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第1章:幼少期~少年期前編
閑話 鑑定魔法の正しいような、間違っているような使用方法※R15?
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‥‥‥鑑定魔法。それは色々なものを調べることができる魔法だが、ふと本日、その魔法に関してこんな使い道もあるのではないかと、エルは思いついた。
「ねぇ、ハクロ、ちょっと良いかな?」
「ん?何でしょうか?」
「鑑定魔法でちょっと思いついてね。色々調べられるなら、適切なマッサージが出来るかなと思いついたんだけど、少し付き合ってほしいな」
鑑定魔法である程度、詳細な情報を得ることが出る気のはすでに実践済み。
相手の肉体に関しての情報も開示で来ていたが、その情報を利用して良い感じのマッサージを施せるのではないかと、思いついたのである。
まぁ、前世ブラック企業勤めで体が凝っているどころか石像レベルだと言っても過言じゃなかったからね‥‥今世はそんなことにならないように柔軟も密かにやっていたりするのだが、より効率的に体をほぐしたりするのであれば、マッサージもありかなと考えたのである。
とは言え、自分の身体ですぐにやらない理由としては、今のこの子供の身体じゃ意味ないからね…悲しいが、大人にならないとそういうモノとは無縁そうだ。
その代わりに、ハクロの身体であれば、モンスターとは言え大人の女性のような肉体もあるため、多少は効果が見込めるのではないのかと思いついたのであった。
「マッサージですか?んー、ではお言葉に甘えましょう。本当は私がエルに尽くしてますので、こちらからやるべきでしょうが‥」
「そんなのは良いよ。気楽にやろうか」
なお、他意とかはない。ただ純粋に思いつき、実験してみようと思っただけだ。成功したら、将来風呂上りとかにやってみて、よりリラックスできることも見込めるからね。彼女も気持ちよくなれるし、僕の方も将来のスローライフへの投資が出来て、一石二鳥なのだ。
流石に屋外でやることはなく、授業終了後に寮の自室に戻り、ちょっとだけ室内の荷物を移動させ、真ん中の方で足を大きく横に広げてもらい、ハクロがうつぶせになって倒れ込んでもらう。
蜘蛛の足全部全開にして拡げると結構面積を取るのだが‥‥うん、まぁ、ギリギリセーフか。
「これでいいのでしょうか?」
「うん、多分これでうまいこと行けるはずだよ。えっと、マッサージで鑑定だと…やっぱり、定番だとツボ押しかな?」
マッサージと一口に言っても、様々な種類があるだろう。
その中で、道具が出来るだけ用意しなくて良く、なおかつお手軽なもので思いついたのはツボ押しのマッサージだ。揉みこんだり押し込んだりと力はいるだろうが、やりやすさはあるはず。
本当ならばしっかりとしたマッサージ師の免許なんかも必要だろうが…これは一応、素人のやるただの鑑定頼りなマッサージなので、気にしなくていいはずだ。
「鑑定魔法…ハクロの全身でツボのみの『鑑定』っと」
鑑定魔法で調節して指定を行うと、ずらっと身体のツボに関しての情報が出てきた。
案の定というか、人間のような身体のツボもあるようだが、蜘蛛の部分の方にもしっかり点在しており、あちこちにツボ部分が浮かんで見える。なんかこう、ツイスターゲームとかそういうやつの手や足を乗せるやつみたいだなぁ‥‥サイズがしっかりと指で押す分だけの小さなものなので、流石にできないけどね。
とりあえず、今回鑑定を行う対象として絞り込んだのは、ハクロの身体にある「健康に良いツボ」に設定した。
結構抽象的な感じだが、それでも健康のくくりである程度絞れるらしく、適当に全体を鑑定するよりも効率的な部分が表示されるので選びやすい。
鑑定魔法、中々便利なものだな。これを使えば人だろうとモンスターだろうと、身体のツボがまるわかりだ。これ、やりようによっては敵の急所を狙うツボや、野菜の育成時に効率よく栄養を与えるツボなども探せそうだし、汎用性は高そうではある。
「よっと」
ぐぐぐぐぐ!!
「ふわぁぁ…♪ああ、身体の力が抜けてリラックスできますよ♪」
ツボに指をあて、ぐいぐいっと押しつけて刺激を行う。
「健康にいいツボ」として鑑定しているだけなので、どのツボにどのような効果があるのかまでの細かい内容は今回出していないので不明だが、それでも悪いものはないだろう。よくある頭のてっぺんの方を押すと下痢になるような話もあるが、そういう類は排除している。
鑑定魔法の使い道として、これもありかな?資格はないけど、そこそこ腕のいいツボ押しマッサージ師になって気分だ。
「つぎはここっと」
ぎゅっつ!!
