公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬

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どんな味?

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公爵家の敷地内にある厩舎に行き、馬房で

大人しくしていたフウガに市場で買った、

根っこが太い雑草をあげてみた。


ついでにジーンの愛馬にも、、、


モシャモシャ モシャモシャ


アレク「どう?美味しい?」

(スカイ!どんな味か聞いて!)


(うん、わかった)

スカイ「アゥーー、アゥ?」


「「ヒィヒィヒィーン!!」」


(はっぱもねもおいしいみたい)


(根の方は少しは甘いのかな?)


スカイ「アゥーアゥゥー?」


「「ヒィーン」」


(あまいみたい)


(わかった!スカイ、ありがとう)


アレク「フウガ達、ありがとう!またあげ

るからね!」


「「ヒィーン」」


(うれしいって)


アレクはフウガ達に放牧場でゆっくりして

てねと言って屋敷に戻り、調理場を行く。


 
アレク「今、お邪魔しても大丈夫?」


料理長「アレク様!大丈夫ですが、、」


アレク「あのねー、この雑草の根っこを食

べてみたいんだけど、、」


料理長「えぇっ!!それをですか?」


アレク「うん、よく洗って、蒸かして欲し

いんだけど、、」


料理長「蒸かす?蒸かす、、とは?」


アレク「えぇっ!?あっ!えぇっと、、」

(蒸かし器ってないの?ど、どうしよう)


アレク「大きめの鍋に水を入れて、その鍋

に入る鍋に根っこを入れて大きめの鍋に蓋

をしてしばらく火をかけて欲しいの!」


料理長「わかりました、、おーい用意を」


「「「はい」」」


領地の調理場には今日初めて来たので領地

の料理長にお願いした。


5本の根っこを良く洗って貰い、即席蒸か

し器でしばらく沸騰させたままにして貰い

様子を見ることにした。


しばらく待って、フォークで刺してみると

すっと刺せたので火を消して貰い、根っこ

を皿に出して貰った。


1本の根っこをまな板に置き、包丁で切っ

てみた、、、中は薄い黄色の色だった。


リリー「アレク様!私がまず試食します」


アレク「えっ!?」


「「「「「いやいや、、私が!」」」」」


アレク「えぇっ!!」


他の作業をしていた料理人達も試食もとい

毒味に手を上げる。


リリー「治癒魔法を使えるアレク様が試食

されるのはいけません」


アレク「いや、でも、、」


リリー「馬達や家畜が大丈夫なんですから

毒の危険はないと思いますが私が!」


「「「「私が!」」」」


(反論出来ない、、、)

アレク「わかった、、中身だけ食べてね」


リリーと料理人達が包丁で切っていき、皮

も包丁で剥き、、、


パクッ!   モグモグ、、ゴクン!


リリー「微かに甘いような、、?」


料理人1「はい、、微かに甘い、、です」


料理人2「食べれますね」


料理人3「じゃもより甘いです」


(あぁー、良かったー、大丈夫みたい、、

どんな味かな?じゃもに似てるなら、、)




じゃもは前世でジャガイモに似ている野菜

だった。


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