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32話 いざ、会いに行きます
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ポシェット良し!兎さんのぬいぐるみ良し!水筒良し!準備万端です!
「1日というのは早いものだな。あそこへは我らも出入りが容易くは出来んからな。頼むぞ」
「分かってるって。この子預かるよ。」
そう、今日は水の精霊王と卵のある場所まで行きます。ちょっと楽しみです!
「じゃあ行くよー。海をそのまま繋ぐから結構すぐだよ」
そうなんですか?…あ、ほんとですね。ちょっと歩いただけなのに浅瀬に向かってます。ばぁ!わあ、凄いです!色とりどりの精霊さんがいます。下級精霊さんは姿を作れないらしく小さな光の玉みたいになってます。中級精霊さんは噂通り大人の中指くらいの小さな体で淡く光ってます。上級精霊さんはいろんな人の姿とれるのですね。でも、全体的に子供っぽい年齢感です。
おっきい草原みたいなところです。一本だけもの凄く大きな木があります。存在感が圧倒的に凄いです。神秘的で素敵ですね!
「しゅてき!」
「そう?俺達王はここで生まれるから慣れてしまっているのかもね。人の子にはキレイに見えるのか」
「きれいじゃないでしゅか?」
「人は自然を汚すから本来の自然…すなわちココとかキレイに見えるんだよ」
少し悲しそうです。よしよし。この世界の一般常識は精霊王などの自然に干渉が出来る者たちを起こらせては駄目ということですから自然を壊す事自体は悪いと思っていないんですよね。よく考えたら人以外の生物もいるんですから良くないのでしょう。
「とはいえ、今代の王族は自然を壊すことに反対している所が多くなっているからそのうち良くなるとは思うんだけどね」
そうなんですね。あ、あそこだけ黒く染まっています。闇の精霊さんがよく集まっていますね。
「あ、気づいたかな。あそこに籠もっているんだ。闇魔法で周りを見ないようにしてるらしくて俺の声すら届いてないんだ。君は大丈夫、俺が全力で道を繋ぐから話して欲しい。1度入ったらあっちから追い出したりはしないと思うから」
きっと闇の精霊王は気難しい人なのかもです。覚悟しておかないとです!
「じゃあ繋ぐよ。」
あ、水色の道みたいなのが出来ました。ここを通るんですね。よいしょ…意外と長いです。よいしょ…たどり着きません。どうなっているんでしょう。見た感じは直ぐな感じがしたんですが。あれ?道がなくなっています。私、泣いてもいいですか?
「1日というのは早いものだな。あそこへは我らも出入りが容易くは出来んからな。頼むぞ」
「分かってるって。この子預かるよ。」
そう、今日は水の精霊王と卵のある場所まで行きます。ちょっと楽しみです!
「じゃあ行くよー。海をそのまま繋ぐから結構すぐだよ」
そうなんですか?…あ、ほんとですね。ちょっと歩いただけなのに浅瀬に向かってます。ばぁ!わあ、凄いです!色とりどりの精霊さんがいます。下級精霊さんは姿を作れないらしく小さな光の玉みたいになってます。中級精霊さんは噂通り大人の中指くらいの小さな体で淡く光ってます。上級精霊さんはいろんな人の姿とれるのですね。でも、全体的に子供っぽい年齢感です。
おっきい草原みたいなところです。一本だけもの凄く大きな木があります。存在感が圧倒的に凄いです。神秘的で素敵ですね!
「しゅてき!」
「そう?俺達王はここで生まれるから慣れてしまっているのかもね。人の子にはキレイに見えるのか」
「きれいじゃないでしゅか?」
「人は自然を汚すから本来の自然…すなわちココとかキレイに見えるんだよ」
少し悲しそうです。よしよし。この世界の一般常識は精霊王などの自然に干渉が出来る者たちを起こらせては駄目ということですから自然を壊す事自体は悪いと思っていないんですよね。よく考えたら人以外の生物もいるんですから良くないのでしょう。
「とはいえ、今代の王族は自然を壊すことに反対している所が多くなっているからそのうち良くなるとは思うんだけどね」
そうなんですね。あ、あそこだけ黒く染まっています。闇の精霊さんがよく集まっていますね。
「あ、気づいたかな。あそこに籠もっているんだ。闇魔法で周りを見ないようにしてるらしくて俺の声すら届いてないんだ。君は大丈夫、俺が全力で道を繋ぐから話して欲しい。1度入ったらあっちから追い出したりはしないと思うから」
きっと闇の精霊王は気難しい人なのかもです。覚悟しておかないとです!
「じゃあ繋ぐよ。」
あ、水色の道みたいなのが出来ました。ここを通るんですね。よいしょ…意外と長いです。よいしょ…たどり着きません。どうなっているんでしょう。見た感じは直ぐな感じがしたんですが。あれ?道がなくなっています。私、泣いてもいいですか?
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