「ふぇぇ~~♪」
「こことそこっ」
ぎゅぎゅ!!
「ほへぇ~~~♪」
ツボ押しが心地いのか、ハクロは完全に弛緩しており、押されるたびに緩んだような声を上げる。
ここまで全身の力を抜いていると、野生化だったら確実に襲われかねないが、ここは人の住まう場所で、室内でもあり、そんな危険性はない。
‥‥‥あ、でもちょっとこの体勢は不味いかな?
うつぶせゆえに胸が下の方に押し付けられ、豊満なその胸がむにゅっと横にはみ出ている。
鑑定魔法で見る限り、その胸のはみ出た部分にもツボがあるけど‥‥まぁ、流石にやめておこう。エロいことが目的ではなく、純粋に癒したいだけだしね。
「よっと、で次はここかな」
押すのも中々力がいる作業で、少し汗が出たので拭いつつ、はみ乳を横目にしつつ、次のツボを押した時であった。
ぐりっりっ
「ふへっ!?ひょぇっ!?」
押された瞬間、びくんっとハクロが艶のある声を出して全身を震わせた。
「ど、どうしたのハクロ?今のはちょっと、痛かったりしたの?」
「い、いえ、大丈夫ですエル。ちょ、ちょっと驚いただけですよ」
間違って変な物でも押してしまったのかと思って尋ねるが、ハクロは少々焦りつつもそう弁解した。一応、健康のツボの一つなので問題はないとは思いたいが…何だろう、この反応。
「そ、そう?じゃあ他のツボを押すよ?」
ぐいっ
「んんっ!!」
ぐりぐりっ!!
「ふににゅっ!?」
ぐぐっぐぐい!!
「はふわぁぁぁ‥‥‥♡」
‥‥‥なんだろう、先ほど押したツボから、急にハクロの出す声がやけに嬌声ぽくなっているんだけど。
肌に赤みが帯び、ちょっと息が荒いようだが…さっきのツボから反応が変わっているけど、健康のツボにしては変なものを押しちゃったのかな?
なんとなく不安になり、先ほど押してしまった健康のツボの詳細を再度確認し直してみることにした。
「『鑑定』」
―――――――
「性爆のツボ」
普段、何かと問題がなくとも、色々と悩みやその他ストレスをため込んでしまうことがある。
そのため込んだものを発散することが可能なツボで、貯まっている分を爆散させることが出来るのだ。
だがしかし、日常のストレスなどを爆発させるツボでもあるのだが、正しいツボの押し方じゃないと、ちょっとばかり発情してしまうので要注意。
―――――――――
「…健康っちゃ健康のツボなのか」
ため込んだものを発散させるのは、確かに精神面に与えるものを考えると、健康のツボとしての効果は良いだろう。
だがしかし、正しいツボ押しって…素人だから、何かやらかしてしまったのは間違いない。
というか、もしやこれによって今、ハクロは発情状態になってしまったのだろうか?
発情‥‥‥生々しいようにも思えるのだが、その推測が正しければ、そのせいでいつも以上に感度が跳ね上がり、それに合わせてツボ押しの気持ちよさも増加し、色っぽい声になってしまうのだろう。
どうしようか、この状態異常。
このままま辞めても、ハクロが発情したままになるだろうし、それはそれでちょっと不味いかもしれない。
「あ、そうだ。状態異常の回復のツボを探せばいいのか」
よくよく考えれば、発情するツボがあるのならば、その逆のツボもあると考えて良いだろう。
そう考え、改めてそのツボを探してみることにした。
「『鑑定』」
試しにやってみれば、すぐに‥‥‥いや、見つかったと言えば見つかったけどね?これ大丈夫かな?
念のためにハクロには発情していることを伏せておく。
文字面だけでも、告げられたら恥ずかしいだろうからね…ツボを押されただけで、発情するって何なのかときそうなので、彼女の尊厳を守るために黙っておく。
そしてそのまま発情を終えさせるためにツボを押すのだが、ちょっとした作用が出る可能性があるために先に言っておこう。
「ハクロ、そろそろツボを押し終えるけどさ、確認したら少しばかり気持ちが良すぎて、とぶっぽくて‥‥少し、我慢してね」
「ふぇ?え、なにをひゅるんでしゅか‥」
既に相当限界のようで、かなりトロンとした表情でそう答えるハクロ。
なんかもう手遅れにも見えなくもないのだが、この状態からさっさと元に戻して上げないと、色々と不味い。
「それじゃ、残り5ツボ一気押し!!」
「ここっ!!」
ぐりぐりぐりっ!!
