スローライフは、この手で掴み取りたい!! ~でも騒動は、押しかけて来るらしい~

志位斗 茂家波

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第1章:幼少期~少年期前編

27話 いただけるものは、いただいておきましょう

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SIDEエル

‥‥‥絡まれてから時間も経ち、現在、エルたちは王城内にてバルドロス国王から謝罪を受けていた。
 予定ではあの肉塊元団子王子に関してだけでよかったはずだったが、ここに至るまでの間に起きた出来事のせいで、より中身が増えていたのであった。


「つまり、あの滅茶苦茶頭の中身が残念過ぎる人たちも、元々は国王陛下の息子だった人たちだったと」
「‥‥‥ああ、そうだ。それぞれ既に王籍も抜きつつ、まだ更生の機会を与えようと思ったのだが…息子たちの命を奪うことをためらってしまったがゆえに、起きたことだ。謝る前に対処できたはずだが、それでも防げなかったことを非常に申し訳なく思う」

 謁見室にて、物凄く悲痛そうな表情でこの国の国王が、頭を抱えながらそう謝罪を述べた。


 ここに来る前、城下街にてハクロたちをよこすように言って来た愚者たち。
 あれらはどうも、先日粛清が行われていた時に対象となっていた王子たち、いや、既に王籍が抜かれて王族ではなくなっていた愚物だったらしいが、抜かされたことを完全に自覚しておらず、まだ王子気分でぶらつき、ほとぼりが冷めるまでぶらつく気だったらしい。

 一応、粛清を行ったとはいえ、それでもまだ生きていれば治せる機会があるかもという事で、更生の機会を与えたつもりで、なんとか別々の貴族家へ何とか条件付きで頼み込んで婿入りさせてひっこめさせていたつもりだったようだが‥‥迎え入れてくれた人たちの目も欺き、ここにやってきていたようである。

 その上で、あの馬鹿たちは王都へきて、俺達に出くわし、ハクロたちを見て欲しがったそうだ。
 既に王族としての地位も失い、貴族としての権限も人を奪うようなものはないはずなのに、何をどう間違って、自分に都合の良いように解釈していたのか、治らない性根でやらかしたのだ。

 国王いわく、彼等を入れてもらった貴族家に対して、本当にどうしてもいいからできるだけの躾を頼んでいたそうだが…その温情すら無に帰すどころか、手ひどく裏切ったとは、怒りを通り越して、国王陛下が哀れに思えてしまうほどである。


 そもそもの話、何故僕らが出会うこの国王の息子たちが愚物ばかりなのか。
 噂で聞いたり、実際にこの目で見る限り、この国王はやや平凡そうな感じがするとは言え、愚王といった要素が見当たらないし、受け継ぐような者もないとは思う。
 それなのに、その子供たちの大多数が本当に愚かすぎる者たちになっているのが不思議である。皆同じような教育も受けているらしいけれども、全員完全な愚物ではないらしいし、まともな人もいるという話だから、全部そうではないとは思うのだけれども…

「なんというか、見事にほとんどの子育てに失敗している感じですね」
「がはっ!!」
「失敗?いや、それ以上。あれ愚物か屑か、ただのゴミ。生み出した人、自覚あるの?」
「ごふっ!!」
「人間で、あそこまで酷すぎる人たちって初めて見ましたよ。あんなものを量産しているって、どういう事なんでしょうかね」
「げふっ!!」
「量産工場、いっそ千切って潰したほうが、世の中平和?」
「ひぃぃぃぃ!!」

…‥‥ハクロたちの辛辣な言葉に、いちいち国王が反応し、びくっとして叫ぶ。
 どうやら彼女達もあの愚者たちに思うところはあるようで、生産元に対して直接何かやったわけではないとはいえ、それでも生み出した人という事で、かなり評価が低くなっているらしい。
 モンスターだけど、美しい彼女たちに冷め切った目で見られながら、正論をぶつけられて相当心に来るものがあるだろうと思う。変わった性癖の人ならばいざ知らず、あれはきついだろうなぁ。
 そんな国王の横で、この国の宰相らしい人が「もっと言ってあげてください」「自業自得だから盛大に」とかつぶやいているような気がするのだが‥‥‥‥良いのかそれで。いや、そこまで言わしめる程、何か色々とあったんだろうな。


 まぁ、相手が上の立場に立つような人だし、家庭事情にツッコミをいれる意味もない。
 あそこまで愚物を量産しているのは評価を悪くするが、それでもまぁ謝罪するだけあって、あの愚物とはまた違うというのだから、世の中の不思議に首をかしげるほどだ。
 というか、ここまで盛大に失敗しまくっている悲惨さで、国王に対して物凄い同情心が出てきたよ。
…‥‥だからかな?ここまで同情したくなる人が王だからこそ、あの馬鹿王子たちが出ても、王を倒そうとするような人がいないのかもしれない。


