【共依存DK】幼なじみのハルミナト

りつ

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254.君の口元の小話

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「えーご宿題終わりっ。偉くね?」
「すっごく偉い。偉すぎる」
「やった」
「思ったけど、晴海は外国語の発音がきれいだよね」
「そーか?」
「うん。耳がいいのかな」
「どーだろーな。口がよく動くのかも」
「確かに、発音って口をどう使うかってことだもんねえ」
「舌の位置とか、開き方とかな」
 晴海は唇の端に人差し指をかけ、横向きに引っ張った。薄い唇の合間に、白いつやつやとした犬歯と長い舌が覗く。
「ふふふ。口元って晴海のチャームポイントのひとつだよね。晴海が話好きだったら心配で仕方なかったかも」
「湊以外にお喋りなオレとか全時空探しても存在しなくね?」
 晴海の口元がどれほど可愛いかは、幸いにも湊だけの秘密だ。



(了)220220
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