公爵家三男に転生しましたが・・・

シリウスとダニス

騎士校舎でも同じような説明がされていた。

選択科目などの内容は違っているし、校舎内の

レストラン以外にも商店の中には簡単に食べれ

る食べ物など売っていた。


騎士校舎のレストランはボリューム満点メニュ

ーがあった。


魔法校舎はヘルシーメニューがあった。


教師が教室を出た後、シリウスとダニスは貴族

校舎に向かう為に教室を出て、階段を下り、急

いで歩いていると、、、


「おい！」

５人の騎士校舎の制服を着た見知らぬ貴族達に

呼び止められた。


「君達さぁー、子爵子息か男爵子息だよねー！

それなのに鞄などを持ってないってさー、おか

しくない？学ぶ気あるわけー？」


「「「「そうだ！そうだ！」」」」


シリウス「僕達はアイテムリングに荷物などを

入れていますので、、、」


「はぁ？伯爵子息の僕が持ってないのに！」


「「「「献上しろ！」」」」


ダニス「これは合格祝いで頂いた物です」


「なら、僕が使ってあげるよ！」


アレクがこの場にいたら〔カツアゲだぁー！〕

と思っただろう。


シリウス「僕やダニスの名前も彫られてますし

、、、贈って下さった方に失礼になりますので

渡せません。」


「はぁ？僕が使ってあげるんだよ？渡しなよ」


「「「「そうだ！渡せよ！」」」」


１階での騒ぎで周りにはレストランに向かって

いた生徒などが足を止め、７人に注目していた


「僕のお祖母様が贈ったリングを取り上げるつ

もりかなー？」


「僕が使ってあげると言ってるん、、」


５人の生徒が後ろを振り向くと公爵子息セーガ

と数人の生徒がセーガの後ろに立っていた。


セーガ「やぁ、シリウスにダニス！」


「「セーガ様」」


シリウスとダニスはセーガに一礼した。


「「「「「えっと、、あの、、」」」」」


セーガ「彼らが持ってるリングはローズお祖母

様からの贈り物だから、後、、彼らは自分の愛

馬も持っているけど彼らの愛馬はルーウェンス

前公爵と公爵様からの合格祝いだからね～！

ここまで言えば意味はわかるよね～？じゃぁ、

シリウスもダニスも貴族校舎に行くんだろう？

僕も今日は一緒に昼食を食べるから行こう！

じゃぁ、後でね～！」


「「「「「はい」」」」」


セーガの後ろにいた生徒が返事をし、セーガが

シリウスとダニスを貴族校舎に促し歩いて去っ

て行った。


シリウスとダニスにカツアゲしようとした伯爵

子息と取り巻き達は周りから冷めた視線を向け

られた。


騒ぎを聞いた伯爵子息の兄がやって来て、その

場で弟である伯爵子息と取り巻きを殴った。


伯爵子息の兄の方はその後、シリウスとダニス

の兄達を探し、謝罪してセーガにシリウスとダ

ニスが騎士校舎に戻って来た時にも待っていて

謝罪した。


殴られた５人は２年生だった。


伯爵子息達は家に帰ってから父親にも殴られた


騎士校舎では、シリウスとダニスに悪意のある

絡みをしようとする者はいなくなった。


1年後はわからないが、、、