「ひゅるぇっ!?」
「そこっ!!」
ぐぐぐぐぐぃぃぃぃっ!!」
「ふぁぁ!?」
「あそこ!!」
ぐにぐにぐにぃっ!!
「ほへぁぁぁぁ!?」
「そのあたり!」
ぐにぐにぐにっ!!
「みぃぃぃぃぃっ!?」
「そして最後!!」
ごごごりゅっ!!
「ひ、ふっ!?みょわぁぁぁ、ひやぁぁぁぁぁぁん♡♡♡!?」
‥‥‥最後の一つで完全に逝ってしまったようだ。
ハクロは全身をびくびくと震わせ、そのまま力尽きてぱたんっと倒れ込む。
見れば、全身から汗が吹き出しているというか、色々出して、完全にイッチャッタらしい。
「‥‥‥本当に、ゴメン、ハクロ。だけど、これで完全に状態異常は回復したからね」
びくんびくんっとまだ軽く痙攣を引き起こしつつ、気絶したハクロに対し、聞こえてはいないだろうけれども僕はそう謝るのであった。
今度から、絶対に詳細も確認してから行うべきだと心に刻んで‥‥‥
‥‥‥なお、後日談もある。
「え、えっとエル。その、またマッサージをやってくれないでしょうか?」
「え?」
「ちょっとあれ受けて、スッキリしてまして…また機会があれば、お願いしたいなと」
「あー…うん、考えておくよ」
最後の絵面が下手するとR18に該当しかねないのだが、相当効いたと言えば効いたらしい。
しばらくの間、その気持ちよさが良かったのか、ハクロに再度マッサージをお願いされるのであった。
でも、あれは不味いだろう。正しいツボを正しいやり方で押せばいいだけなのだが、うかつに遣らかして、下手すれば死人が出るぞ(主に性的な意味で)。
何事も、鑑定に頼らずきちんとした知識を得ることが大事なのだと、このマッサージは鑑定魔法に頼り過ぎないようにという教訓を学ぶことになったのであった‥‥‥今度、もうちょっと勉強して正しいの、出来るようにしようか。
「ねぇ、ハクロ、ちょっと良いかな?」
「ん?何でしょうか?」
「鑑定魔法でちょっと思いついてね。色々調べられるなら、適切なマッサージが出来るかなと思いついたんだけど、少し付き合ってほしいな」
鑑定魔法である程度、詳細な情報を得ることが出る気のはすでに実践済み。
相手の肉体に関しての情報も開示で来ていたが、その情報を利用して良い感じのマッサージを施せるのではないかと、思いついたのである。
まぁ、前世ブラック企業勤めで体が凝っているどころか石像レベルだと言っても過言じゃなかったからね‥‥今世はそんなことにならないように柔軟も密かにやっていたりするのだが、より効率的に体をほぐしたりするのであれば、マッサージもありかなと考えたのである。
とは言え、自分の身体ですぐにやらない理由としては、今のこの子供の身体じゃ意味ないからね…悲しいが、大人にならないとそういうモノとは無縁そうだ。
その代わりに、ハクロの身体であれば、モンスターとは言え大人の女性のような肉体もあるため、多少は効果が見込めるのではないのかと思いついたのであった。
「マッサージですか?んー、ではお言葉に甘えましょう。本当は私がエルに尽くしてますので、こちらからやるべきでしょうが‥」
「そんなのは良いよ。気楽にやろうか」
なお、他意とかはない。ただ純粋に思いつき、実験してみようと思っただけだ。成功したら、将来風呂上りとかにやってみて、よりリラックスできることも見込めるからね。彼女も気持ちよくなれるし、僕の方も将来のスローライフへの投資が出来て、一石二鳥なのだ。
流石に屋外でやることはなく、授業終了後に寮の自室に戻り、ちょっとだけ室内の荷物を移動させ、真ん中の方で足を大きく横に広げてもらい、ハクロがうつぶせになって倒れ込んでもらう。
蜘蛛の足全部全開にして拡げると結構面積を取るのだが‥‥うん、まぁ、ギリギリセーフか。
「これでいいのでしょうか?」
「うん、多分これでうまいこと行けるはずだよ。えっと、マッサージで鑑定だと…やっぱり、定番だとツボ押しかな?」
