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僕です。

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「どっかテーブルに座って話さない?」

「おいっ、トイレから戻って来たかと思えば

お前は、、、あれっ?彼は?」

「トイレから戻って来る時に話しかけたん

だ。とりあえずテーブルに座って自己紹介すれ

ばいいじゃん。」

「そうだな、あそこは?」

「いいんじゃない。行こう!」

「「「うん。」」」


ぞろぞろと会場の庭園側に置かれたテーブルに

移動して座る。

メイドと従者や執事は各々の子息の後ろにつく


「じゃ、俺から名前だけでいいよな!?

ダニスだ!」

「僕はレイドです。よろしく。」

「僕はシリウスです。よろしく。」

「僕はアレクです。よろしく。」

(気さくな子達みたいだ。良かった~。)

リリーや各自のメイドさんが飲み物と食べ物を

取りに行ってくれた。


「アレクは知り合いはいないのか?」

「僕は同年代が近くにいなくて、、、

皆は家同士が仲良いの?」

「俺達は親が任されてる土地が近いのと仕えて

る貴族様が同じなんだ。」

「「うん。」」

「そうなんだ~。」

「でも、同年代がこんなにいるとは思わなかっ

たなぁ~。」

「「そうだねー。」」

「えっ!?お家で聞いてないの?」

「人数は聞いてないけど、、、公爵子息様と

侯爵令嬢様が3人参加されるから

気をつけろって言われた。」

「僕もだよ。」

「同じく。」

「そうなんだ~。」

(僕です。なんて言えない!

私は注意人物認定ですかー。)

「でも、公爵子息様をどうやって見分けるんだ

よ!?って思うんだけどな!!」

「そうだよねー。」

「僕もわかんない。」

(ここにいます。ダメだ、、、タイミングが

わからん。明日にはバレるから言わないと!)

「でも、王族の方の血筋なんだし、、、

似てるんじゃないかな?」

「そうだな。」

「そうだねー。」

(すみません。姉兄達は似てますが、私は母似

です。目は祖母と一緒です。)

居たたまれなくなり、リリーに助けを求めて

顔を向けると・・・

リリーも困った顔をしていた。



そんな時・・・




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