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6.きょうだい会議②
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「はぁ!? 一体どこの世界にそんなふざけた話があるのよ!」
突然帰ってきた長姉・マリーヌは、シェーラたちからことの顛末を聞くと、眉を吊り上げて激しく憤った。
マリーヌは五きょうだいの次子であり、きょうだいの内では上の方なため、普段は明朗で鷹揚だが、その反面、癇癪持ちでもあり、一度怒りの琴線に触れられようものなら、激しい勢いで怒り出すタチだ。
カンカンになっているマリーヌを見て、シェーラは目だけでリサに指示を出す。
何も言われずとも以心伝心で主の意図を理解したリサは、手際良くマリーヌの分の紅茶の準備を始めた。
昨日シェーラが作ったばかりの薔薇の砂糖漬けは、母だけでなくマリーヌのお気に入りでもあるから、それを浮かべることも忘れない。
花弁を一枚、茶色の海に浮かべると、リサはシェーラへと目配せで合図をした。
「マリーヌお姉様、落ち着いて。お帰りなさい。お姉様のお好きな薔薇の砂糖漬けがあるの。まずは紅茶でも飲んで相談に乗ってくれる?」
シェーラとしても内心穏やかではないが、怒り狂うマリーヌを放っておいても話が進まないことは分かっていたため、とりあえず彼女を落ち着かせることを優先した。
怒ったマリーヌを宥めるのは、一番可愛がられている末っ子のシェーラが適任なのだ。
紅茶を進められたマリーヌは、ぴたりと怒声を放つのを止め、空いている椅子に座った。すかさずにその前にリサがティーカップを置く。
マリーヌは優雅な所作でカップを持ち上げると、打って変わってにこにこと紅茶を飲んだ。
「あらごめんなさい。少し取り乱したわ」
何でもなかったかのように、軽やかに放たれた謝罪に、シェーラたちは安堵した。
マリーヌは激しさこそ納めたものの、怒り自体は鎮まっておらず、また険しい顔をしてキースに訊ねた。
「お兄様、これは一体どういうことかしら? 何故、わたくしの可愛い妹が知らないうちにお嫁に行っているの?」
「説明した通りだよ。アルトゥニス侯爵家の知らないうちに、勝手に婚姻届が出されてたんだ」
「本当にふざけた話──とは思いますけれど、婚姻届って本人と証人の署名があれば、本人でなくても提出出来ますものね。戸籍だって早々確認するものでもないし」
長姉のマリーヌは既に他家に嫁いでおり、今は公爵夫人という肩書きを背負っている。とは言え、嫁ぎ先とアルトゥニス侯爵家の距離が近いこともあり、こうして度々予告なしに帰ってくることも多い。
既婚の身のため、きょうだいの中では一番結婚についての知識はあり、状況の飲み込みも早かった。それと同時に、互いに認め合った相手と結婚したからこそ、シェーラの身に降りかかった出来事に一番憤っている。
マリーヌも交えて話し合いは続く。
「誰が婚姻届を出したの? エドゥーラ伯爵?」
「それはないだろ。勝手に婚姻届を出したのなら、離縁状も勝手に出してるだろうし」
フィーネが根本的な疑問を提示し、真っ先に思い浮かぶ人物の名を上げたが、それはすぐさまキースが否定した。
「それもそっか。とは言え、現状で他に挙げられる名前ある?」
「あっ!」
シェーラが声を上げると、一斉に視線がそちらへと向く。
「シェーラ、心当たりがあるの?」
「はい。アミーカとエリザベス」
シェーラは頷くと、昨日ヘンドリックが口にしていた二つの名前を言った。
「「「誰アミーカとエリザベス」」」
「さぁ?」
ヘンドリックのことすら知らなかったシェーラが、その二人を知るはずもない。
「確か、エドゥーラ伯爵は私との結婚をアミーカが言っていたと。私と離縁出来れば、エリザベスを迎えに行けるとも言ってました」
「とりあえず、その二人については調べるか。カイ」
「かしこまりました」
キースの後ろに控えていたカイは、一礼をすると調査の手配をするために大広間から退出した。
「まぁ、その二人については調査の結果を待つとして、情報を掴んでからエドゥーラ伯爵家とはしっかり話し合わないとな。流石にこれは抗議だけでは済まない」
