公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬

文字の大きさ
30 / 214

縦ロール侯爵令嬢

しおりを挟む
「そちらの席を私の為にあけなさい!」

「えっ!」

縦ロール令嬢が命令口調で話しかけてきた。

ダニスもレイドもシリウスもびっくりしたみた

いでフリーズ中!!

「ちょっと、聞いてるの?退きなさいよ。」

「そうだ!退きろ!俺は伯爵子息だ!」

「そうよ!退きなさい。私は伯爵令嬢よ。」

(名前を名乗らず、貴族階級名乗りますか、、、)

「今日は貴族階級なしで親睦をと王太子様が

言われてますよね?

あちらの方にも空いてるテーブルがありますよ。」


「私に反論するの?見たところ貴方達、

子爵家か男爵家でしょ!私の指示に従えば

いいのよ!」

「そうだ!」

「そうよ!」

(取り巻きの子息も令嬢もウザっ!

あれっ?後ろの左右から怒気を感じる???)


「アレク、僕達があっち行こうよ?」

ダニスが促すが、、、退くわけにはいかない。

「僕達が行く必要はないよ。」


「なんですってぇー!」

縦ロール令嬢が騒ぐので会場中から注目された

会場の警備を担当する者が騒ぎに気付き、

やって来た。

「なにかありましたか?」

「侯爵令嬢の私の指示に従わないのよ!

この子爵家や男爵家の子息達が!!!」

「そうです!」

「そうですの!」

「そうですか、、、あー指示に従いません

か?」

(えっ!何言ってんの???

事なかれ主義か!警備さん頼りない。

縦ロール令嬢達の執事やメイドもなぜに

見下してんの???

リリーとモリスの怒気が増したし、、、)


「アレク。行こう。」

「行かないよ。貴族階級で指示されるのなら

私もそうします。」

「何よ!私より上だとでも?」

「私はアレク・ルーウェンス公爵子息です。

侯爵令嬢の貴方より貴族階級は上ですよね?

それとも、公爵家より侯爵家が上になったんで

すか?」

「なっ、ウソよ!」

「ウソ?私がウソを言ったと?

リリー、モリス!!!」

「「はい。アレク様。」」

リリーとモリスが縦ロールのメイドと執事の元に行き、

「「こちらはルーウェンス公爵家の使用人を

証明する公爵の紋章です。

ご令嬢様達を下がらせて下さい。」」

(うわぁ~。リリーとモリスの怒気がヤバっ!)


「おっ、お嬢様、、、」

「しっ知らなかったんです。」

「そうです。」

「わたくしも、、、」

「言い訳は結構です。離れてくれません?

そちらの警備の方も、必要ありません。」

「はいっ、失礼いたしました。」

(あぁ~。3人共、メイドさん達もまだ、、

フリーズ中だなぁ~。)










しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー:ファンタジー世界の仮想戦記です、試し読みとお気に入り登録お願いします。

念願の異世界転生できましたが、滅亡寸前の辺境伯家の長男、魔力なしでした。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリーです。

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様

コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」  ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。  幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。  早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると―― 「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」  やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。  一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、 「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」  悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。  なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?  でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。  というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

26番目の王子に転生しました。今生こそは健康に大地を駆け回れる身体に成りたいです。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー。男はずっと我慢の人生を歩んできた。先天的なファロー四徴症という心疾患によって、物心つく前に大手術をしなければいけなかった。手術は成功したものの、術後の遺残症や続発症により厳しい運動制限や生活習慣制限を課せられる人生だった。激しい運動どころか、体育の授業すら見学するしかなかった。大好きな犬や猫を飼いたくても、「人獣共通感染症」や怪我が怖くてペットが飼えなかった。その分勉強に打ち込み、色々な資格を散り、知識も蓄えることはできた。それでも、自分が本当に欲しいものは全て諦めなければいいけない人生だった。だが、気が付けば異世界に転生していた。代償のような異世界の人生を思いっきり楽しもうと考えながら7年の月日が過ぎて……

転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。

克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります! 辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

処理中です...