「あ、国王陛下。今回の事例が王妃たちの耳に入りましたからね」
「何!?」
「この件で、色々と無駄玉という事が分かりましたので…伝手で、量産防止のために例のところから、例の人を引き出すことが決定したことを、この場でついでに報告しますね」
「ちょっとまてぇぇぇぇい!!ついでで報告して良いようなものじゃないだろうがぁぁ!」

「何の話だろ?」
「ああ、そちらには関係がないのですが、ひとまず言っておきましょう。今後、同じような愚物が量産されないように、処置が施されることが決定した事ですね」

 処置って…え、なんか聞くのが怖いし、別に言わなくていいよ。
 なんとなく予想が通用な気がするのだが、あの国王の怯えようを見ると、その予想を更に超えるようなやばいこと二しか思えない。


 とにもかくにも、これで謝罪の件は良いことにした。
 あの愚物たちはしっかりと責任を取って、後で適切な処置を施すことになるらしい。折角国王の恩情でまだ辛うじて更生の機会があったのに、自らその機会を失ってしまったのだ。
 ついでに同じケースが起きる可能性もあり、同様の処置を施されていた粛清された対象たちも、近日中にすぐに調査を行い、更生不可と判断したらしかるべき処置が下されるらしい。愚かな人たちのせいで、より終わる機会が早まった様だな‥‥


「…温情も意味がないとは、何故こうも歪んだものしか生まれないのか、哀しくなる。まぁ、親の手から離れた者たちという事で、捨てた方が良いか…っと、それはそうと、謝罪をしたのは良いが、これでは意味が無いからな。言葉だけでは誠意を伝えきれぬし、こちらのものを用意したのだ」

 気を取り直して国王が告げながら手を叩くと、臣下の人達が何かを運んで来た。
 見る感じ、ただの道具とかではなく、もっとすごい何かの存在感が感じられるものばかりだ。

「これらは全て、国宝級の魔道具マジックアイテムだ。本来であれば武勲を上げた将軍や、功績をあげた貴族に与えるものだが、今回は特例だ。謝罪の証としてだが、どれか一つ、与えるとしよう。好まぬものもあるだろうし、全てとはいかないが…それでも、選んでほしい」

 国宝級の‥‥‥そこまでのものを出すとは、今回の件相当重く見ているらしい。
 まぁ、謝罪のためらしいしが、何となく苦労が垣間見えるので少し申しわけない気もするが、くれるというのであれば選んでいただくとしよう・

 とはいえ、どれがどの様なものなのかはわからないので、簡単に解析を行っておく。いらないものもあるだろうし、一つだけなら滅茶苦茶良いものを選んだほうがお得だ。

「『鑑定』っと」

 こういう時に、説明書いらずで確認できる鑑定魔法って本当に便利である。

――――――――――――――――――――
「酒の湧き出る壺」
一見空っぽの壺だが、酒を入れて満たすと、その酒をいくら汲み上げても延々と湧き上がる不思議な壺。ひっくり返せば無くなり無限にという事はないのだが、一種類の酒だけじゃなくて、入れ替えて延々と飲み続けることが出来るという、酒好きにとってはのどから手が欲しくなる代物である。

「人斬無の剣」
人だけは絶対斬らず素通りしてしまう剣。その切れ味は鋭く、鉄の鎧なども豆腐のように簡単に切れてしまうのだが、何故か本当に人だけを切ることはない。
鎧を着た人を一刀両断しても、中身だけ無事な謎の多い武器である。

「性根矯正ギプス」
これをはめるだけで、好みの性根に叩き直せるギプス。どんな腐れ根性でもまともにしたりと、将来っが不安な息子がいる国王には必然の道具である。

――――――――――――――――――

「色々とあるけど…ん?このギプスって…あの、国王陛下、発言いいでしょうか」
「どうした、何かあったのか?不具合などはない道具なはずだが」
「これらの道具って、国王陛下はきちんとすべて把握しておりますか?」
「あー‥‥‥実はな、いくつかはその効果が不明なものも、混ざっておる。先代からずっと受け継がれてきた品々ではあるが、効果を確認した説明書などは失われたからな。使えばわかるものもあると言うが、鑑定を使えるという事で、全部出してみたのだ。もしかすると、思わぬ掘りだしものを見つけ出せるかもしれないからな」

 つまり、正確な効果を知らない物があるらしい。

「鑑定魔法で探ったのですが、『性根矯正ギプス』というものが存在していますよ」
「何だ、それは?」

 どうやら本当に把握していないものもあったようで、伝えてみると、その道具の存在を初めて知ったのか国王が驚愕したのであった。
 もしかして、王家のダメダメ王子たちってこれで矯正して世に出さないといけなかったのではないだろうか?…そんな重要すぎるものなら、もっと大事に扱いつつ、効果をしっかり後世へ伝えろよ。

