モテたかったがこうじゃない

なん

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第二章

18*

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「瞳の色がかなり薄くなっている。やはり先程のあれは魔力を放出したのか…しかし、暴走とも違うような…」

じーっと覗き込まれたままぶつぶつ言ってるかーる様。

焦ったくて唇をぺろぺろ舐めてみる。美味しい。

「ん…っ、こら、待ちなさい。たく、この状態の君は本当に堪え性の無い…」

少し離れてしまったかーる様に寂しくなる。寂しくて顔の横にあった腕を代わりに舐めるとぐぅ…っと喉が詰まったような声が聞こえた。

おれをないがしろにするかーる様が悪いんだからな。
たまたま顔の横にあった腕を舐めただけだけど楽しい。
ちゅーよりは気持ちよくないけど、舐めるって行為が気持ちいい気がする。
ちょっとしょっぱくて弾力があるのもいい。

「ん、はむぅ…うん…れろ、ちゅちゅ…ん…はぁ…っ」

夢中で舐めたり吸ったりしてたらべちょべちょになっちゃった。まあいいか。

「…腕、美味しい?」

「んちゅ…はぁ、ん…おいひい…じゅる…おっきくて、かっこいい…はむ…っきもひい」

「……、はぁー…。…君は私の理性に感謝すべきだと思うよ。はい、魔力測ろうねー…」

魔力量測定器に手を乗せられて出た数字は“802”。

「低いけど、まだ大丈夫そうだな」

「らいじょーぶって?」

「まだ死ぬほどじゃないって事だよ、多分。はあ…本当に君は…私の心臓を止める気かい?」

機械を何処かに置いたかーる様がまた戻ってきてくれた。嬉しい。

腕も美味しかったけど、やっぱりちゅーが1番すき。

かーる様の首に腕をまわしておねだりする。

「かーるさまぁ…ちゅーしてぇ」

「あーはいはい…相変わらず可愛いね」

ちゅっちゅっ、と遊びのようなちゅーが降ってくる。念願のちゅーだけど、おれの欲しいのはこれじゃない。

「ちゅっ、かーる様ちがう。もっとペロペロして」

「んー?こう?」

ペロっと唇を舐められてブスっとする。

「ちがう…っ、もっと、えと…気持ちぃやつ…っ」

こうっ!っと舌を突き出したら摘まれた。

「ん゛ぅ!?」

「あのねマシロ君。私はこれでも怒っているんだよ、分かっているかい?」

摘まれた舌を指で擦られれてゾクゾクする。

「瞳の色が変わっているのはしょうがない、でも男が騒いでいると見にいけば君が攫われたと言うじゃないか。それもよりにもよってあの鬼畜変人ヤローに、生きた心地がしなかったよ」

口を閉じられなくて涎が溢れそうになる。呑み込もうと喉を動かした拍子に少し舌が口の中に引っ込んで、かーる様の指も一緒に入ってきた。

自然な流れで2本の指が舌の表面を擦りながら口の中をピストンする。

「まあ君自身はセシルにいい感情は持っていない様でそこはいいけど、そもそもこの格好はなんだい?大きなシャツ1枚で王宮内を彷徨くなんて襲って下さいと触れ回っている様なものじゃないか。ほら、」

口の中を擦る指に夢中になっていると、内腿にヒヤリとした感触がして撫でられる。

そのまま際どい所はわざと避けられながら、でも内側の薄く柔らかい部分を優しく撫でられて背筋があわだった。

「マシロ君の敏感な場所にすんなり触れられる。大事な所にもね」

一瞬掠める様にちんこを触られてビクッと跳ねるけど、口の中が指でいっぱいで何も反論出来ない。

「ゔぅ…っ!んぅ…っ」

「どうせ殿下に着せられたんだろうけれど、君自身にも気を付けて貰わないと。それに、」

口の周りは飲みきれなかった涎でべちゃべちゃになっていた。
それでも一生懸命かーるさまの指をしゃぶる。

頭がぼーっとしてきてぼやぼやする。気持ちいい。

無意識に内腿を撫でる手に股間を押し付けていた。

そんな様子のおれにかーるさまが目を細める。

「いつものマシロ君を抱くの、凄く楽しみにしていたのに…」

勢い良く口から抜かれた指で顎の下を擽られる。これも気持ちいい。

「どこを触っても、少し酷くしても、焦らしても気持ち良いですって表情してねだって…もうとろとろだ。いつもの元気で少し生意気な君をあの手この手で甘やかしてゆっくり蕩けさせる予定だったのに、残念だなぁ」

