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~杉崎~
一晩
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軽食と飲み物が届けられ、テーブルにセッティングした後に、彼女に声をかける。
さすがに、注文した時間が遅すぎたのかもしれない…。
彼女は俺が頼んだチョコレートやフルーツにほとんど手を付けなかった。
ハーブティーを飲んで、美味しいと呟きながらふわりと微笑んだ。
その時間は…
彼女の方をあまり直視しないようにして、なんとか平静を保ちながら時を過ごした。
残った食べ物を冷蔵庫へしまい、ゆっくりと彼女を振り返ると、
彼女と正面から目が合う
ドキリとした…
なんとか普通に振る舞い、そろそろ寝ようかと声を掛けたら、彼女の瞳が一瞬、揺らいだのがわかった。
寝るという…
そのキーワードに、彼女は動揺したのかもしれない…。
自分から誘ったとはいえ、俺自身いまだに、彼女とこのような場所にいるのが信じられないくらいだ…
今夜一晩、同じベッドで眠る…
彼女と、夜を明かす日がくるなんて…
彼女は俺の発言を受け、慌てたように歯を磨くからと洗面所に逃げ込んでしまった。
そういうところも、いじらしくて仕方ない…。
さすがに、注文した時間が遅すぎたのかもしれない…。
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残った食べ物を冷蔵庫へしまい、ゆっくりと彼女を振り返ると、
彼女と正面から目が合う
ドキリとした…
なんとか普通に振る舞い、そろそろ寝ようかと声を掛けたら、彼女の瞳が一瞬、揺らいだのがわかった。
寝るという…
そのキーワードに、彼女は動揺したのかもしれない…。
自分から誘ったとはいえ、俺自身いまだに、彼女とこのような場所にいるのが信じられないくらいだ…
今夜一晩、同じベッドで眠る…
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そういうところも、いじらしくて仕方ない…。
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