだ。しかし、それも朦朧とし始めていて熱がさらに上がるのを感じた。晴哉も無理な笑みを浮かべていたが、それもできなくなっていった。
「悪い。もう無理。」
晴哉が唇を頬から瑞穂のそれに合わせて舌を入れ始めた。それからは先ほどまで頬や後頭部に置いていた手は瑞穂の体の方に向かっていった。片手は服の裾から胸の方に、もう片方はズボンのジッパーを下ろしてすでに立ち上がっている自身に触れ始めた。胸もそっちも最初は優しくなでるような感触だったのに、最初は胸の方の刺激が強くなった。立ち上がった突起をキュッと指でつままれたり手のひらで押しつぶされながらコネコネとパンの生地でも捏ねるようにされたりした。
「うんっ・・・ちょっと。」
きゅっきゅっと音がなるほどに強い力で快感と痛みの間を見極めたような愛撫を与え続けられ、目から悲しくもないのに涙が頬を伝っていた。
「本番はまだまだだぞ。」
晴哉が言うと両手で足を大きく左右に開かれその間に顔を埋めた。次の瞬間、温かくねっとりとした感覚がすでに先走りの汁を出している箇所に絡みついてきて、それを感じたとたん体に力みが出てエビのように背をそらせてしまった。こんなに曲がるのかと驚くほどではあったものの、そんなことに関心できるのも瞬きした間だった。彼の指が体の中に入ってきて瑞穂を急かすようにイイところを的確にこすったり指で押したりしてきたからだ。慣らされることもなく急に急所ともいえる場所を両方一度に責められれば慣れていない瑞穂はひとたまりもない。
「りょ・・・・む・!」
もう声にもならず口の端からはしたなくもよだれがダラダラと流れてしまう。そんな格好を彼に見られたくないのに晴哉は瑞穂の顔を見上げながら反応を楽しむようにしており、中に入る指は二本、三本と増やされ、手持ち無沙汰と言わんばかりに反対の手は先ほどまで虐めていた乳首とは逆側を大いに攻め立てるのだった。そんなイイ箇所ばかりを責められ、瑞穂の体はもうどうしていいかわからずにただ感じながら、何度も自身が晴哉に対して潮を吹いた。
「何度もイッたな。でも、俺はまだ一度もイッてないから。悪いけど、まだまだ付き合ってもらう。」
「ふぇ?」
肩で息をしてすでに意識がもうろうとしていた瑞穂には晴哉の言葉を理解することができなかった。すでに目を開けているのもやっとの彼にはただ呼吸をしているだけで精一杯だっただろう。しかし、そんなことを気にするわけもなく、もう限界と言わんばかりに晴哉は後ろから一気に瑞穂の中に自身を埋めこんできた。あれだけ慣らされた中はすんなりと彼を受け入れて出て行こうとすれば、吸い付いて彼を離さんと言わんばかりになっていた。それに気を良くしたのか、晴哉は容赦なく瑞穂の中に抜き出しを繰り返しその間に中に入れたと思うとそのままグリグリとかき回すように動かした。
「うっ・・・いや、それ。」
瑞穂が拒否を言葉にすると耳元でクスッと笑う晴哉の声が聞こえた。
「嫌じゃない。イイって言うんだ。嫌がっていないのにそんな風に言うなんて悪い子だな。」
晴哉の前後の動きは速くなり、それに伴って瑞穂の体の熱が最高潮に達していった。それを感じたように晴哉は瑞穂の立ち上がっている部分をギュッと手で掴み、胸の突起も一緒ぐらいの力でつぶした。そんな風にされれば、かろうじて保っていた意識など吹き飛ぶのは当然だろう。晴哉の容赦ないテクに瑞穂は内心腹が立った。意識が無くなる前にそれを次に起きたら言葉にしてやろうと思った。
65
あなたにおすすめの小説
刺されて始まる恋もある
神山おが屑
BL
ストーカーに困るイケメン大学生城田雪人に恋人のフリを頼まれた大学生黒川月兎、そんな雪人とデートの振りして食事に行っていたらストーカーに刺されて病院送り罪悪感からか毎日お見舞いに来る雪人、罪悪感からか毎日大学でも心配してくる雪人、罪悪感からかやたら世話をしてくる雪人、まるで本当の恋人のような距離感に戸惑う月兎そんなふたりの刺されて始まる恋の話。
フローブルー
とぎクロム
BL
——好きだなんて、一生、言えないままだと思ってたから…。
高二の夏。ある出来事をきっかけに、フェロモン発達障害と診断された雨笠 紺(あまがさ こん)は、自分には一生、パートナーも、子供も望めないのだと絶望するも、その後も前向きであろうと、日々を重ね、無事大学を出て、就職を果たす。ところが、そんな新社会人になった紺の前に、高校の同級生、日浦 竜慈(ひうら りゅうじ)が現れ、紺に自分の息子、青磁(せいじ)を預け(押し付け)ていく。——これは、始まり。ひとりと、ひとりの人間が、ゆっくりと、激しく、家族になっていくための…。
闇を照らす愛
モカ
BL
いつも満たされていなかった。僕の中身は空っぽだ。
与えられていないから、与えることもできなくて。結局いつまで経っても満たされないまま。
どれほど渇望しても手に入らないから、手に入れることを諦めた。
抜け殻のままでも生きていけてしまう。…こんな意味のない人生は、早く終わらないかなぁ。
長年の恋に終止符を
mahiro
BL
あの人が大の女好きであることは有名です。
そんな人に恋をしてしまった私は何と哀れなことでしょうか。
男性など眼中になく、女性がいればすぐにでも口説く。
それがあの人のモットーというやつでしょう。
どれだけあの人を思っても、無駄だと分かっていながらなかなか終止符を打てない私についにチャンスがやってきました。
これで終らせることが出来る、そう思っていました。
彼の理想に
いちみやりょう
BL
あの人が見つめる先はいつも、優しそうに、幸せそうに笑う人だった。
人は違ってもそれだけは変わらなかった。
だから俺は、幸せそうに笑う努力をした。
優しくする努力をした。
本当はそんな人間なんかじゃないのに。
俺はあの人の恋人になりたい。
だけど、そんなことノンケのあの人に頼めないから。
心は冗談の中に隠して、少しでもあの人に近づけるようにって笑った。ずっとずっと。そうしてきた。
【完結】君のことなんてもう知らない
ぽぽ
BL
早乙女琥珀は幼馴染の佐伯慶也に毎日のように告白しては振られてしまう。
告白をOKする素振りも見せず、軽く琥珀をあしらう慶也に憤りを覚えていた。
だがある日、琥珀は記憶喪失になってしまい、慶也の記憶を失ってしまう。
今まで自分のことをあしらってきた慶也のことを忘れて、新たな恋を始めようとするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる