【R18 完結】淫魔王の性奴隷ーペットー

【登場人物】

エリザベータ

南国の淫魔王で女性淫魔。サキュバスと呼ばれる。(男性はインキュバス)
北国出身であるが、闘神の血を継ぐ魔力はアルカシスを除き最強格だったため、当時インキュバスにサキュバスが虐げられ、混乱状態だった南国の淫魔王として即位する。アルカシスより在位は長く300年。彼女が王として即位して以降は、国内のインキュバス全てが追放され、アルカシスが北国の王として即位後は彼等を北国が受け入れた。
アルカシスの側近であり、秘書でもあるグレゴリーはもともと彼女の部下であり、恋人だったが、彼女が南国の淫魔王に就くため別れた経緯がある。凪子とも彼は知り合い。
南国は女性淫魔のみで構成された常夏の国で、色白の肌を持つのはエリザベータのみ。他の女性淫魔はみな褐色の肌。なおアルカシスは男性淫魔のみ構成された極寒の国で、南国出身の者以外は全員色白。(髪の色は様々であるため、はっきりした黒髪と色白の肌である彰はアルカシス以外からも美しい存在とされている。そのため彰の精気を欲しがる淫魔は多い)
アルカシスの姉で闘神アレスと前北国淫魔王エカテリィーゼとの間に生まれた第一子。アルカシスは末子。父やアルカシスと同じ銀色の髪と緋色の瞳が特徴的なエキゾチックな女性。身長180cm。
度肝を抜く程ナイスバディなスタイルをしており、このスタイルを維持するために努力を惜しまない。
人間の男達をこの身体で誘惑し、争い合う様を見て酒の肴にするのが趣味。昔は父の血により抗戦的な性格が顕著に出ていたが、淫魔王の性奴隷ｰペット–として女性医師の高野　凪子と出会い、伴侶ｰパートナーｰとした事で現在は落ち着いている。(アルカシスからは狂人と呼ばれていた) 
普段から身体のラインがはっきりと分かる服(主にレオタード)を好んで着ており、豊満な胸に引き締まった尻をこれ見よがしにアピールしている。(アルカシスからはうんざりされている)
淫魔界では、闘神の血を継ぐ混血のためアルカシスに次いで魔力が高い。
アルカシスが当初、彰を淫魔界へ連れてきた時、主従契約書を結ぶ際の証人となる。
戦闘時には扇を使い、風を操る能力を持つ。(この能力は母エカテリィーゼから受け継いでいるが、アルカシスにはその能力はない)
ちなみにペットである凪子以外彼女の名前を呼ぶ事はない。彼女以外が名前で呼ぶとアルカシスのいう狂人モードとなり、殺戮者となるため。アルカシスでさえ『姉さん』と呼ぶのもこのためで、自分に次いで魔力が高いため、自分も魔力を全放出しなければ止められないから。名前の由来は【エリザベート・バートリー　血の伯爵夫人】から。
アルカシスが生まれる前は、彼女が父アレスの後継者として闘神の籍を継ぐつもりだったが、闘神が男性性を持つ神のみしか座する事ができないと分かると一時ショックに陥り、父から受け継いだ血を暴走させる事があった。パートナーの凪子とは、父が死にアルカシスが闘神の籍に興味がない中、彼女の中でわだかまりが解けていない時期に出会う。