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まだサロンには

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昼食会もようやくデザートに突入したが、、、

国王「土地に関しては追々で良いが、、、

アレクは同年がいないのになぜ領地に

帰りたがるんだ?」


リード「追々も止めて下さい。ですが、、、

貴族に同年がいないだけです。」

先王「それはどういう意味じゃ?」

先妻「えぇ、」

リード「使用人の子が同年でいます。」

「「「「「「「「「はぁ?」」」」」」」」」

先王「ライガスは知っておるのか!」

リード「許したのは父上達です。アレクに

お願いされて、5歳から勉強と訓練も一緒に

受けております。」

ルーウェンス公爵リードの言葉に誰もが驚いた

公爵子息が平民である使用人の子と勉強や

訓練を受けるなどあり得ない。

国王「ふーん。で、リード!お前の考えは?」

リード「はぁ、祝福の結果と私達が王都に

出発した後、執事のガイヤに執事見習いに

やる気があるなら指導するように言って

おります。ガイヤの評価次第で貴族の養子

も視野に考えてますよ。勉強も訓練も

真面目で教師達の評価も良いです。」


リード公爵の言葉にこの場にいる貴族達も

納得した。その手があったと、、、

先王「なるほどのう。」

先妻「その考えなら何も言わないわ。」

王弟「さすがだなー。」

国王「結果が楽しみだ。」


昼食会が終わったらサロンに場所を移すつもり

だったのだがこのままになりそうだった。



ふと、子爵が庭に目を向ける。

子爵「なっ!、、、、、」

子爵は驚きで声が出てしまった。

子爵の視線の先、皆も庭に視線を向ける。

男爵達や妻達も驚いて声が出る。

「「「「「「「「「あっ」」」」」」」」」

先王「ほう。」

先妻「まぁ!」

国王「へー。」

子爵「こっ、、公爵様、むっ息子達が、、

申し訳ありません。」

庭でダニス達が聖獣スカイを撫でていたのだ!

リード「あぁ、大丈夫ですよ。

アレクはスカイ様と意思疎通が出来ますので

スカイ様が許可したのでしょう。」


意思疎通が出来ると知らない者達はリード公爵

の言葉に驚く。

「「「「「「「「「えっ!」」」」」」」」」

王弟「出来るのか?」

リード「えぇ、念話で話すそうです。」

子爵「そっ、、それでも、、、」

先王「よいよい、聖獣様が許してるなら

よいであろう。」

リード「えぇ、そうですよ。」

子爵「はっ、はい。」


ダニス達の親達は心臓が止まる思いをした。

ようやく、少しだけ緊張が和らいだ時だった

のだ!無理もない。
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