「当然よ。お兄様、力が必要ならいつでも言って。主人に協力してもらうよう、わたしくから頼んでおくから」
「ああ、ありがとう」
キースはマリーヌに礼を言った。公爵家に助力を頼めるのはありがたい。しかし、アルトゥニス侯爵家は侯爵家の中でも力のある家だ。わざわざ妹の嫁ぎ先に力を借りることはないだろうし、万一、そんな事態になれば、それは今度こそマリーヌが爆発するようなことがあった時だろう。万一を想像し、怒れるマリーヌを必死で宥めている義弟を想像したキースは、恙無く事態が集束することを願った。
「キース兄様、父様たちには伝えたの?」
「いや、手紙を送ろうとしたけど、今から出しても行き違いになる可能性が高いからな」
「ああ。それもそうだけど、帰ってきたら父様たちひっくり返らない?」
「──失神するかもしれないな。一応医師を呼んでおこうかな」
現在、アルトゥニス侯爵家に当主である父と侯爵夫人である母は不在である。
というのも、五きょうだいたちの両親は何年経っても新婚の頃のように仲睦まじく、毎年の結婚記念日は勿論、節目節目にお祝いをしている。
そして今年は結婚三十年目という大節目であり、二人は南の島へ旅行に行っているのだ。両親不在の間は跡取りであるキースが当主名代として、公務を執り行っている。
侯爵でないと手に余るような大きな仕事は父が事前に片しており、キースが任されたのは時期侯爵としての手腕を測るのに適した仕事ばかりだったが、まさかこんな大仕事がやって来るのは流石に想定外だった。
帰ってきたら末っ子が結婚していた上に、離縁したと聞かされた両親を思い、何て伝えたらいいんだとキースは今から頭を抱えたくなった。
「・・・・・・キースお兄様」
シェーラにか細い声で呼ばれ、キースははっと顔を上げる。
今は自分のことよりも、一番不安に思っているシェーラを安心させることが先決だとキースは優しい笑みを浮かべた。
「何だい? シェーラ」
優しい声で訊ねられ、シェーラは一度唇を引き結んだ。
婚姻届が出されていたと知ってから、ずっと気になっていたことがある。
結婚するつもりなんて更々なかったが、それはそれとしてかなり気になることでもあった。
意を決して、シェーラは訊ねた。
「キースお兄様、シェーラはバツイチになっちゃうの?」
突然帰ってきた長姉・マリーヌは、シェーラたちからことの顛末を聞くと、眉を吊り上げて激しく憤った。
マリーヌは五きょうだいの次子であり、きょうだいの内では上の方なため、普段は明朗で鷹揚だが、その反面、癇癪持ちでもあり、一度怒りの琴線に触れられようものなら、激しい勢いで怒り出すタチだ。
カンカンになっているマリーヌを見て、シェーラは目だけでリサに指示を出す。
何も言われずとも以心伝心で主の意図を理解したリサは、手際良くマリーヌの分の紅茶の準備を始めた。
昨日シェーラが作ったばかりの薔薇の砂糖漬けは、母だけでなくマリーヌのお気に入りでもあるから、それを浮かべることも忘れない。
花弁を一枚、茶色の海に浮かべると、リサはシェーラへと目配せで合図をした。
「マリーヌお姉様、落ち着いて。お帰りなさい。お姉様のお好きな薔薇の砂糖漬けがあるの。まずは紅茶でも飲んで相談に乗ってくれる?」
シェーラとしても内心穏やかではないが、怒り狂うマリーヌを放っておいても話が進まないことは分かっていたため、とりあえず彼女を落ち着かせることを優先した。
怒ったマリーヌを宥めるのは、一番可愛がられている末っ子のシェーラが適任なのだ。
紅茶を進められたマリーヌは、ぴたりと怒声を放つのを止め、空いている椅子に座った。すかさずにその前にリサがティーカップを置く。
マリーヌは優雅な所作でカップを持ち上げると、打って変わってにこにこと紅茶を飲んだ。
「あらごめんなさい。少し取り乱したわ」
何でもなかったかのように、軽やかに放たれた謝罪に、シェーラたちは安堵した。
マリーヌは激しさこそ納めたものの、怒り自体は鎮まっておらず、また険しい顔をしてキースに訊ねた。
「お兄様、これは一体どういうことかしら? 何故、わたくしの可愛い妹が知らないうちにお嫁に行っているの?」
「説明した通りだよ。アルトゥニス侯爵家の知らないうちに、勝手に婚姻届が出されてたんだ」