マッサージと一口に言っても、様々な種類があるだろう。
その中で、道具が出来るだけ用意しなくて良く、なおかつお手軽なもので思いついたのはツボ押しのマッサージだ。揉みこんだり押し込んだりと力はいるだろうが、やりやすさはあるはず。
本当ならばしっかりとしたマッサージ師の免許なんかも必要だろうが…これは一応、素人のやるただの鑑定頼りなマッサージなので、気にしなくていいはずだ。
「鑑定魔法…ハクロの全身でツボのみの『鑑定』っと」
鑑定魔法で調節して指定を行うと、ずらっと身体のツボに関しての情報が出てきた。
案の定というか、人間のような身体のツボもあるようだが、蜘蛛の部分の方にもしっかり点在しており、あちこちにツボ部分が浮かんで見える。なんかこう、ツイスターゲームとかそういうやつの手や足を乗せるやつみたいだなぁ‥‥サイズがしっかりと指で押す分だけの小さなものなので、流石にできないけどね。
とりあえず、今回鑑定を行う対象として絞り込んだのは、ハクロの身体にある「健康に良いツボ」に設定した。
結構抽象的な感じだが、それでも健康のくくりである程度絞れるらしく、適当に全体を鑑定するよりも効率的な部分が表示されるので選びやすい。
鑑定魔法、中々便利なものだな。これを使えば人だろうとモンスターだろうと、身体のツボがまるわかりだ。これ、やりようによっては敵の急所を狙うツボや、野菜の育成時に効率よく栄養を与えるツボなども探せそうだし、汎用性は高そうではある。
「よっと」
ぐぐぐぐぐ!!
「ふわぁぁ…♪ああ、身体の力が抜けてリラックスできますよ♪」
ツボに指をあて、ぐいぐいっと押しつけて刺激を行う。
「健康にいいツボ」として鑑定しているだけなので、どのツボにどのような効果があるのかまでの細かい内容は今回出していないので不明だが、それでも悪いものはないだろう。よくある頭のてっぺんの方を押すと下痢になるような話もあるが、そういう類は排除している。
鑑定魔法の使い道として、これもありかな?資格はないけど、そこそこ腕のいいツボ押しマッサージ師になって気分だ。
「つぎはここっと」
ぎゅっつ!!
「ふぇぇ~~♪」
「こことそこっ」
ぎゅぎゅ!!
「ほへぇ~~~♪」
ツボ押しが心地いのか、ハクロは完全に弛緩しており、押されるたびに緩んだような声を上げる。
ここまで全身の力を抜いていると、野生化だったら確実に襲われかねないが、ここは人の住まう場所で、室内でもあり、そんな危険性はない。
‥‥‥あ、でもちょっとこの体勢は不味いかな?
うつぶせゆえに胸が下の方に押し付けられ、豊満なその胸がむにゅっと横にはみ出ている。
鑑定魔法で見る限り、その胸のはみ出た部分にもツボがあるけど‥‥まぁ、流石にやめておこう。エロいことが目的ではなく、純粋に癒したいだけだしね。
「よっと、で次はここかな」
押すのも中々力がいる作業で、少し汗が出たので拭いつつ、はみ乳を横目にしつつ、次のツボを押した時であった。
ぐりっりっ
「ふへっ!?ひょぇっ!?」
押された瞬間、びくんっとハクロが艶のある声を出して全身を震わせた。
「ど、どうしたのハクロ?今のはちょっと、痛かったりしたの?」
「い、いえ、大丈夫ですエル。ちょ、ちょっと驚いただけですよ」
間違って変な物でも押してしまったのかと思って尋ねるが、ハクロは少々焦りつつもそう弁解した。一応、健康のツボの一つなので問題はないとは思いたいが…何だろう、この反応。
「そ、そう?じゃあ他のツボを押すよ?」
ぐいっ
「んんっ!!」
ぐりぐりっ!!
「ふににゅっ!?」
ぐぐっぐぐい!!
「はふわぁぁぁ‥‥‥♡」
‥‥‥なんだろう、先ほど押したツボから、急にハクロの出す声がやけに嬌声ぽくなっているんだけど。
肌に赤みが帯び、ちょっと息が荒いようだが…さっきのツボから反応が変わっているけど、健康のツボにしては変なものを押しちゃったのかな?
