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第五章
魔獣辞典
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魔獣辞典
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「招かれざる獣たち」に出てきた魔獣たちです。
『黒い魔獣』化した魔獣は、通常時の情報です。
元ネタのあるものもいれば、都鳥の創作の魔獣もいます。
◆森狼
森に生息する狼。群れで生息し、群れを率いるボスは一回り大きい。
◆ボーボー鳥
森に生息する中型の鳥(ガチョウよりやや大きい)で、「ボーボー」と鳴くことから名前がついた。地面を駆けまわっている事が多く、飛ぶこともできるが長い距離を飛ぶのはあまり上手ではない。食用として狩猟の対象になることが多い。
◆牙猪
特徴的な大きな牙を持つ猪。突進が得意で通常の猪よりも気性が荒い。
◆マンティコア
巨大な獅子の体、背にコウモリのような翼、老人のような顔を持つ上位魔獣。通常の攻撃も強力なことにくわえ、尾の先にある棘の塊がから毒針を撃ちだしてくる。
◆ハンマーベア
大型の熊で、両腕の皮膚が硬質化してハンマーのように固くなっており、それを振り回して攻撃してくる。もちろん両腕だけでなく、熊としての攻撃力も健在。
ハンマーベアに限らず、熊は大きな毛皮がとれるので、肉だけでなく素材の需要も高い。
◆角兎
額に大きく真っすぐ伸びた角を持つ兎。基本的には家族単位の群れで行動している。とても臆病な性格で、人間を見かけただけですぐに逃げ出してしまうが、家族を守る為や、繁殖期の雄同士の戦いの時には、その角攻撃に使ってくるので油断はできない。
◆月牙狼
銀の毛並みを持つ大型の狼。月夜の晩に活発に行動することと、銀の毛並みが月明りでまるで発光しているように見えることで名前がつけられた。通常の狼よりも寿命が長くて成長も遅い。その分幼年期が長く、親子の絆がとても強い。
◆カンムリ鳥
森の特定の地域に生息する中型の鳥。ずんぐりした灰色の体に、頭のてっぺんにだけ黄色い長い羽根がフサフサと逆立って生えている。
リュフタケ(キノコ)を好んで食べ、リュフタケが生える場所を生息地としている。
◆ディグボア
森に生息する小型の猪で牙を持たない。代わりに強靭な鼻先で土を掘り、地中の虫や木の根などを好んで食べる。基本的に気性は臆病で出会ってもすぐに逃げ出してしまうのでさほど危険はないが、好物のリュフタケを食べるのを邪魔をされた時には怒って攻撃をしてくる。
リュフタケを沢山食べているディグボアは、肉の臭みが少なく美味しい。
◆ワイバーン
岩地など開けた場所にに生息している中位魔獣。前脚が皮膜のついた翼になっており、風魔法と組み合わせて空を飛ぶ。他の竜種に比べると生息数も多く狩猟の対象になる事も多い。『竜肉』や『竜皮』などの、特定の竜種を差さずに呼ばれる竜の素材はワイバーンの物であることが多い。(あくまでも他の竜種に比べるとの話であって、中位魔獣なので狩猟難易度は低くはない)
◆ワーム
人間と同じくらいの体長の、大型のミミズのような魔獣。口の周囲に無数の触手を持ち、その触手で虫や落ち葉を集めて食べる。小型の動物や獣の遺骸を食べる事もある。
基本的には森の掃除屋で脅威はない。大人の人間が襲われる事はないが、寝ている時などこちらが動かないと、死体か何かと思ってか食べようとしてくる。
◆黒魔犬
全身黒い毛並みの大型の魔犬。攻撃的な性格をしており、夜に紛れて群れで町を襲ったという記録もある。
◆ケルベロス
3つの犬の頭をもつ大型で狂暴な上位魔獣。