「本当にふざけた話──とは思いますけれど、婚姻届って本人と証人の署名があれば、本人でなくても提出出来ますものね。戸籍だって早々確認するものでもないし」
長姉のマリーヌは既に他家に嫁いでおり、今は公爵夫人という肩書きを背負っている。とは言え、嫁ぎ先とアルトゥニス侯爵家の距離が近いこともあり、こうして度々予告なしに帰ってくることも多い。
既婚の身のため、きょうだいの中では一番結婚についての知識はあり、状況の飲み込みも早かった。それと同時に、互いに認め合った相手と結婚したからこそ、シェーラの身に降りかかった出来事に一番憤っている。
マリーヌも交えて話し合いは続く。
「誰が婚姻届を出したの? エドゥーラ伯爵?」
「それはないだろ。勝手に婚姻届を出したのなら、離縁状も勝手に出してるだろうし」
フィーネが根本的な疑問を提示し、真っ先に思い浮かぶ人物の名を上げたが、それはすぐさまキースが否定した。
「それもそっか。とは言え、現状で他に挙げられる名前ある?」
「あっ!」
シェーラが声を上げると、一斉に視線がそちらへと向く。
「シェーラ、心当たりがあるの?」
「はい。アミーカとエリザベス」
シェーラは頷くと、昨日ヘンドリックが口にしていた二つの名前を言った。
「「「誰アミーカとエリザベス」」」
「さぁ?」
ヘンドリックのことすら知らなかったシェーラが、その二人を知るはずもない。
「確か、エドゥーラ伯爵は私との結婚をアミーカが言っていたと。私と離縁出来れば、エリザベスを迎えに行けるとも言ってました」
「とりあえず、その二人については調べるか。カイ」
「かしこまりました」
キースの後ろに控えていたカイは、一礼をすると調査の手配をするために大広間から退出した。
「まぁ、その二人については調査の結果を待つとして、情報を掴んでからエドゥーラ伯爵家とはしっかり話し合わないとな。流石にこれは抗議だけでは済まない」
「当然よ。お兄様、力が必要ならいつでも言って。主人に協力してもらうよう、わたしくから頼んでおくから」
「ああ、ありがとう」
キースはマリーヌに礼を言った。公爵家に助力を頼めるのはありがたい。しかし、アルトゥニス侯爵家は侯爵家の中でも力のある家だ。わざわざ妹の嫁ぎ先に力を借りることはないだろうし、万一、そんな事態になれば、それは今度こそマリーヌが爆発するようなことがあった時だろう。万一を想像し、怒れるマリーヌを必死で宥めている義弟を想像したキースは、恙無く事態が集束することを願った。
「キース兄様、父様たちには伝えたの?」
「いや、手紙を送ろうとしたけど、今から出しても行き違いになる可能性が高いからな」
「ああ。それもそうだけど、帰ってきたら父様たちひっくり返らない?」
「──失神するかもしれないな。一応医師を呼んでおこうかな」
現在、アルトゥニス侯爵家に当主である父と侯爵夫人である母は不在である。
というのも、五きょうだいたちの両親は何年経っても新婚の頃のように仲睦まじく、毎年の結婚記念日は勿論、節目節目にお祝いをしている。
そして今年は結婚三十年目という大節目であり、二人は南の島へ旅行に行っているのだ。両親不在の間は跡取りであるキースが当主名代として、公務を執り行っている。
侯爵でないと手に余るような大きな仕事は父が事前に片しており、キースが任されたのは時期侯爵としての手腕を測るのに適した仕事ばかりだったが、まさかこんな大仕事がやって来るのは流石に想定外だった。
帰ってきたら末っ子が結婚していた上に、離縁したと聞かされた両親を思い、何て伝えたらいいんだとキースは今から頭を抱えたくなった。
「・・・・・・キースお兄様」
シェーラにか細い声で呼ばれ、キースははっと顔を上げる。
今は自分のことよりも、一番不安に思っているシェーラを安心させることが先決だとキースは優しい笑みを浮かべた。
「何だい? シェーラ」
優しい声で訊ねられ、シェーラは一度唇を引き結んだ。
婚姻届が出されていたと知ってから、ずっと気になっていたことがある。
結婚するつもりなんて更々なかったが、それはそれとしてかなり気になることでもあった。
意を決して、シェーラは訊ねた。
「キースお兄様、シェーラはバツイチになっちゃうの?」
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