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大人達の昼食会

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リード公爵がダニス達のことを話す。

「彼らは王宮のパーティーでアレクが1人で

いる所を気にかけ、声をかけて誘ってくれた

子達でカーラド子爵の子息にライド男爵の

子息、ブラスト男爵の子息です。」

先王「ほぉぉ~、そうじゃったか!」

先妻「まぁっ、気配りが出来るよい子達

なのねぇ~!」

先王「そうじゃな~。」


先王夫妻の賛辞に他の招待貴族からも賛辞を

貰ったがダニス達の親達は素直に喜べない。

「いえ、、まだ、言葉使いが危うく、

失礼がないかと、、、思っております。」

シリウスの父親である子爵が代表して返すが

緊張で返事も危うい返事だった。


先王「まだ、7歳じゃ、言葉使いより

大事なことはある。」

先妻「そうですわぁ~。気配りが出来る

だけでも、よい子達ですよ。」

子爵「ありがとうございます。」

子爵の返事と一緒に一礼する。


国王「そうだな、それに報告では

ダマネード侯爵の令嬢がアレクに暴言を

言ったそうだしなー。」

国王の言葉に他の招待貴族はまだ、情報が

明確ではなかったので国王の言葉で事実だと

知り、驚愕した。


王弟「リード!どうするつもりだ?」

リード「私達は領地に戻りますから私は

相手にしませんよ。」


招待貴族のフォード侯爵が問う。

「何もなさらないのですか?」

他の招待貴族も頷きでフォード侯爵の問いに

賛同を示す。

国王「クククッ!皆よ、待て!リードは

【私は相手も】っと言っただろう?

前公爵に丸投げするつもりだ!!」

王弟「なるほど、、、さすがリードですね。」

先王「わしも許し難いがなぁー。」

先妻「そうですわぁ~。どんな貴族教育を

したのかしら~?」


この先王夫妻の言葉に侯爵家以下の貴族は

震える。声で怒りが伝わったのだ!

王族以外の心の中は同じだった。

〔終わったな、ダマネード侯爵〕


国王「さて、誰に土地を任せるか考えなくて

はなー。ルカネス、かリード!頼めるか?」

王弟「気が早いですよ。ですが先に

言っておきます。いりません。」

リード「私も同じです。やめて下さい。」

国王「ならヘザード侯・フォード侯・

デュート伯!其方らは?」

「「「私達もいりません。」」」

国王「なら、、、」

国王の目が子爵達の方へ行ったのでリードが

止める。

「彼らはベルナー侯爵に仕えてます。

ベルナー侯爵がここにいたらなんて

答えるか!おわかりですよね!」

王弟「兄上、悪政してる土地など誰も

嫌に決まっているでしょう!」

国王「あー。やはり知ってたか!先々代は

まともだったらしいのだがなー。」

先王「そうだったのー。」


ダマネード侯爵の領地が悪政しているなど

知らなかった。子爵や男爵達は驚いた!


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