目撃情報……というか、目撃者の生還例が少ない為、詳しい生態は記録されていない。
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「招かれざる獣たち」に出てきた魔獣たちです。
『黒い魔獣』化した魔獣は、通常時の情報です。
元ネタのあるものもいれば、都鳥の創作の魔獣もいます。
◆森狼
森に生息する狼。群れで生息し、群れを率いるボスは一回り大きい。
◆ボーボー鳥
森に生息する中型の鳥(ガチョウよりやや大きい)で、「ボーボー」と鳴くことから名前がついた。地面を駆けまわっている事が多く、飛ぶこともできるが長い距離を飛ぶのはあまり上手ではない。食用として狩猟の対象になることが多い。
◆牙猪
特徴的な大きな牙を持つ猪。突進が得意で通常の猪よりも気性が荒い。
◆マンティコア
巨大な獅子の体、背にコウモリのような翼、老人のような顔を持つ上位魔獣。通常の攻撃も強力なことにくわえ、尾の先にある棘の塊がから毒針を撃ちだしてくる。
◆ハンマーベア
大型の熊で、両腕の皮膚が硬質化してハンマーのように固くなっており、それを振り回して攻撃してくる。もちろん両腕だけでなく、熊としての攻撃力も健在。
ハンマーベアに限らず、熊は大きな毛皮がとれるので、肉だけでなく素材の需要も高い。
◆角兎
額に大きく真っすぐ伸びた角を持つ兎。基本的には家族単位の群れで行動している。とても臆病な性格で、人間を見かけただけですぐに逃げ出してしまうが、家族を守る為や、繁殖期の雄同士の戦いの時には、その角攻撃に使ってくるので油断はできない。
◆月牙狼
銀の毛並みを持つ大型の狼。月夜の晩に活発に行動することと、銀の毛並みが月明りでまるで発光しているように見えることで名前がつけられた。通常の狼よりも寿命が長くて成長も遅い。その分幼年期が長く、親子の絆がとても強い。
◆カンムリ鳥
森の特定の地域に生息する中型の鳥。ずんぐりした灰色の体に、頭のてっぺんにだけ黄色い長い羽根がフサフサと逆立って生えている。
リュフタケ(キノコ)を好んで食べ、リュフタケが生える場所を生息地としている。
◆ディグボア
森に生息する小型の猪で牙を持たない。代わりに強靭な鼻先で土を掘り、地中の虫や木の根などを好んで食べる。基本的に気性は臆病で出会ってもすぐに逃げ出してしまうのでさほど危険はないが、好物のリュフタケを食べるのを邪魔をされた時には怒って攻撃をしてくる。
リュフタケを沢山食べているディグボアは、肉の臭みが少なく美味しい。
◆ワイバーン
岩地など開けた場所にに生息している中位魔獣。前脚が皮膜のついた翼になっており、風魔法と組み合わせて空を飛ぶ。他の竜種に比べると生息数も多く狩猟の対象になる事も多い。『竜肉』や『竜皮』などの、特定の竜種を差さずに呼ばれる竜の素材はワイバーンの物であることが多い。(あくまでも他の竜種に比べるとの話であって、中位魔獣なので狩猟難易度は低くはない)
◆ワーム
人間と同じくらいの体長の、大型のミミズのような魔獣。口の周囲に無数の触手を持ち、その触手で虫や落ち葉を集めて食べる。小型の動物や獣の遺骸を食べる事もある。
基本的には森の掃除屋で脅威はない。大人の人間が襲われる事はないが、寝ている時などこちらが動かないと、死体か何かと思ってか食べようとしてくる。
◆黒魔犬
全身黒い毛並みの大型の魔犬。攻撃的な性格をしており、夜に紛れて群れで町を襲ったという記録もある。
◆ケルベロス
3つの犬の頭をもつ大型で狂暴な上位魔獣。
目撃情報……というか、目撃者の生還例が少ない為、詳しい生態は記録されていない。
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