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面倒事はサッサと片付ける前編

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「おい……もうちょっと愛想良く出来んのか!」


「あ?騙すような真似してムリヤリ見合いさせられるってのにヘラヘラする訳ねーだろ。クソが!」


俺は某高級ホテルのカフェで糞父親に毒づいていた。腸が煮えくり返るほどムカついてる。こんなくだらない事をさせる為に実家へ呼ばれた事も腹立たしい。本当なら今頃可愛い瑠奈と過ごしていたのに…


あぁ…瑠奈今何してるんだろ。会いたい…声が聞きたい…キスして抱きしめたい。ちゃんと家で大人しくしてるだろうか?朝届いたメッセージには今日は予定も無いから家でゲームしてるとは書いてたけど。スマホを開くと瑠奈からメッセージが届いていた。


_和真くんが私の隣に居るのが当たり前になってこんなに寂しいなんて思わなかった。和真くんに抱きしめて欲しいよ。ぴえん顔スタンプ(TT)
 

ズキュゥゥゥゥゥン!!俺は胸が締め付けられて息ができなくなった。


「待ってろ瑠奈!すぐに帰るからっ」

ガタッと椅子を立ち上がり叫ぶ俺の腕を糞親父が掴む。邪魔すんじゃねー!!こ○すぞ?


「和真!お嬢さんが来られたぞ!ちゃんと挨拶しろ!」


舌打ちし渋々視線を向けると振り袖姿の女が頬を染めて立っていた。ウザ……


「はっ、初めましてっ。◎○グループの△△の娘、モブノと申しますっ。本日はお忙しい中お時間をさいて下さってありがとうございましたっ!」


モブノと名乗った女は頭をユラユラ揺らしてぶりっ子ぶって挨拶した。俺こーゆー首座ってない系の女が生理的にも受け付けないんだよね。


瑠奈が首を傾げたりコクコク頷くのは死ぬほど可愛いんだけど。


「隣の糞親父の息子…結城和真です。手短に済ませてもらえる?可愛い恋人が俺の帰りを待ってるから」


「か、和真っ!!」

糞親父にぶちギレられて俺と首座ってない女はホテルの庭園に押しやられた。はぁ…綺麗に手入れされた庭園だけど瑠奈と近所を散歩する方がよっぽど楽しい。


「……あの、和真さんは恋人が……いらっしゃるんですか?」


首座ってない女が頭を揺らしながら聞いてきたので俺は即答した。


「うん。めちゃくちゃ可愛いくて愛おしい俺の運命の人。きっと俺は後にも先にも彼女しか愛せないんだ」


「っっ!!で、でも私達は大企業の社長の子供だから恋愛感情だけで結婚相手は選べませんし…政略結婚も避けられませんよね?」


「あー、まーね。でも俺は彼女じゃないとムリ。まず彼女じゃないとチンポ勃たないし」


「ファッ?!」

その時瑠奈からビデオ電話がかかってきた。俺はすぐにビデオ通話に切り替えた。


『もしもし和真くん?今…話しても平気?』


「うん大丈夫だよ?はぁ…今日も瑠奈は可愛いなぁ。瑠奈に会いたくて俺もう限界だよ…」


『わっ、私だって和真くんに会いたくて…寂しくて限界だよっ!』


「瑠奈?今…部屋に一人で居るの?」


『うん!親は出掛けてるから一人だよ?どうしたの?』


「そっか!じゃあ瑠奈?カーテン閉めてベッドに座ってよ」


『うん?…分かった。ちょっと待ってて』


画面の中では可愛い瑠奈が部屋のカーテンをシャッ!と閉める音が響く。そしてベッドに座り大きな瞳でこちらを凝視している。


「ふふっ可愛いなぁ。じゃあ…おっぱい見せて?」


『っ!!うん…』

瑠奈はシャツのボタンを外してブラをずらし可愛い胸を露出させた。


『和真くんちゃんと見えてる?』


「うん白くて柔らかいおっぱいとピンク色の可愛い乳首がちゃんと見えてるよ?あー揉みまくってメチャクチャ乳首吸いてぇーー!瑠奈おっぱい上下に揺すって?」


『んっ、こう…かな?』


画面の中の瑠奈が片手でおっぱいを持ちぷるぷると揺する。口の中にツバがたまってくる。あぁ、舐めたい…


「ね、瑠奈?パンツ下ろしてオマンコ見せて?画面に寄って中まで見せて?」


『っっ!……うん』

スマホ画面が乱れて衣擦れの音がする。そして瑠奈の薄い茂みの下が映った。指でクパァと開きソコがドアップになる。

「っっ、エロッ!!すげー、ヤバッ……」

俺は首座ってない女そっちのけでスマホ画面の瑠奈のマンコを食い入るように見つめていた。

それからも瑠奈にマンコの中に指を入れろとかクリを弄れとか色々させてスマホ画面越しに瑠奈にキスをし満足して電話を切ると首座ってない女は居なくなっていた。


「…………先方から断りの電話が入った。お前……お嬢さんに一体何をしたんだ?」


「あ?知らねーよ!俺が彼女とビデオ通話してたらいつの間にか居なくなってたし。てか俺もう帰るから!くだらねえ事でいちいち呼ぶなよ!だいたい親父の後を継ぐのは兄貴だろ?俺まで巻き込むな!これ以上俺と彼女の邪魔するなら親であろうと潰すぞ!」

心底忌々しい糞親父に吐き捨てると俺はタクシーに乗り込み一人暮らしをしているマンションへ向かった。
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