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~拓海~
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「うーーーん…っ…たっくみくーん… 」
俺はドキリとして、ベッドの上の瑠衣を振り返る。
寝言か…
瑠衣が俺のベッドの上で、本格的に眠り始めた。
俺は瑠衣に出会ってから、
こんな風に時々…
瑠衣と身体の関係を、持つようになった。
最初は…
瑠衣が積極的に俺を押し倒してきて、
ひたすら…俺のそれを…堅くなったものを舐めていただけだった…手を休みなく動かし…口で…何度も…。
瑠衣は、俺が我慢できずに声もなく達してしまう姿を、猫の目で楽しそうに眺めていた…
そこまでは…
口で…してもらう位は…
フェラくらいは…そういうお店もあるくらいだし…
とにかく身体を繋げていない…最後までしていない以上は、浮気じゃない…
俺はまだ、完全には葉月を裏切っていないと、自分自身に言い聞かせていたのかも、しれない…。
でも…本当は違う。
そういうこと、じゃない…。
セックスしなくても、もう十分葉月を裏切っているし
結局その後、俺は耐えきれなくなり、陥落したのだから、結果として同じことだ。
当然だ…
それだけでは、我慢できなくなった。
いけないことだとは思いつつ、だらだらと次の行為に及んでしまった。しかも俺から…したいと申し出た。
セックスまでしたならば…
もはや、言い訳なんてできるはずもない…
瑠衣は本当にセックスに積極的で…
葉月のように恥じらうことはあまりなかった。
明るい照明のままでも全く抵抗なく…
その豊満な肉体を開き、俺の眼前に淫らな姿を惜しみなく晒した。
瑠衣は…俺がいつか葉月にしてみたいと思っていたことを全て受け入れてくれた…。
対する葉月は…言ってみれば、反応がとても幼い。
いまだに明るくするのを恥ずかしいと言って嫌がり、行為後も身体をすぐに隠す。
触るどころか、俺のそれを口に含むなんて…そもそも、ありえない。
葉月との行為の最中、俺がすこし強めに突きあげた時も、
たとえば瑠衣がもだえて口走るみたいに、「気持ちいい」…なんて… 葉月は絶対に言わない…聞いたことがない…
俺が聞けば何かしらの反応はするが、自分からは口が裂けても言わない…。
淫らな…すこし火照ったようなその表情と喘ぎ声から、あ、ここが、いいんだな…くらいには心を読めても、本当のところはわからない…。
だからといって…それがなんだ…
瑠衣と葉月の違い… それが何だっていうんだ…
俺は自問自答する…。
俺はドキリとして、ベッドの上の瑠衣を振り返る。
寝言か…
瑠衣が俺のベッドの上で、本格的に眠り始めた。
俺は瑠衣に出会ってから、
こんな風に時々…
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最初は…
瑠衣が積極的に俺を押し倒してきて、
ひたすら…俺のそれを…堅くなったものを舐めていただけだった…手を休みなく動かし…口で…何度も…。
瑠衣は、俺が我慢できずに声もなく達してしまう姿を、猫の目で楽しそうに眺めていた…
そこまでは…
口で…してもらう位は…
フェラくらいは…そういうお店もあるくらいだし…
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俺はまだ、完全には葉月を裏切っていないと、自分自身に言い聞かせていたのかも、しれない…。
でも…本当は違う。
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結局その後、俺は耐えきれなくなり、陥落したのだから、結果として同じことだ。
当然だ…
それだけでは、我慢できなくなった。
いけないことだとは思いつつ、だらだらと次の行為に及んでしまった。しかも俺から…したいと申し出た。
セックスまでしたならば…
もはや、言い訳なんてできるはずもない…
瑠衣は本当にセックスに積極的で…
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明るい照明のままでも全く抵抗なく…
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いまだに明るくするのを恥ずかしいと言って嫌がり、行為後も身体をすぐに隠す。
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