無能力な俺が異世界へ飛ばされる話

この世には「能力」が誰しもに
存在する。

それは水属性であったり、
火属性であったり、その中でも
陽と火はまた別の能力だったりと
多種多様な能力を生れながらに
皆が持っているものだ。

しかし、俺には能力がない。

唯一無二の「無能力者」だ。

だから、人は俺をこう呼ぶ。
「無能」と。

しかし、ひょんなことから
異世界へと移住することになった俺に待ち受けていたのは、
持て囃される日々と、
最強の栄光と、
永遠の富。

もう元の世界には戻りたくない。

あんなに馬鹿にされる日々は
ごめんだ。

しかし、俺を異世界に呼んだ
奴らにも事情があって、
俺はいつかは異世界を
出なくてはならなくなる。

その時、俺には何ができるだろうか。






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