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異世界人てやつは
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しおりを挟むやりました!
王がやまとさんを連れて帰って来てくれました!なんと喜ばしいこと~!
「やまとさん~!!」
「クラムさん、ただいまー」
「良かった~良かったです!!」
思わず抱きしめてしまいました。がこれぐらい許されます!王が、うちの口下手王が酷いこと言ってすみません。二つ名を最強の口下手に変えさせていただきます!
本当に良かった。王が無になりかけ危うくナグマ国が無くなる所でした。やまとさんの部屋から出てこない王は仕事も全て放棄して大変だったんです。
ただ、危険を顧みずやまとさんに会いに行った王はやはり心から好きなのだとわかりました。
「王、二人の王にも報告を」
「わかった」
二人の王も驚いた後にやまとさんを抱きしめてました。王が嫌そうにしましたがここは私が許しません。
〈アイコンタクト クラム・フィグ〉
「王、わかってると思いますが今はやまとさんから二人を剥がすのはやめてください」
「…わかってる」
「二人の王にも大変心配をかけたんですから」
「…わかってる」
「ならば、今回の反省を生かし。やまとさんへの独占禁止法を執行します!」
強制終了
「な!?必要ない!!」
いきなり叫ぶので皆がフィグを見た。クラムはしれっとした顔をしている。
「当然です。やまとさんを独り占めするからこんな事になるのです。もっと自由にさせてあげて下さい。王が気にしすぎるからいけないのです」
「なんだ、クラム?」
「あぁ、やまとさん独占禁止法を適応しようと思いまして」
「「なるほど」」
「王がやまとさんばかり気にするから嫉妬や良からぬ考えが生まれるのです」
と良い考えと思ったがフィグにはそれは逆効果で更にやまとが気になりすぎて離れなくなるのだった。
「まぁ、そしたら気軽にここにもっとこれるしな」
「ただ、気をつけろよ。護衛は必ずつけろ。やまとは快楽の根元の国からきてるから」
え!!二人の王もそれ知ってたの!!
違うんだけど!!!
「はい、勿論です。最高位の中でも屈強な護衛を付けます」
「王、異論はないですね!反省してください!」
フィグの顔が怖い。
「あ~フィグ、やってみてダメならまた…考えよ。一回してみようよ」
「一回だけだ」
「意味の無いこといわないで下さい!」
こうして王には暫く独占禁止法を執行したのですが… やっぱりでした。
「王!いつもと変わりません!」
ぐぬ~そっぽ向いて~!
やまとさんの部屋に今まで通り来ているし使用人は追い出すし。仕事場に連れていかなかっただけで職務放棄。何も変わらずいや、寧ろ悪化してしまった。
強行突破で二人の王とやまとさんでお茶を三人でしてもらおうとしましたがついてきました。
二人の王には前ほどの嫉妬はなさそうで一歩…いえ、半歩前進しましたが独占禁止法は失敗でした。
今思えば唯一離れたのはやまとさんが迷子に一度なった時ぐらいですか。あの時の王は……魔物より怖かった…。
婚儀準備に取りかかれば必然的に離れますし…我慢もしてくれるはず!何だか婚儀後の先が見えるようで恐ろしいですが考えないようにします。
明日からはやまとさんの準備にとりかかります!しっかりきっちりやっていきます!
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