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気持ち、重なって2
しおりを挟む「恐い、よ」
わたしはドキドキする胸を両手で抑え、目をつむって言った。
「架鞍くんの声も言葉も、優しすぎて恐いよ」
唇に、優しく柔らかいものが当てられる。架鞍くんの、綺麗な形の唇。
そっと触れるだけのキスを何度も繰り返しながら、わたしの服を脱がせ、自分の服も脱いでいく。
「舌、とか、今日は入れないんだね」
わたしは目を開けて、初めてまともに見る架鞍くんの美しい身体に魅入った。
「入れられるのが好きなら、入れるよ」
こんなに優しい口調の架鞍くんは初めてで、つい甘えたくなる。
「入れて……」
小さな声で言うと架鞍くんは黙って、わたしに深くキスをした。架鞍くんの舌は、甘い味がした。
「そんなに吸って、舌、そんなに好き?」
「ううん、そういうわけじゃないけど架鞍くんの舌、甘いから……つい。ゴメン、気持ち悪かった?」
「いや、感じたよ」
その言葉に、わたしのほうが顔が熱くなってしまう。
「電気は、消す?」
「……いい」
「恥ずかしいんじゃない?」
「だって、架鞍くんの裸、キレイだから……見たい。見せて」
「……下のほうに見たくないものもあるんじゃない?」
わたしはそこで初めて架鞍くんの下半身を見て、更に頬が熱くなって慌てて目をそらした。
「あっ、あ、あのっ……、あ……の、悪いんだけど、やっぱり架鞍くんとじゃ、無理」
「どうして?」
「だって……そん、そんなの……わたしのに入んない……入るハズ、ない……」
「残念だけど、大きさは俺達三人とも同じくらいだけど」
架鞍くんは、どこかおかしそうに口元をほころばせる。
「それに……」
そしてわたしの耳朶をそっとくわえ、舌で愛撫した。
「ん……っ」
「もしかして緊張してて忘れた? 俺……もう、前に二度もあんたの中に入れてるんだけど」
「あ……」
確かに、その通りだ。
架鞍くんはわたしの両胸を手で覆い、優しく撫でる。軽く弾ませるようにしては痛くない程度に抑えて揉む。次第に先端が尖ってきたのが、自分でも分かる。
「舐めてもいい?」
「今日の……今日の架鞍くん、ヘンだよ……まるでわたしの言うことなんでも聞いてくれるみたい」
「半分はそうだけど、半分は俺のしたいようにしてるよ」
「それが……本当の、架鞍くん……なの?」
「……そうだよ」
架鞍くんはバツが悪そうにふいと顔を背け、わたしの了解を得ずに胸の突起を舐める。ピチャピチャと音がするほど、艶めかしく架鞍くんの舌はわたしの乳首を優しく攻め立てた。
ひとしきり終わると、ちゅっと吸い上げる。わたしの唇の隙間から、甘い吐息が漏れる。
「俺、いつも自分勝手で、あんたをまだイかせてやったことないから」
架鞍くんの視線が、快感のため力が抜けて開いてしまっていたわたしの足の間に移る。
「! やっ!」
閉じようとしたわたしの足をつかみ、あやすように太股を撫でながら開かせる架鞍くん。
「今度は……これからは、ちゃんとイかせてやる。約束する。あんたが……好きだから」
その言葉を聞いたとたん、わたしは泣いた。
架鞍くんがはっきりと、言ってくれた。
「あんたが好きだから……あんたをちゃんと快ばせたい」
架鞍くんは皮をめくり、直接現れた花芽に唇を寄せる。
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