「あうぅ…ん…っ」

「ねぇ、マシロ君聞いてる?」

「かーるさまぁ…気持ちいぃ…もっと触ってぇ」

「んー、じゃあ私のお願いも聞いてくれるかい?」

「お願い…?」

なんでもいいから触ってほしい。じわじわ気持ちいいのがずっとでむずむずするの。
嫌じゃないけど、やっぱり嫌だ。

「聞くぅ…っなんでも聞くからぁ…っ、ちゃんと触ってよぉ」

「なんでもとは大きく出たね。安請け合いは良くないよ?」

内腿を弄る動きに我慢の限界がきた。

かーるさまの手を太腿で挟んで上下に擦る。腰の動きが止まらない。

「いい…っ、いいからぁ…っ!なんでもすゆからぁ…っ、あんっ、もう…っやら、ちゃんと触ってぇ、気持ちよくしてよぉ…っ」

泣きの入った必死の訴えに悪い笑みで返すかーるさま。
とっても満足そうだ。

「じゃあ交渉成立だね。予想以上の成果で嬉しいよ」

太腿で挟んだ手がぐっと股を押し、パンツの隙間から侵入してきた。

念願の直接的な刺激に心臓がドクドクする。かーるさまの手が、おれのちんこに触れた。

「あ…っ、あぁ…っ」

間抜けな声を出すおれの耳にかーるさまが囁く。

「約束は守らないとね、たっぷり気持ちよくしてあげよう。でも…射精しちゃ駄目だよ」

「ふぇ…?あっあ゛ぁ…っ!やぁ…っなにしたのぉ…っ?」

ちんこの付け根?に何かついてる。キュって閉められてる様な何か。

「水のリングを付けたんだよ。マシロ君はすぐ気持ちよくて射精しちゃうでしょ?流石にこれ以上魔力が減ったら危ないから。大丈夫、水だから苦しくないように大きさも変化するし、ね」

裏筋をつつっとなぞられてビクビク跳ねた。

確かに痛くはないけど違和感がある。

「これで思う存分気持ち良くなっても大丈夫だよ」

そっと握られたちんこが上下に擦られる。まるで形を確かめるようにゆっくりゆっくり。

「ふぅ…はあ、あぁ…ん、ふ…っ」

「あぁ…凄く硬くなってるね。カウパーもたっぷり出てて潤滑油なんて必要ないくらいに濡れてる。ずっと我慢していたものね。じゃあ取り敢えず射精さないでイッてみようか♪」

「あ゛…っ!?ああぁぁ…っは、あん…っやぁ、あっあぁっ!ああ…っんぅ…っ」

ガツンと脳みそに電流が走った。

はやい…っ!さっきまでの焦ったさもあって強烈に気持ちいい…っ!

腰が浮いてガクガクと震える。出るぅ…っ!!…うぇ??

「あ゛ああぁあっ!!ああぁっん…っ、んぅ?あっ、あ?やぁ…、にゃんでぇ…っ??」

イッてる…っ、イッてるのに…ずっとイッてるぅ…っ止まんない…!