なんとなく不安になり、先ほど押してしまった健康のツボの詳細を再度確認し直してみることにした。
「『鑑定』」
―――――――
「性爆のツボ」
普段、何かと問題がなくとも、色々と悩みやその他ストレスをため込んでしまうことがある。
そのため込んだものを発散することが可能なツボで、貯まっている分を爆散させることが出来るのだ。
だがしかし、日常のストレスなどを爆発させるツボでもあるのだが、正しいツボの押し方じゃないと、ちょっとばかり発情してしまうので要注意。
―――――――――
「…健康っちゃ健康のツボなのか」
ため込んだものを発散させるのは、確かに精神面に与えるものを考えると、健康のツボとしての効果は良いだろう。
だがしかし、正しいツボ押しって…素人だから、何かやらかしてしまったのは間違いない。
というか、もしやこれによって今、ハクロは発情状態になってしまったのだろうか?
発情‥‥‥生々しいようにも思えるのだが、その推測が正しければ、そのせいでいつも以上に感度が跳ね上がり、それに合わせてツボ押しの気持ちよさも増加し、色っぽい声になってしまうのだろう。
どうしようか、この状態異常。
このままま辞めても、ハクロが発情したままになるだろうし、それはそれでちょっと不味いかもしれない。
「あ、そうだ。状態異常の回復のツボを探せばいいのか」
よくよく考えれば、発情するツボがあるのならば、その逆のツボもあると考えて良いだろう。
そう考え、改めてそのツボを探してみることにした。
「『鑑定』」
試しにやってみれば、すぐに‥‥‥いや、見つかったと言えば見つかったけどね?これ大丈夫かな?
念のためにハクロには発情していることを伏せておく。
文字面だけでも、告げられたら恥ずかしいだろうからね…ツボを押されただけで、発情するって何なのかときそうなので、彼女の尊厳を守るために黙っておく。
そしてそのまま発情を終えさせるためにツボを押すのだが、ちょっとした作用が出る可能性があるために先に言っておこう。
「ハクロ、そろそろツボを押し終えるけどさ、確認したら少しばかり気持ちが良すぎて、とぶっぽくて‥‥少し、我慢してね」
「ふぇ?え、なにをひゅるんでしゅか‥」
既に相当限界のようで、かなりトロンとした表情でそう答えるハクロ。
なんかもう手遅れにも見えなくもないのだが、この状態からさっさと元に戻して上げないと、色々と不味い。
「それじゃ、残り5ツボ一気押し!!」
「ここっ!!」
ぐりぐりぐりっ!!
「ひゅるぇっ!?」
「そこっ!!」
ぐぐぐぐぐぃぃぃぃっ!!」
「ふぁぁ!?」
「あそこ!!」
ぐにぐにぐにぃっ!!
「ほへぁぁぁぁ!?」
「そのあたり!」
ぐにぐにぐにっ!!
「みぃぃぃぃぃっ!?」
「そして最後!!」
ごごごりゅっ!!
「ひ、ふっ!?みょわぁぁぁ、ひやぁぁぁぁぁぁん♡♡♡!?」
‥‥‥最後の一つで完全に逝ってしまったようだ。
ハクロは全身をびくびくと震わせ、そのまま力尽きてぱたんっと倒れ込む。
見れば、全身から汗が吹き出しているというか、色々出して、完全にイッチャッタらしい。
「‥‥‥本当に、ゴメン、ハクロ。だけど、これで完全に状態異常は回復したからね」
びくんびくんっとまだ軽く痙攣を引き起こしつつ、気絶したハクロに対し、聞こえてはいないだろうけれども僕はそう謝るのであった。
今度から、絶対に詳細も確認してから行うべきだと心に刻んで‥‥‥
‥‥‥なお、後日談もある。
「え、えっとエル。その、またマッサージをやってくれないでしょうか?」
「え?」
「ちょっとあれ受けて、スッキリしてまして…また機会があれば、お願いしたいなと」
「あー…うん、考えておくよ」
最後の絵面が下手するとR18に該当しかねないのだが、相当効いたと言えば効いたらしい。
しばらくの間、その気持ちよさが良かったのか、ハクロに再度マッサージをお願いされるのであった。
でも、あれは不味いだろう。正しいツボを正しいやり方で押せばいいだけなのだが、うかつに遣らかして、下手すれば死人が出るぞ(主に性的な意味で)。
何事も、鑑定に頼らずきちんとした知識を得ることが大事なのだと、このマッサージは鑑定魔法に頼り過ぎないようにという教訓を学ぶことになったのであった‥‥‥今度、もうちょっと勉強して正しいの、出来るようにしようか。
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