 ああ、でも案外、それでも矯正できなかった人が、使われたくなくてわざと効果に関して説明したものを紛失させた可能性も捨てられないな。未来で何があろうとも、自分が受けた矯正の大変さを伝えないためか、あるいは国自体さっさと自らの愚かさで滅びろと願っていたのか…あ、そのあたりも鑑定で出るのか。便利だなー、この魔法。先生、教えてくれて本当にありがとう。

―――――――――――――
SIDEバルドロス国王


 エルが鑑定によって選択し、魔道具を受け取って退出した後、国王バルドロスは伝えられた真の効果を持つ魔道具を手に持って呆然としていた。
 「性根矯正ギプス」‥‥‥それこそが、彼の息子たちを教育するために必然だったに違いないもの。
 鑑定魔法の使用で細かく調べたところ、さらに驚愕の事実が語りだされた。

 その事実とは、この国の王族で、この国の王位を持った者に限り、血を引いた子供の中に高確率で愚息が産まれるらしい。
 愚かな子供たちによって国が亡びる可能性を危惧したかなり前の国王が心血を注ぎ、国が滅亡しないように、この道具を作らせたというのだ。
 ちなみに、何らかの事情で王位辞退していたり、別の国の王位をもらったりした者たちにはまったく何もないので、この国独特の呪いのようなものが作用しているらしいという事も判明したようだが、その詳細までは完全に暴ききれないようで、原因までは不明だった。

 ただ、大抵の場合愚息が自ら自滅することが多く、王にならないのでこれまでずっとこの道具の存在が忘れさられており、必要性がないだろうと考えたものがうっかりで効果が書かれた紙を紛失しても報告をすることがなく、今世まで続いてしまったようだ。
 
 もっと早いうちにこの道具の存在を知っていればよかったのだが、後の祭り。むしろ、国宝級の者に関しての情報を紛失させたものを盛大に罰するべきだが、残念ながらその者はもう亡き者になっているらしい。

「こ、こんなところに夢のような道具があったとは…酷すぎる話だぁぁぁぁぁ!!」
「ずぼらな人が、やらかした結果ですか‥‥酷すぎますね」
「そりゃそうだろう!!これさえあれば、あんな愚息や、こんな屑息子や、あんなバカ息子でさえまともにできていた可能性があったとされるならば、物凄く惜しいだろうがあぁぁ!!」

 処分を下す立場にあるが、それでも自分の息子。
 これさえあれば、そんな息子たちでも愚かに育たなかった可能性があるとなれば、相当悔やまれるのである。

「まぁまぁ陛下、このことが分かったからいいじゃないですか。陛下の子供が良い例となりましたし、今後、この道具の事をきちんと王家に伝わるようにしていきましょう。幸いなことに、まともな方もおりますからね」
「あ、ああ…‥‥でも悔やまれることに変わりはないのだ」

 「もしも」、「あの時」、「○○があれば」などと言った言葉を言ったとしても、もう遅いのが分かっている。けれども、やはりまだどうにかできたんじゃないかと思えるものもあり、後悔してしまうものであった。

「しかし、悔やんでも仕方がない事か…今後は、全ての道具に関して、情報をより管理せねばな」
「そういえば陛下。結局どのような道具を彼らに与えたのでしょうか?」

 惜しみ続けても意味がないので気を取り直し、空気を換えるためにも、宰相イツウドスンは尋ねた。

「確か…‥‥『変化のピアス』だったか?説明もしてくれたし、悪用もしないと言っていたぞ」

――――――――――
「変化のピアス」
装着者の身体を思った通りに変化させるピアス。外せば元通りになる。
ただし、子供が大人なるというようなものに関しては、このまま成長すればどうなるのかとピアス側が判断したものにしかならず、完璧な理想の姿になるようなものでもない。
また、思い通りの変化はするものの、流石に万能でもなく、最小10センチ、最大3メートルまでの姿にしかなれない制限がかかっている。
―――――――――――

「あれは使いようによってはかなりの悪事も働けるだろうが‥‥あの者がそう悪事に手を染めるわけもなさそうだし、しかも丁寧にこれまで効果が分からなかった道具の鑑定もしてくれて、いくつか良く分かった物がある」

 用途が理解出来れば、危険性もしっかり理解できる。
 いくつかはそのまま国宝のお宝として保管されるが、危険性が高いものに関しては、より厳重に扱いつつ、情報管理に関してより徹底的に行うことを、国王たちは決めたのであった。

「さてと、あとはこのギプスで残された王子たちの矯正をやっておくか‥‥‥」
「後悔はどうにもならない。けれども、そこから学べたことはありますからね‥‥‥」

‥‥‥失われたものはどうしようもないが、まだ辛うじて生かせそうな者たちがいるのならば、いぇを尽くすしかない。
 自分達の怠慢ともいえるようなことで機会を失うという痛すぎる勉強代を貰ったが、その分よく学ばされたのであった。
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