「あう…あぁ…はっ、あぁああ…っ!や、あっあ…っあぁう…っぅ?」

「思ったより早かったけど上手にイケたね。空イキなんて半信半疑だったけどこれは凄い。ほら見て、出てないよ」

おれのちんこを擦っていただろう手を目の前に持ってこられたけどそれどころじゃない。

イッた時の熱がぐるぐると身体の中で渦を巻いて攻め続けられているみたいだ。

何もされてないのに勝手にイッてる。イッてる刺激でまたイク。気持ちよくて身体が震える刺激でもイク。

でも何も出ない。止まらない。ずっと気持ちいい。

「おーい、マシロ君?大丈夫?聞こえる?」

もう射精したい…っ。
ガクガクと震える手で必死にリングを取ろうとするけど取れない。

水で出来てるからか形が崩れるだけですぐに元に戻ってしまう。

「あうぁ…あぁ…やぁ…なんでぇ、んっきもちぃ…あ…んぅ取れないぃ…っ」

半泣きで何度も取ろうとしたけど、ただただ自分でちんこを擦ってしまって余計に感じでしまう。

何度も何度も擦りながら、かーるさまに泣きついた。

「もうやらぁ…っねぇ、これ外してよぉ…っ、射精したい…っかーるさま、おれ、射精したいのぉ…っ
!お願いかーるさまぁ…っ」

ごくんと音がして、かーるさまが食い入るようにおれを見ている。

「ふえ…んぅ、出ないぃ…っ射精したいぃ…えぐっ、あっ、はあ…外してぇ…んっ」

「…いいよ」

「ほんとぉ…?外してくれる?射精してもいい…?」

「うん。でも、マシロ君の中に射精してからじゃないと。服を脱いでくるから自分で準備しててくれるかな?」

「じゅんび…?」

「私がマシロ君に挿入はいる準備。…おしり、ほぐせる?」

「がんばる…」

パンツを脱ぐおれと服を脱ぐためにベッドを降りるかーるさま。

手が震えて上手くパンツが脱げない。

仰向けのままなんとか太ももの途中まで降ろして諦める。

シャツをたくし上げると立ち上がって震えてるちんこが見えた。

根本にプルプルしたリングが付いてる。

「はぁ…はあ…っ」

早く、射精したい。
射精して…らくになりたい…。

そのために、おしりを…ほぐさないと…。

かーるさまに…中に…出して貰わないと…。

太ももを引き寄せて、股とパンツの間に開いた穴に片手を突っ込んでおしりの穴に触れる。

何もしてないはずのそこはもう柔らかくて、指をすんなり飲み込んでいく。

「ふぅ…っはあ、あぁ…」

みんなにされる時を思い出して上下に抜差ししてみる。

気持ちぃ…っ、気持ちいけど…ちょっとちがう。

「はあ…あっ、んぅ…ぁ」

もう1本挿れてみた。

おしりの中がドクドクしてるのがわかる。気持ちいい…でも、もうちょっと。

「あぁう…あん、ぁ…はっああ…ん」

もう1本。寂しさはだいぶ減ったけど…もっと、奥まで…欲しい。

いくら奥まで突っ込んでも届かない。浅いところをいっぱい擦るけど物足りない。

気がついたら前も一緒に擦っていた。

「ああぁぁ…っあぁ…、はぁ…んっ、あんっ…んんぅっ」

気持ちいい。気持ちいい。

「イク…ぅ…ああぁっいくぅ…っ!ああっ!やんっ、いっでるのにぃ…っあんっ」

ビクンビクンと腰が上下に跳ねるばかりで何も出ない。

甘い熱ばかりが溜まってどうしようもない。

息も絶え絶えに喘ぎと呼吸を繰り返していた。

「はぁ~ずっと見てられるな…」

はだかのかーるさまがベッドの端からおれを見ている。

指を抜いてかーるさまにも見える様におしりを広げてみせた。

「かーるさまぁ…じゅんび、できましたぁ…」

「ああ…また脳が破壊されていく…」

「かーるさまぁ」

「はいはい」

ベッドに上がってきたかーるさまが頭を撫でてくれる。

「良く出来ました。偉い偉い」

「はやく挿れてぇ…っ、なかに、いっぱい出してぇ…っ」

「…はいはい。わかってるよー」

「ああぁあぁぁ…っああ…っ」

お腹を押しつぶす様に硬くて大きなものがおしりに挿入されてきた。

ゆっくり埋められていくそれを締め付けながらも奥へと誘ってしまう。

ほぐしが甘かったのかな?みちみちと押し込む様に割って入ってくる感じがなんとも言えない。

いっぱいにされてる。

「ふぅ…っすこし、きついな…っ」

かーるさまの熱い息が顔にかかる。苦しそう。

「かーるさまぁ…っちゅー…してぇ…っ」

「ぐっ、はぁっ、はは…、あーかわいいね…」

「んぅっ、ちゅっ…あむ、ん…ぅくちゅ…っんぅ…はむ、んんぅ」

口の中をお互い舐め合う様に深いちゅーをしているうちに、かーるさまが全部おれの中に収まっていた。










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